
井上陽水コンサートツアー2008♪
名古屋の国際会議場センチュリーホールへ行ってきました。陽水ファン歴もようやく20年。陽水さんは来年でデビュー40年。アンドレカンドレとしてのデビューが69年なんだね。
導入部にMake‐up Shadowや、飾りじゃないのよ 涙は という都会的な歌を持ってきました。
全体的に有名曲を押さえながらもこだわりの選曲も冴えてます。
陽水さんのフォークソングを集めたライブアルバム「弾き語りパッション」を買うために開場前から並びました。会場限定先行発売たから。
そのアルバムとは内容をかぶらないように今回のライブはニューミュージックが多かったなあ。それも超2枚目路線。かっこいいんだけどちょっと気取った歌で小さなミスが目立つ危険が…。
マニアックな見方ですが、今日の喉の調子はどうかな?っていうぐらい聞き込んでるファンなんで。
振り返ってみると…
陽水ライブ初体験は92年。陽水さんが45才。脂がのってた最高のライブでした。そのときの陽水さんの声はハイトーンで脳天に直撃する感じでした。耳が痛いぐらい大きな声なのにそれがたまらなく快感。
60才の陽水さんにそれを要求しても無料な話ですよね。
今日のライブも十分うまかったよ。表情も豊かでボイストレーニングもしっかりした感じで。
途中、黒田節と炭坑節も歌ってくれました。なぜかいつもの歌声とは違って普通のおじさん声。
美空ひばりさんの
ちょいとお待ちよ 車やさん♪
とかも良かったなあ。美空ひばりさんのカバーもちゃんとやるより、ちょっとだけ遊びで♪っていうのが良いんだよねえ。
あんまりカチッと2枚目を歌うよりわいわいと楽しく歌えるといいんだよなあ。
中盤はかなりリラックスして歌ってました。
肩の力が抜けた陽水もいいなって思えました。
最後の方でちょっと声が詰まってハラハラ。
代表曲の「氷の世界」が前半ハーモニカなしで、えっ!ないの?って思ってたら最後の方で吹いてくれました。
アンコールは夢の中へが盛り上がったなあ。
最後はアジアの純真で締めて欲しかったけど、いっそセレナーデでした。いっそセレナーデは
♪泣こうか♪
って部分で本当に声を詰まらせて泣いてました。感無量です。
このあと家についでから弾き語りパッションを聞かなくちゃ。