組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

sfl2vl新機能

2006-12-28 19:15:45 | Weblog
Verilogのパラメータを用いた外部モジュール(FPGAなどによくある奴)のパラメータ設定をするための構文を導入した。

declar文において、パラメータを宣言する。

許されるパラメータは2つ

param_str
param_int

これらは、文字列パラメータと整数パラメータに対応する。
ここで、普通なら、declearで宣言した外部端子のビット幅等もパラメータで記述したいと考えるだろうが、それは、まだ未対応である。FPGAなどの外部モジュールを使うときには、SFLのビット幅は関係なくなるので、問題はないはず。
気持ち悪いので、長期的にはサポート予定だが、とりあえずは困らない。

いつか分からないが、パラメトリックなSFL合成をサポートする時に合わせて対応する予定

サブモジュールのインスタンス生成時にパラメータを引数で与える。

たとえば、次のように使う。

declare testparam {
param_int N,M;
param_str CA,B;
input a;
output f;
}

module main {
testparam a(N=5,CA="ABC" ) ;
testparam b,c ;
}

なお、今回のバージョンは充分なデバッグがなされていないので、テクノロジープレビュー版扱いである。
非商用ライセンスの制限を大幅に緩和し、余分なメッセージが出るほかは、最適化もビット幅も正規版と同じ扱いとした。

確定申告

2006-12-27 22:18:25 | Weblog
会社の決算が10月末なので、今月が確定申告の締め切りである。
ということで、決算を行い確定申告をしてきた。

たいした活動もしていないので、当然ながらトータルで赤字なのだが、多くのタックスヘイブンの国と違い、日本では赤字でも法人住民税がかかる。

しかも、税金は損金不算入なので、赤字の癖に、確定申告上は利益計上がされたように見える。

もちろん、前期からの繰越欠損が大きいので(笑)、トータルとして利益が出るわけではなく、繰越欠損が控除されていくだけなのだが、気持ち悪い。

いつもは、税務署、県税事務所、町役場と3箇所を回らされるのであるが、今日、最初に税務署に行ったら、県税事務所と町役場が出張してきていて、一箇所で全て済んだ。少しだけ、マシになったか・・だが、これっていつもいるわけではないだろうから、本当に最後の最後に行った場合だけの特例なんだろうな・・

Linuxカーネルセミナー

2006-12-21 21:44:14 | Weblog
某社の4日間研修コースの講師を3日分やってきた。
Linuxカーネルの膨大な機能を考えると、4日間で出来ることは、ごく限られているので、4日間でなるべく効果が上がるように的を絞って講座計画を作っている。
コースも数回を数え、色々な意見をフィードバックしながら、進め方を工夫しつつあり、今回、自分では全力を出し切った感じがある。

この分野にはあまり関わったことのない人たちもいたが、受講生達も、よくがんばってくれた。本日の最終課題、少し時間オーバーにはなったが、全チーム、結果を出せて気持ちよく終了できた♪

が、講師からの見方と、受講生からの見方は当然違うので、受講アンケートの結果は・・やはりいつでも心配。

1日8時間、大きな声で話しっぱなしは、体力的には厳しく、4日のうち、中日の1日を他の人にお願いしているが、2日連続の2日目は最後の方はフラフラだ。だが、集中でやらない場合、宿題や朝の集合が仕事の都合でまちまちになったりということがあったので、厳しくても集中で開催する方が良い。

自宅から研修所まで約2時間かかり、朝の9時スタートなので、夜明け前から活動を開始するが、昨夜は某S******の忘年会が本郷であり、せっかくの機会なので、夜は東京で宿泊にした。

普段、飲み食いに大金を使う習慣のない私は、「これで、こんなに高いの?」とびっくりしたが、東京ではそんなものなのか・・
しかし・・・5千円もあったら、ちゃんとしたコース料理を食べにいけるのになぁ・・ 忘年会で、みんなと話をするという付加価値があるから、参加するけれど、ただの飲み会だったら、この値段はちょっと・・と思うのであった。