組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

鈴木楽器製作所のバイオリンキット

2005-10-03 01:59:47 | バイオリンキット
6800円という値段で半完成品として売られているキットである。
裏板を削りすぎ、パーフリングも悲惨になった自分のキットの
保守部品取りとしてもいいかもしれないと購入・到着した。
思ったよりもずっときれいなキットだったので、
部品取りすることは多分なく、一応このまま組み立ててみようと思っている。
余裕ができたら、表板を外し、チューニングをする予定。

このキット、色々な店で売られているみたいだけれど、
作った人の話があまりない。
そういう中で唯一見つけたホームページが
2台のバイオリンである。

実は、販売店には手軽に組み立てができると書いてあるだけで、
材質などの情報が載っていない。
このページを見て初めて、表板も裏板も普通のバイオリンと同じものが
使われていると知ったのであった。
(でも、ホームページと値段が違うのだけれど・・・)

到着して、楽器を見てみると、パーフリングはさすがにきれいに
できている。fホールから楽器の内部を見ると、ライニングは
ずいぶん簡単な取り付け方をしていて、これはHOSCOのキットの勝ち。

振るとカラカラと音がして何かが入っている。
ホールを下向きに何度も振っていると、パーフリングの削りかすが
3個ほど落ちてきた。

そういえばネックが細いなぁと気が付いて、HOSCOのキットのネックを測って
The Art of Violine Makingを読むと、これが仕上げ前の状態だと分かる。

ということは、Myバイオリンキットはさらにネックの最終削りも
しなくてはいけないということか・・・(先は長い)

ダイソーで丸棒を購入し、これを60個に切り分けた。
クランプを32個作らなくてはいけないので、まだ4個足りないが
30個で我慢してもらおう。
鋸で丸棒を切るのも大変だったが、この60個のパーツに穴を
あけることを考えると気が遠くなる。

バイオリンキット製作は先が長いのであった。


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