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組み込まれたエンジニア

我輩は石である。名前はまだ無い。

理系思考 エンジニアだからできること

2005-12-03 19:53:03 | 読書感想
アマゾンはデータマイニングでユーザの過去の購入履歴から推薦書を提示するんだけれど、これが中々心をくすぐるものが多く、商売上手だ(笑)
「理系思考 エンジニアだからできること」という本を見つけて、これもユーザの書評を読む限り面白そうである。
もっとも書評だけで買ってひどい目にあったことも何度もあるので、必ずしも書評が良いからといって手をつけてはいけないのであるが・・・

思わず、購入手続きをしてしまっている自分がいるのであった。

野獣系でいこう

2005-11-19 08:15:27 | 読書感想
このところ、電車の中で読む本として宮台真司の野獣系でいこうを読んでいる。

この本、社会学に関連した対談の本なのであり、見開きの端に大きくそのページに出てくるトピックスが書かれている。
で、そのトピックスがテレクラであったり、出会い系であったりもするのである。もちろん、社会学としての普通の話も出ているのであるが・・

夕べ、帰りの東海道本線のボックス席の中で本を開いたら、前に座っていた女性が立ち上がって他の席に移動してしまった。ボックス席には私と彼女だけで悠々座れていたが、おそらくそのときに開いた本のトピックスがテレクラの話だったので、あらぬ疑いを持って移動したのだろう(笑)

この本は、結構刺激的な話題が多く、中でも、キャスターの宮崎緑との対談で、宮台氏が「女性経験は軽く3桁はいってますね」と言った時に宮崎が驚いた様が目に浮かび、ぜひ生で対談の様子を見てみたかった(笑)

[SF] ジェームズ・P・ホーガンの「揺籃の星」

2005-11-05 16:59:05 | 読書感想
最近、東京に出張が頻繁にあるため、電車で読む本として、J.P,ホーガンの
揺籃の星(上)
揺籃の星(下)
の2冊を買ったのであるが、昨夜、読み始めたら止まらず、結局朝の4時までかけて
一気に読んでしまった。これでは、出張用の本をまた買わなくては・・(笑)

ホーガンのSFは結構お気に入りで、何冊も読んでいる。
今回のは三部作の1作目ということなので、しばらくは楽しめるのだろう。

今回は、「衝突する宇宙」のヴェリコフスキーの話をベースに、論を進めている。
SFの醍醐味は「本当らしさ」をベースにマジシャンのように観客を
違う世界に引き込むことであるが、揺籃の星では解説にも書いてあるように
「本当らしさ」というところで、?を禁じえない記述もあるのである。
ところが、そんな懸念を吹き飛ばすかのように非ユークリッド幾何学の
世界のように常識を否定するところからスタートして新たな体系を
構築する試みが行われているこの本の話の流れに身を任せ漂っていくのは心地よい。

(ガス型の惑星から地球タイプの惑星が生成されるのはやっぱり不自然だとは思うが・・)

悪の恋愛術

2005-08-15 13:38:40 | 読書感想
ツールのコンパイルを3回もやり直している間に、東京駅で車中読書のために買った
悪の恋愛術
を読み終わってしまった。
この本は、共感できるところも多いのであるが、個別の話を一般化する
論理の立て方に強引さが目立ち、全体的に怪しげな本の粋を出ない

もっともタイトルからして怪しげなのだが 笑

のだめカンタービレSelection CD Book

2005-08-11 06:05:23 | 読書感想
のだめカンタービレに出てくる曲を集めたCD付きの書籍が出ている。

Selection CD Book

漫画を読んで、この曲はどんな感じかなぁと思っている人も多いかもしれないけれど、
こうやってまとめてくれると色々なCDを買いまくらなくていいから、にわかクラシック
ファンにはちょうどぴったりかも?


戦艦大和復元プロジェクト

2005-07-27 07:01:35 | 読書感想
戦艦大和復元プロジェクトと書かれると私の世代は「宇宙戦艦ヤマト」を思い浮かべてしまうが、
この本は、実際に呉の大和ミュージアムに展示される1/10スケール大和建造の
ドキュメントである。

東京までの電車の往復では少し時間が足りず、家でも最後の章を読んだが、
模型という枠を超えたすばらしいプロジェクトである。
遠くない将来にぜひ大和ミュージアムには訪れてみたいものだ。

機械時計

2005-07-19 08:37:49 | 読書感想
大人の科学の機械時計の号は、ちょっと面白そう。
写真だけだと質感が分からないから、インテリアにもなるのかどうかが不明だから
そのうち本屋さんで探してみよう。

でも、1,800円だから遊びで買ってみるのもいいかもしれない。

と、少しずつ物が増えていくのであった・・

アダルトピアノ

2005-07-19 01:05:31 | 読書感想
アダルトピアノを往復の電車で読みきった。
電車の往復で読むにはちょうど良い分量と軽い文体なので、楽しく読めた。

この本、副題が「おじさん、ジャズにいどむ」なのであるが、内容的には
「おじさん、軟派にいどむ」と改定したほうが良いかもしれない♪

女性にもてたいというのは、気持ちとしては分かるし、多少はスパイスとしていいけれど、
それをモチベーションにがんばったというのを本全体に渡って書き連ねるというのは
やっぱり行き過ぎじゃないのかなぁ。

こう書くと、「いちゃもんをつけたがる、女にもてない典型的なタイプ」と
烙印を押されそうだね(笑)


Executable UML

2005-07-15 08:55:07 | 読書感想
Executable UML実践入門という本をしばらく読んでいた。
この本、モデリングでのクラス作成という意味では大変面白く、役に立つのであるが、
どうやってExecutableのコードにつながるのかが不明で、昨日の会議で
訳者の方が隣だったので聞いてみた。

そしたら、実際に実行コードを出すまでにまだ2ステップくらいの手順を踏む必要があって、
原作者がその部分を中々書いてくれないんだそうだ。話を聞いたら納得。

疑問に思ったことを著者や訳者に直接聞ける立場はラッキーだね。

先日、帰りの電車で一緒だった人が、
「せっかく××さんに直接質問できる機会があるのに、セミナー参加者は質問しないんですよ~」
なんて話をしていたけれど、技術者の気質として唯我独尊的なのが多くて、人に聞くと
自分の価値が下がるとでも思っているのかもしれない(笑)

手作りスピーカーの本

2005-07-15 08:28:17 | 読書感想
大人の科学のメールマガジンに、
手作りスピーカーの本が紹介されていた。
記憶にある限り、コノ手のユニットまで手作りのキットというのは、昔、パイオニアか
三菱が16cmのユニットを出していただけだったような気がするから、仕組みの理解には
とてもいいような気がする。

もっとも、仕組みを理解するには、既存のものをばらしてもいいのだけれど(笑)、
ばらすと構造は分かっても動作するという感激が少ないからね。

大人の科学は中々面白いものを出してくるのがいいね。

このキット、ステレオにするには「本」を2冊買う必要があるのが難点か・・

アンドロイドの脳

2005-06-28 08:36:28 | 読書感想
アンドロイドの脳という本を読んだ。

これは、ルーシーとい類人猿の姿の人工頭脳を作り出そうと努力するスティーブ・グランドの書いた本。

古典的な人工知能の理論から離れ、多くのコネクショニストたちの方法論とも離れ、知能の働きを持ち前の観察眼で分析しながら、実際にコンピュータのプログラムに変換していく過程をストーリー化している。

こう書くと、難しそうだが、彼が言いたいのは、人間とは何か、知能とは何かをルーシーの製作を通じて探求しているということだ。本の中にプログラムなんて全く出てこないので、ルーシーのコピーを作りたいという向きには不満があるだろう。

彼がやっていることは、宗教関係者から糾弾されるのであるが、彼の宗教に対する考え方は驚くほど私自身の考えに似ている。

また、意識を物体と独立した存在として考える宗派に対しては、本書に示されるダグラス・アダムスの言葉
「卓越した有機体の成果である、複雑ですばらしい意識を、大きさも質量もないたんなるゼリー状のものへと格下げすることは侮辱にほかならず、また、なんの説明にもならない。」
を送りたい。

彼は減っていく銀行預金と戦いながら、独力でルーシーの開発が続けているが、こういった努力が何かしらのサポートを受けられるような世の中になって欲しいものだ。

小説家を見つけたら

2005-06-13 07:26:03 | 読書感想
このところ、前に買ってあった本
小説家を見つけたら
を何度か繰り返し読んでいた。
この本は、同名の映画
小説家を見つけたら
の原作である。言葉を紡ぐ力を持つものと持たないもの。持つものに憧れをいだき
夢破れたもの。年齢を越えた友情。
さまざまな要素が入り混じったストーリーは、ものを書くことを
多少なりとも経験した人間から見ると共感を覚えるところが多くすばらしい。

言葉の機微を味わうには多少の誤植がある訳本よりも、原作の方がいいのかもしれない。

実務で役立つ?WBS入門

2005-04-20 08:08:27 | 読書感想
書評を見てアマゾンで購入した本がまたまたはずれ。
WBSなどの手法は勉強のつもりで本を読んだら役に立たないよなぁ・・と
実感できるという意味ではいいかもしれない。
やはり使ってなんぼの世界である。

MDDはほったらかしでいいのかなと、一昨日、昨年の実行委員長と話したら
実行委員長から連休明けに報告を出すようにとのお達しが来た。
全体のスケジュールがあきらかになっていないので、各委員は仕事の優先度を
つけにくいよね。

プロジェクトとしてWBSを提示してみるべきかも・・
この本を実行委員長に進呈しようかな :-)