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組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

駒の調整 (しつこく)再び

2006-01-29 19:38:32 | バイオリンキット
今朝、布団から出るのは厳しい体調だったので、布団に入ったまま新聞紙を引っ張り出して、バイオリンの駒を削ることにした。この前ので十分満足していたのではないかと言われるとそうなのであるが、少し弦のテンションが高い気がして、弦高を下げる調整をしたいと前から感じていたのだ。実際、指板の端で測ると推奨値よりも約0.5mm高くなっているので、調整によって弾きやすくなる可能性があると思ってのこと。

再調整後の駒はこんな感じである。調整前の既出の写真と見比べてみよう。



見比べたって良く分からないかもしれないけれど、実際に楽器を弾くとE線などは前に比べて軽々と弾ける感じになっている。

ついでに、違う角度の写真をもう1枚。



こいつは、良く見るとfホールの中にサウンドポストが立っているのは分かる(はず)

音に変化があったかって? それは聞いてのお楽しみ。
というか、自分では変わった気がするけど、はっきりとは分からないのだ。ただ、E線の下の駒質量を結構丁寧に減らしたのでE線はハッキリクッキリになっているのは確か。
いい音とか悪い音とかになると、弾き込んでみないと何ともいえないし、良くも悪くも自分の音しか出ないのがバイオリンという楽器なのだ(笑)

自作バイオリンで録音

2006-01-21 14:53:51 | バイオリンキット
大胆にもデジタルMTRのポケットスタジオと付録のマイクを用いて、自作バイオリンの音を自分の演奏で録音してみた。良いマイクも使っていないし、設置場所もあまり自由度がないので録音技術としては最低レベルだろうけれど、現在の音(と演奏技術)を記録しておくのも何かしら後で役に立つかも(?)

ただ、gooのブログだと音楽ファイルは置けないようなので、別のサーバにMP3のファイルを置いた。

が!、バイオリンを始めて1年3ヶ月の人間の演奏である。耳を覆いたくなるような下手であるので、それを承知の上、本当に聞きたいと思う人間以外は決して下のリンクをクリックしないように。

音痴になったとか、気分が悪くなったとか、障害を受けた等のクレームは一切受け付けないので、そのつもりで♪

曲はタイスの瞑想曲である。

  それでは、本当に聞く勇気のある人間だけがこのリンクをクリックして欲しい。


バイオリンの調整

2006-01-17 21:49:25 | バイオリンキット
E線の枕を外したことは前に書いたけれど、ついでに駒の上面と前面を少し削って調整した。心なしか、音の張りがさらに出たような・・と、自分では感じている(笑)

削った駒をアップで写真に撮ると、不細工がばれてしまうけれど、こんな感じである。




で、今日、少し練習しようとバイオリンを触ったところ、指板の接着がきちんと出来ていないことに気がついた。前からってことはないと思うんだけれど、指板と棹は塗装をしていないので、汗や結露などの影響でニカワが弱くなることはありそう。
ということで、再度、ニカワを(例によって、炊飯器で)湯煎し、現在、クランプで固定中である。
本当は、弦をとって、ちゃんとクランプすべきだろうけど、面倒なので、弦の上からあて木を当ててしまった。 

バイオリン:E線の枕

2006-01-09 14:50:31 | バイオリンキット
色々なバイオリンの写真を見ると、E線の駒の上に、何か小さな布切れのようなものが置かれていることがある。これを私は勝手に枕と呼んでいるが、金属弦を利用していると細いE線は楓の木でできた駒に沈み込んでいくので、それを防ぐために豚の皮を置くらしい。

自作バイオリンも最初駒にE線が沈み込んでいったので、枕を置こうと考えたが、豚の皮などわざわざ買う気にもならないので、古い牛の皮のカバンの端を少し切り取り、枕にしていた。

バイオリンの先生に音を聞いてもらったときに、「G線は良く出ていますね。あと、E線の音がもっとパーンと出るといいのですけれどねぇ。これ(と枕を指す)、ないと駄目なのかな」と言われた。先生の駒は枕ではなく、何かテープのようなものが張ってある。

で、良く考えてみれば、無制限に沈み込むものではないだろうし、元々、駒が高くテンションがきついときに沈んだのだから、駒の調整が終わった今ではもしかしたら沈まないかもしれないと、色々理屈をつけては、枕を取ってしまった(笑)

昨日、レッスンの時にまた自作バイオリンの音を聞いてもらったけれど、今度は評判が良かった。
「すごく響きますよね~」とのこと。先生のバイオリンよりも胴の厚さがあるので、これが響きに影響しているのかも?
「これなら何十年も使えますよね」って、何十年もこちらの身が持つかどうか分かりませんが・・(笑)

ということで、結構評判も良く気をよくしているのであった。

写真で、指板の端に乗っているのが枕に使っていた皮の切れ端である。

バイオリンキットで同じように苦労している人発見

2005-11-26 16:03:14 | バイオリンキット
私のキットは製作前に散々補修をしていたことは、前に書いたが、今日、たまたま検索していたら、同じようにHOSCOのキットで苦労している人がいるのを発見。
今まで、キットの成功記事はいくつか見つけたことがあったが、キットそのものの不出来について書いているのは見たことがなかったので、なんだか親近感がわく(笑)

自分が製作するときには、友人に勧めるには躊躇するような苦労をしたのであるが、たまたま自分の固体だけが外れ品かもしれないと思っていたが、このブログを見るとやっぱりHOSCOのキットバイオリンキット、オール単板モデルの標準仕様(笑)なのだろう。

これに対して、SUZUKIのキット手作りバイオリンキット 1/2・4/4はパーフリングも外形もいい感じに仕上がっていて、いい。けれど、そのまま作ると木工加工部分など何もないので、それでは面白くない凝り性には物足りないかも。材料は本物なので、あのキットを素材として、表板を外して板厚を調整すればかなりいい音のバイオリンができるだろうけれど。そこまでいくと、これまた人に勧めるのには躊躇してしまうのだ。
(そのままでもちゃんと音が出るし、きれいに仕上がるから「ストラディバリウスを目指そう」という人出なければお勧めです。)

やっぱり、カールヘフナーのキットあたりを買わないと駄目なのかな?とも思うけれど、アメリカの楽器屋で売られているキットなんかはどうなのだろうと、あくまでも安物にこだわってみたりする。

でも、自作のバイオリンは魂柱と駒の調整に散々苦労したし、あちこち失敗だらけだけれど、一応音はでるので、自分用にはこれで十分という気持ちになりつつある。


自作バイオリンでレッスン

2005-11-13 17:29:51 | バイオリンキット
今日はバイオリンのレッスンの日。

今日のレッスンから、自作バイオリンを使うことにした。
エレキバイオリンとは重さもバランスも異なるので、楽器を構える姿勢も変わってしまうので、音程が不安定になりがちで、「全体にフラットになっていきがち」と注意された。絶対音感などないので、一旦ずれるとそのままずれたまま弾くので、いつまでたっても安定しないなぁ。
ミュートをつけないバイオリンで弾くと思い切り大きな音が出て、自分で驚いて弓が止まるというのも問題(笑)

G線の高音側を弾くと音がざらつく感じになるのだけれど、先生から「魂柱の位置か弦の問題かも?」というコメントをもらった。魂柱を触るとまた倒れそうで怖いので、駒を少し前に出してみた。弦はドミナントのものを1セット買っていたので、交換することにしたが、E線は良く鳴っているといわれたので、せこくE線だけは変えずに次に切れたときにでも変えようと思っている。

良い音のバイオリンを一度自分で弾いてみないことには基準となる音がないので、調整なんてしようがないよね(笑)
誰かしばらく良いバイオリンを貸してくれる人っていないものかしらん。

SESSAME合宿の時差ぼけで変な時間に眠くなる1日だった

バイオリンの魂柱調整

2005-11-08 00:03:12 | バイオリンキット
自作バイオリンはE線、A線の音がおとなしかったので、魂柱の位置が悪いと
判断し、位置をチェックする冶具を作成し、魂柱の位置を調べてみた。
すると明らかに、本来の場所より低音側に外れている。

魂柱の調整は魂柱立てで少しずつ動かして行うのであるが、
fホールから魂柱立てを差し入れて多少押してもビクともしないので
力を入れたらパタンと魂柱が倒れてしまった!

魂柱なしで弦を張っていると表板にストレスをかけるので、
あわてて弦を緩め、バイオリンをひっくり返してfホールから
倒れた魂柱を引き出す。

で、次は、これを再び立てなくてはならないのである。

何度やっても(魂柱は一度で立つことなんてないので、何十回となくやっている)、
この作業は慣れないというか、無理だろう普通と思いながら努力する。

fホールの隙間から、魂柱立てに突き刺した魂柱をいれ、狙った場所の近くで
表板と裏板の間に挟むように魂柱を立てるのである。

無事立ったところで、駒の足から右端から0.5~1.5mm、後ろに2~3mmの範囲に
魂柱を移動しなくてはならないのである。

前回、これが後ろに大きくずれていたので、高音がうまく伝わらず
A線、E線がおとなしい音になってしまったので、今回はなるべく
このあたりに持っていく努力をした。

大体あってきたのであるが、後一歩のところで、調整し切れていない。
駒の真下くらいになってしまったので、このままでは高音が出すぎて
硬い音になるだろう。でも、横に動かすのと違い、前後は多少力を
入れると倒れそうな気がして(というか、今日も2度倒している)
中々踏み切れず、結局多少硬い音になるのを覚悟でそのままで
セットアップをすることにした。

無事(?)立った魂柱であるが、音を出しての確認は夜はできないので
また今度のお楽しみである。
カラオケにでも楽器を持ち込めば思い切り音を出せるのであるが、
一人でカラオケに行ったことがなく、近くの店はなんとなく行きにくい。

自作バイオリン完成(一応)

2005-10-23 23:04:21 | バイオリンキット
自作バイオリンのセットアップを行い、音だしをしてみた。
長さの足りない魂柱はとりあえず薄い板をニカワで継ぎ足し、
試行錯誤の上、共鳴胴の中に立てることができた。
(こんな仕組みを考えた最初の設計者はとんでもない奴だ・・)

あちこち傷だらけの自作1号であるが、音を出してみると思ったより
レスポンスもよく、気持ちの良い音が出ている。
(といっても、エレキバイオリン以外の他のバイオリンを弾いたことがないので
完全に主観的な感想ではあるが)

思えば、長い道のりだった。

ただ、ちょっと夜は弾けないほどの音量がでるので、普段の練習は
相変わらずエレキバイオリンでやることが多くなるんじゃないかな?
(といいつつ、この一ヶ月、今日の音だし以外練習なんてしていないのだが)


この写真だけでは小さくてよく分からないので、もう少し後の画像を追加しておこう。

まずは、表面


次に裏面


サウンドポスト(魂柱)

2005-10-22 20:38:27 | バイオリンキット
バイオリンには魂柱という木の棒があり、ブリッジの下くらいに
表板と裏板に挟むように立てるのである。
今作っているバイオリンキットにも当然ながら、魂柱がついていて
その長さを調整して立てるようにと書いてある。

今日は本格的に風邪を治そうと1日家にいたのだが、午後になって
少し調子も良くなってきたので、魂柱の立て方を色々と試していた。

ところが、ここで大問題。

なんと、キットについてきた魂柱は長さが足りず立たないのである。

このキット、最初からぼろぼろであり、補修補修で直しながらここまで
来たのであるが、もう怒りを通り越してあきれてしまう。

実は、指板の先にあるナットも最初から削りすぎで調整不能なものがついており、
キットといいながら、おそらく製品にできない部品を集めた廃品集なのだろう。

こんなのをキットとして売っていたらメーカーの評判は落ちると思うのだが・・

長さの足りない魂柱なんて役に立たないのであるが、新しく手配するのは
大変なので、とりあえず、ニカワで手持ちの木を継ぎ足し立ててみる予定。

削りすぎた裏板は塗装をしたりペーパーがけをしているうちに一部が割れてきた。
これは自分でやったから仕方がないのであるが、裏側から補修をしているから
強度的には問題はないはず。

こんなにぼろぼろで音は期待できないだろうけれど、初めてのバイオリン製作と
してはこんなものかもしれないなぁ~

次はもっとうまくできる・・はず って、いくつ作るのだろう?

shellacとseedlac

2005-10-20 23:14:02 | バイオリンキット
クレモナのバイオリンメーカーたちが速乾性の酒精ニス(セラック)を
使うようになってバイオリンがだめになったと論評した評論家がいたのであるが、
実は、酒精ニスが悪いわけではないと、The Art of Violine Makingには
書いてあった。

ただ、もろいセラックニスが安物のバイオリンに使われ、酒精ニスの
評判を落としたとも書いてあり、どっちなんだ~と思っていたが、
この本で紹介しているニスの作り方を見ると、seedlacを主成分と
しているので、ようするにセラックニスである。

もろいセラックニスというのは、セラックが悪いわけではなく、
おそらく精製不足か純度の低いアルコールを用いたことが原因だと
考えられる。
ちゃんと、メチルかエチルの無水のものを使えば問題はないはずである。

ということで、安心して、楽器の塗装にはセラックニスを用いて良さそうだ。

ところで、セラックニスはどこを調べても速乾性で30分で重ね塗りが可能と
書かれているのであるが、私が使った感じではどうも乾きが悪く、数日経っても
指で塗装面を強く押すと指紋がついてしまう。

どうやら、私が買ったニスは楽器用には濃すぎて希釈して使わないと
だめらしい。しかも刷毛の使い方もなれていないので、結局あちこちと
汚しまくって遠目にはいいけれど、かなり雑な仕上げになってしまった。

次に使うことがあれば、2~3倍に希釈して使うこととしよう。


バイオリンの塗装

2005-10-15 15:04:41 | バイオリンキット
体調が悪いまま、今日はやはり出かけるのは無理そうなので
バイオリンの塗装の続きを行った。
使う塗料はカイガラムシの分泌物を集めたセラックニスである。

ニスそのものに結構濃い色がついているので着色なしでそのまま
ニスだけを塗っていく。

見かけはずいぶんバイオリンらしくなってきた(笑)

ニカワとゼラチン

2005-10-08 18:45:34 | バイオリンキット
実は同じものらしい。
どちらも動物や魚の皮や骨を煮て、ニコゴリを固めたものらしい。

で、楽器の接着剤にはニカワをと書かれているけれど、ゼラチンでも
同じように使えるらしい。

なんだ、それならスーパーで買えるじゃん
と思ったものだった。

夕べは、大学の友人たちと新宿で飲み会。
20年ぶりくらいにあった人たちもいるけれど、みんな変わらない。

話をしていたらあっという間に終電近くで、なんだかもう少し
懐かしい雰囲気に浸っていたかったので、3~4人ほど終電超過組みがでた。
(もちろん、その中の一人)

終電超過組みだけで次の店に行って、これまたまったりと飲んでいたら、
お店は終了ということで、朝の4:30に追い出された。

駅に着くと、もうすぐ始発というU氏は帰ったけれど、
湘南新宿ラインの始発には1時間以上ある。

アルコールはもういらないから、どこか座れるところを探そうと
M氏と二人で明け方の新宿を歩くが、これが思ったよりというか、
とんでもなく人が多いのである。
いったいみんなどこから湧いて出たのかと思うくらい次々と
駅の方に押し寄せてくる人波。

我々は、マクドナルドでコーヒーを頼み、窓の下の人波を眺めていた。

本当にみんなどこから湧いてきたのだろう

ニカワのように固まった足を引きずり家路についた

スプールクランプ

2005-10-05 08:14:39 | バイオリンキット
バイオリンの表板をリムに接着するクランプを作る必要がある。
クランプは32個必要なのだが、とりあえず、
ダイソーで入手した丸棒24mmφ910mm長を60個に切り分け、
穴を開けて、ボルトと蝶ねじで止めることにしている。
買い物はだいぶ前にしていたが、そのときボルトは27個しか
ホームセンターに在庫がなく、在庫のあった蝶ねじは30個
買ってきていたはずであった。

昨夜、ようやく穴あけが終わり、クランプを組み立てていたら
ボルトが終わったところで、なんだかやたらと余った木が多い。
で、クランプを数えたら22個しかできていない?
蝶ねじも残り3個だし、ワッシャの残りもやっぱり3個・・・

ホームセンターの明細では30個になっているのだけれど
なんでだろ??

鈴木楽器製作所のバイオリンキット

2005-10-03 01:59:47 | バイオリンキット
6800円という値段で半完成品として売られているキットである。
裏板を削りすぎ、パーフリングも悲惨になった自分のキットの
保守部品取りとしてもいいかもしれないと購入・到着した。
思ったよりもずっときれいなキットだったので、
部品取りすることは多分なく、一応このまま組み立ててみようと思っている。
余裕ができたら、表板を外し、チューニングをする予定。

このキット、色々な店で売られているみたいだけれど、
作った人の話があまりない。
そういう中で唯一見つけたホームページが
2台のバイオリンである。

実は、販売店には手軽に組み立てができると書いてあるだけで、
材質などの情報が載っていない。
このページを見て初めて、表板も裏板も普通のバイオリンと同じものが
使われていると知ったのであった。
(でも、ホームページと値段が違うのだけれど・・・)

到着して、楽器を見てみると、パーフリングはさすがにきれいに
できている。fホールから楽器の内部を見ると、ライニングは
ずいぶん簡単な取り付け方をしていて、これはHOSCOのキットの勝ち。

振るとカラカラと音がして何かが入っている。
ホールを下向きに何度も振っていると、パーフリングの削りかすが
3個ほど落ちてきた。

そういえばネックが細いなぁと気が付いて、HOSCOのキットのネックを測って
The Art of Violine Makingを読むと、これが仕上げ前の状態だと分かる。

ということは、Myバイオリンキットはさらにネックの最終削りも
しなくてはいけないということか・・・(先は長い)

ダイソーで丸棒を購入し、これを60個に切り分けた。
クランプを32個作らなくてはいけないので、まだ4個足りないが
30個で我慢してもらおう。
鋸で丸棒を切るのも大変だったが、この60個のパーツに穴を
あけることを考えると気が遠くなる。

バイオリンキット製作は先が長いのであった。

パーフリング埋め込み

2005-09-28 09:32:05 | バイオリンキット
バイオリン製作は少しずつしか作業はできないけれど、多少は進みつつある。
表板のタッピングトーンはほぼOKと判断し、バスバーを取り付け、
パーフリングの埋め込み作業中。まだ表の半分だけだけど、
パーフリングを埋め込むととたんにバイオリンらしく見えるのが不思議。

パーフリングは木工アイロンで曲げるのであるが、そんなものはないので
ヒートガンの先を使ってゆっくり曲げていく。
エッジのところは二つの曲線が合わさるようにカットするのだが、
これはとても難しく今のところ多少のずれがどうしても出てしまう。

この作業、一日に板の半分が精一杯だねぇ・・

電子ピアノにメトロノーム機能がついていて、
昨夜、バイオリンの曲をメトロノームに合わせて少しだけ合わせてみた。
今まで自由奔放に弾いていたのが、とたんに難しくなる。

実は、楽譜は見ているのであるが音程しか見ておらず、音の長さは
耳で聞いて覚えた楽曲に頼っていたのだった。
クライスラーも川端成道もかなり崩して弾いているのと、
頭の中では勝手に自分の印象で緩急がついているので、
楽譜にあわせて本当のテンポで弾こうとするとイメージとまるで違う曲に
なってしまいとても難しい。

昔から、きちっと決められた枠にあわせるのは苦手なのだった(笑)