看護部の日々。

井上病院で働いてみたい方からのメッセージをお待ちしています。

天使の羽が見えました。

2011-07-30 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


7月26日、一日看護師体験のために井上病院を訪れてくれたのは
北摂方面のM高等学校の生徒さんでした。
2年生が2名と3年生が2名の、合わせて4名。

この日も朝から非常に暑く、汗をかきかき来てもらいましたが
あまりゆっくりもしていられません。
一息ついたところで さっそく白衣に着替えてもらいましょう


記念にパシャッ


午前午後合せて3時間半程度を、病棟で。


そして、最後にまとめの会。
生徒さんについてくれた看護師さんにも参加してもらいました。


3年生からは、いよいよ進路決定の時が近づいてきている
という雰囲気が伝わってきます。
昨年も違う病院で一日看護師を体験したとのことで
その記憶も呼び起こしながら、より現実的に
"看護師" という職業を見つめているようでした。

2年生は、初めての看護師体験ということで
次々と出会う事柄のすべてに興味津々! といった感じ??
「残存機能を衰えさせないようにすることも大切」なんて
健康な日常生活を送っていると あまり考えないですもんねぇ。

そして、どの生徒さんからも聞かれた感想は・・・
看護師さんと話している患者さんが楽しそうで、
  触れあったり話したりということも含めての看護だと感じた。
患者さんに必要なのは看護師が運ぶ薬だけじゃない
  (コミュニケーションも大切!)と思った。

これらの言葉を聞いて、その場にいた全員が大感激
うんうん! みんな素敵な看護師さんになれること請け合いだよぅ
(アカフチが請け合っても頼りないですか? 汗)


看護部長が病棟で見かけたという
 患者さんの肩からハラリと落ちかけたタオルケットを
 横からそっと掛け直してあげていた
そのやさしさを忘れないでね~


それでは、また~


迷わずにすむために。【看護過程勉強会】

2011-07-28 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


7月26日(火)の夕方より行われた勉強会をご紹介します。
教育委員会の看護過程分科会が主催した勉強会で
看護大学より講師を招き、看護診断 について講義していただきました。
題して「迷っていませんか? 看護問題(ND・NC・PC)」
この勉強会は 1年に1~2回のペースでほぼ定例化しており、
今回でもう7回目? 8回目??
毎回少しずつレベルアップしていますよん


委員さんが集まって、開始前の最終打ち合わせ?

電子カルテの導入により様々な看護支援システムを
活用できるようになりますが、
記録が手書きからパソコン入力になって楽チン~ 
と安心しているわけにはいきません



記録が楽になるからこそ 端末上でのクリックひとつひとつを
真の根拠ある ポチッ にしなければ看護問題は明確化されません。
看護診断は、これまで以上に重要課題のひとつとなってきますね。
いつも以上に私服姿の参加者が目立ったのは、
そのあたりの重要性を理解して休みを返上したスタッフが
多かったということの表れカモカモ


今回は院外セミナー(当院副院長が講演しました!)と
スケジュールが重なったこともあり
どちらに出席しようか迷ったスタッフもいたかと思いますが、
各々の専門性から
病棟看護師は院内のこの勉強会に
外来や透析室の看護師は院外のセミナーに
出席した人が多かった・・・の・か・な?


それでは、また~



ぴっちぴち♪

2011-07-26 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


なんだかすっきりしないお天気が続く、大阪府吹田市。
曇ってるな~と思っていたら晴れてるし
晴れてきたやん? と思ってる間に再び曇り空。
晴れても曇っても暑いことには変わりないなら、
いっそスカっ晴れてほしいなぁ。。。




井上病院ではちょうど今、4名の高校生が一日看護師体験中です。
学生のうちに自分の興味ある職場を体験できるなんていいですねぇ。
職場体験学習なんてない時代に育ったアカフチからひと言、
「うらやましーーっっ」。

・・・と思っていたら、おや?
一日看護師体験って、いわゆる 職場体験学習 というのが
ポピュラーになるよりも もっと前から行われていたみたいです??
看護部長や副看護部長に尋ねてみたら
「そうねぇ、20年くらい経つかな? いや、15年くらいかなぁ。」
ちょっと~ 二人ともあやふやや~~ん

で、PCの陰からモノ欲しそうにじっとり見つめていたら、
大阪府からの依頼書をゴソゴソしてくれました。(笑)

大阪府では平成3年から!
ってことは、なんと今年で20年目
そんなに歴史ある事業だったとは、驚き~。

高校生時代のほんの一日の体験が 彼女たちの将来に
どれだけの影響を及ぼすかはわかりませんが、
夏休み中の貴重な一日として
有意義に過ごしてもらいたいと思います


それでは、また~


さすがに、夏場はツライよね~。【BLS研修】

2011-07-23 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


「備えれば備えるほど台風は逸れていく」
というコトワザがあるかどうかは知らないのですが・・・
なぜだか良く晴れた7月20日の午後、
今年度2回目のBLS研修が行われました。

お子たちの学校都合で出勤(=研修に参加)できなかった
スタッフもいたので、急きょ 新卒看護師さんも招集~
今回の参加者は計12名ということで、
モデル人形のMr.CPRは 1号・2号・3号に出動を要請。




ま、内容としては 前回の研修 と変わらないのですが・・・(汗)


まずは、インストラクターのお手本から。
心停止の確認/気道確保/人工呼吸



いざ実習!





自らのアゴを差し出すの図?


そして、体力勝負の胸骨圧迫100回にトライ!
100回以上/分 のペースを、身をもって体験してもらいます。

こちらも同じく、お手本を確認したあとで・・・





髪を括っていたゴムもフッ飛ばし


AEDの使用方法についての講師は、臨床工学技士さんです。
(前回の記事では、痛恨のカメラ電池切れにより
 AEDの説明以降の写真がありませんでした



 この研修で使うためにAEDの訓練用モデルセットを
 取りに行ったら、保管場所にないっ
 あわてて本体と電極パッドだけのチビセットを
 かき集めて持ってきたんです~

なんてことがあったらしく
「確認不足でした・・・」と、冷や汗を拭っていました。

が! 
「ブログに載せるのに良いエピソードでしょ」
だって。
きーーっっっ

ということで、AED使用について今回は
大柄なMr.CPR1号を振り回しつつの講義となりました(笑)
ホントはこんな彼 が登場するはずでした~。

傷病者が・・・
*身体が水で濡れていたら?
*ペースメーカーを植え込んでいたら?
*ピアスなどのアクセサリーをつけていたら?
*より密着したアクセサリー? をつけていたら??
*経皮的薬剤を使用していたら?
*小児だったら?
*妊婦さんだったら?
*下が水で濡れていたら?
*金網等の上でだったら?
・・・等々、ケースごとの説明も。


ただし、AEDが「身体から離れて!」という時以外は
CPRを止めてはいけません。
救急車が到着するか、傷病者の意識が回復するまで
ひたすら・ひたすら・ひたすらに・・・!


そうそう、この調子で!
・・・同じ写真じゃシツコイですか?(笑)


今回のBLS研修、なんと驚いたことに
新卒看護師さんの取り組みが特に素晴らしかったです

最後に 参加者全員の中から選ばれた数名で
救急場面での連携シミュレーションを行った時にも
堂々とリーダーシップを発揮し、
その日の研修成果を披露していました。

頼もしい新人さんの姿に、皆の期待も より高まったようですよ



それでは、また~


台風一過・・・した?

2011-07-21 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


台風6号の襲来に、あんなに備えていましいたが
当の7月20日は「台風ドコ?」な感じでした。
というか、むしろ朝から晴れていた・・・

ただ、舗道には木の枝やら何やらが転がってたので、
夜中にそれなりの強風は吹いていたようです。
そして、朝7時の時点で暴風警報は解除されないまま。
当然ながら学校等は休校となり、
何名かのスタッフは勤務を休まざるを得ませんでした。


台風の代わりにやってきた夕焼け。
見上げてあわてて撮ったので、ボケてるわ歪んでるわのイイとこなし(涙)



そんな昨日は、今年度2回目のBLS研修が行われました。
台風のせいで勤務できなかった何名かのスタッフが
参加予定者に含まれていたので、
空いた枠に新卒看護師さんが急きょ参加!
いえ、4月のオリエンテーションにもモチロン参加済みですけど
何度訓練したって悪いものじゃないですもんねっ

この研修の様子は、次回(?)の更新でお知らせしようと思います。


↑AED操作の講師として登場予定のカレ。
(いえ、撮ってって言うから~。笑)



それでは、また~


嵐に備えて。

2011-07-19 | アカフチは見た |_・) 

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


台風6号が接近中です。



午前中は激しく降っていた時間帯もありましたが
今はだいぶ小降りな感じ。
風もほとんど吹いてないので、これぞまさしく 嵐の前の静けさ
ただ、明日20日午前9時頃の予報をみると
吹田市辺りはしっかり予報円に引っかかっちゃってます。。。

井上病院にはママさんナースが多いので
気象関連の警報が発令されて保育園や学校が休校になれば
出勤できなくなる看護師さんの人数もそれなりです。
ということで、今日はどの部署も
明日の勤務調整でてんやわんやのようでした
臨時の保育室も用意されるみたいです。

また、250名以上の患者さんが来院を予定している
外来透析の方も、アレやコレやと事務部も含めて大忙し

・・・とか言いつつ、いざ当日になってみると
「一時はどうなることかと思ったけれど、大丈夫だったね~。」
なんてケースが多いような気がしませんか?
今回も、そんな取り越し苦労で終わることを祈りたいと思います。



それでは、また~


肩の荷を下ろすと、甘いものがほしくなる?

2011-07-16 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


7月14日(木)~15日(金)の二日間にわたり
東京で開催された第61回日本病院学会ですが、
井上病院からの参加一行が無事に(! 笑)帰ってきました。

発表の方は・・・
 
職場復帰支援講座への取り組みについて【副看護部長】
シャント血流を妨げることなくカテーテル自己抜去を防止するための工夫について【病棟】
月次決算完成の早期化に関する取り組みについて【財務課】

といった内容の計3題でした。






副看護部長曰く、
「発表自体はうまくいったけれど、時間の都合だったのか
 十分に質問をお受けできなかったのが唯一の心残り・・・かな」
それでも、後を追いかけて質問して下さった方もいらしたとか。

ちなみに、職場復帰支援講座をテーマに
ポスター発表していた施設もあったとのことで、
興味深~く聞いてきたそうです。
その辺りは、あとでアカフチもじっくり聞かせてもらおっと

発表が済んでからは自分が聞きたい発表や講演を回るのに
大忙しだったようですが、その中でも 
記念講演で聖路加国際病院の御年99歳日野原先生が
1時間近くも ずっと立ちっぱなしでお話しされるほどお元気だった
なんて様子を聞くと、なんだか嬉しくなっちゃいました


そうそう、今回のお土産話で最後にビックリしたことは・・・

事務部副部長のハンパない甘党っぷり
(いえ、まぁ、甘いモノ好きと聞いてはいましたけれどね~)


こんな写真載せて叱られちゃうかな




それでは、また~


真夏の学会といえば。

2011-07-14 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


今日の吹田、多少雲がかかっているものの良いお天気。
つまり・・・暑いです



以前に一度書いたことがありました が、今日と明日の二日間
東京で 第61回日本病院学会 が開催されています。
井上病院からは 看護部が2題、事務部が1題の計3題を発表します。
看護部の1題と事務部の発表は今日の午後ということで、
発表者の二人、今頃は心臓バクバクのピークかな?
お昼ご飯、ちゃんと食べられたかな??

看護部のあとの1題は明日の朝9時スタートのグループなので
こっちはこっちで、今夜寝られるかな? って感じですね
どうかみんなの発表がうまくいきますように
なぁに、たとえ口から心臓が飛び出しても スグに押し戻せば大丈夫



それにしても~~
一昨年2009年の熊本の時は、豪雨で鉄道がストップしたために
参加した一行は帰阪できずに列車ホテルで一夜を過ごし・・・
去年2010年の岐阜の時は、まさにこの日のこの岐阜県で
この年の7月の観測史上一番となる最高気温39.4℃を記録・・・

日本病院学会って、天候に翻弄させられがちな何だか大変な学会?
な~んてイメージを隠し持ってるの、アカフチだけかしらん



それでは、また~


 


大いに体験していただきましょう。

2011-07-12 | 看護部の日々。
こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


今日の吹田は、なんだかどんより。。。



さてさて。
7月もぼちぼち半ば・・・学生さんたちはもうすぐ夏休みですね。
ということは、つまり?
そう! 一日看護師体験の時期がやってきました

去年は1校から4名の生徒さんが来てくださったのですが
今年はなんと2校の申し込みをお受けすることに
7月と8月、それぞれ3~4名の生徒さんが来てくださるそうです。

診察を受けるために病院を訪れることはあっても
内側から見る機会というのはそれほど無いと思います。
実際に看護師を目指している学生さんが来られるのか
どんな仕事なのかとチョット興味ある学生さんが来られるのか
その辺りはまだわかりませんが、
病院ってどんなところ? 看護師ってどんな職業?? と
可能な限り、見て触れて
文字通り体験していただきたいと思います。
どんな学生さんが来てくださるか、今から楽しみだなっ



それでは、また~


意見交換は超活発!【看護助手研修】

2011-07-09 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


あ~んな記事 を書いたその翌日に、いきなり梅雨明け宣言だなんて!
なんだか自分が、オオカミ少女になったような気分です



そんなモヤモヤをどこにぶつけようかと迷いましたが・・・
当然ながら、今回の記事にエイヤッ(笑)


一日中 雨降りに見舞われた七夕の午後、
今年度最初の看護助手研修を行いました。

今回の研修は二本立てです。
まずは看護部長による講義で、
看護補助者業務と診療報酬の関わり
今年度の看護部目標について
といった内容でした。



この形態の看護助手研修は、昨年より本格的に始めたところなので
内容の方も 助手さんたちにはまだまだ新鮮な様子。
誰もが真剣に聞き入っています。

後半は、看護助手研修では初めてのグループワーク。
自分たちの業務をよりレベルアップさせるための現状見直し
などについてディスカッションしました。

看護助手さんは、当然ながら看護師の指示の下で業務を行っていますが
自分たちの業務範ちゅうがどこからどこまでなのかを正しく認識し
患者さんの安全を守ると同時に、自らの安全をも守りながら
業務を遂行しなければいけません。
これらのことも含め、改めて考え直す機会となったのではないでしょうか。

それにしても・・・
司会者が「それではグループワークを」と言った途端に
まぁ、しゃべるしゃべる
看護部長はじめ、グループ間を巡回していた教育委員の看護師も
そのパワーに圧倒されていたような?
若干1名混ざっていた 若い男性の助手さんも、タジタジタジ・・・。
平均年齢が少々高めということも関係しているのでしょうか



でも、そんな生き生きとバイタリティ溢れる助手さんだからこそ
患者さんにとって安心できる存在なのでしょうね



それでは、また~