看護部の日々。

井上病院で働いてみたい方からのメッセージをお待ちしています。

一年生の卒業式。【新人看護職員臨床研修修了証書授与式】

2011-03-31 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


井上病院に入職してこられる看護師さんは圧倒的に中途入職の人が多く
従って、新卒の看護師さんの入職は・・・稀。

が! 実は昨年4月、井上病院にも初々しい新卒看護師さんが2名
入職してくださっていたんです。
ちょうど 新人看護職員の卒後臨床制度 が努力義務化された
タイミングでもあったことから
当院看護部でも【新卒者を育てる会】を発足し、
この制度に則ったガイドラインを活用して
一年生看護師さん2名の教育を一年かけて行ってきました。

そして今年度ももう終わり・・・
つまり、一年生卒業です!(日本語オカシイデスカ? 笑)

というわけで 昨日3月30日、2名の一年生看護師さんに
当院の新人看護職員臨床研修の修了証書が授与されました。


病院長より修了証書授与

病院長以下、看護部長/事務部長/理事/看護師長/研修担当スタッフ等
二十名近くが列席しての授与式。
他部門の師長さんも時間を割いて駆けつけてくれて、
厳かな中にもアットホームな雰囲気があふれていました。

証書を手にした一年生2名がそれぞれの思いを少し述べたのですが
そうそうたる顔ぶれを前にして臆することなく、
一年間過ごしてきた感想や感謝を 自分の言葉で述べた
その姿の堂々たることといったら!
もはや、一年生のそれではありません。
特にこの2名直属の師長さんや先輩看護師さんは感慨深げでした。
じぃぃーーん


・・・と感慨にふけっている間もなく、明日はたちまち4月1日!
嬉しいことに、再び新卒の看護師さんを迎えることとなりました。

ということはですよ?
井上病院看護部の 新人看護職員臨床研修制度も、より一層
磨きをかけての再スタートとなるわけです

新卒看護師さんを受け入れる側も、新卒者を育てる会 を
中心として、ますます成長し続けます




それでは、また。


病院合同説明会でお待ちしています。

2011-03-29 | 看護部の日々。


こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


ダッシュで走り去ろうとする3月のしっぽに必死で縋りつきつつも
いよいよ振りほどかれそうな年度末。。。

な~んて未練がましくジタバタしても仕方ないので、
新年度のお知らせをしてしまいましょう。(笑)

来たる4月23日(土)、大阪梅田にて開催される病院合同説明会に
井上病院看護部も参加します。
皆さんをお迎えする今回のメンバーは
看護部長と、看護部長と・・・
ん? 看護部長と~ えっと~~、ただ今練り練り人選中デス


4月23日(土)11:00~16:00
梅田スカイビルにて
 ↓
看護ナビフォーラム病院合同説明会


交替制勤務が難しければ、日勤帯だけでも働けます。
二交替はムリでも準夜までの夜勤はできるという方であれば
  透析室勤務はいかがですか?

一日数時間ならOK?
一週間に数日ならOK?

ブランクが心配ということであれば 看護職員職場復帰支援講座
  に参加してみるのも、ひとつの手デス。

井上病院で初めて産休をとった時に生まれたお子さんが
もう中学生! もう高校生! もう大学生!! え、もう社会人!?
なんてママさんナースや
2回3回と産休を取りながら働き続けているママさんナースが多いことも
当院が働きやすい病院であることの証明だと思っています。

体験談御所望? バンバンお聞かせします。
見学も歓迎。ドンドンお越し下さい。
どうか、お気軽にお声かけくださいね



 
素敵な看護師さんをお招きできますように



それでは、また


王様の耳はロバの耳。

2011-03-26 | 関係ない話?

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


何かイライラした時や落ち込んでしまった時など
「あぁ、誰かに話を聞いてもらいたい~っっ!」
なんてことありませんか?
そういう時って、ただ話を聞いてもらっただけで
心がフッと軽くなったり楽になったりして・・・
不思議です。

でも、イライラや落ち込みの原因によっては
漏らせない秘密が含まれていることもあるわけで、
誰彼構わず話しちまえ~ ってワケにはいきません。
親友だから身内だから大丈夫b 
なんてこともないわけで、
誰に話を聞いてもらおうかと悩んでいるうちに
ストレス増大??
ん~、それってますます悪循環。。。

そんなこんなで「いよいよアカン~」となった時には
いっそ穴掘って叫んでみようか・・・
なんて、実は真剣に考えてみることも。

「王様の耳はロバの耳」というイソップのお話を
ご存知の方おられると思いますが
このお話に登場する床屋さんの気持ち、わかります。
うんうん。
(ご存知なければググッてみて下さいね。)

実は、、、
過去記事の しっぽの話。でも紹介したことのある
結城浩さんのサイトの中に
「王様の耳はロバの耳」なる場所があることを
最近知りました。
十数年も前から開いておられたそうなのですが
今回の震災で穴を掘りたくなった人もいるだろうと
改めて紹介されたようです。

そもそも結城さんって信じられるの? という
根本的な問題はあります。
ただ、自分を楽にする方法のひとつとして
例えば「最後にはこういう場所もあるのだ」と
心の奥にしまっておくだけでも、
お守り代わりになるような気がするのです。


今日のお昼のニュースで・・・
岩手県宮古市の、被災して壊れた建物を
最低限修復して営業を再開した とある映画館。
その映画館に映画を見に来ていた親子連れの笑顔が
とっても印象的でした。




それでは、また


入職時チェックリスト@リニューアル。

2011-03-24 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


主任看護師会が取り組んでいた入職時チェックリストが
とうとう完成しました
足かけ2年をかけてのリニューアル。力作です。



看護部共通の部分と部門ごと専門部分の二部構成で、
かなりキメ細やかな内容になっています。
採用面接の時に
「教育が充実していると聞いたので・・・」
と言って来てくださる看護師さんも多いそうなのですが
今まで以上に期待に応えられること、間違いなし!

新卒の看護師さんには、新人臨床研修制度に基づいた
チェックリストとの二本立てで、これまた完璧!!
「新卒者を育てる会」が中心となって
より細やかな指導を行っていきますのでご安心下さいね。

さて、この新しいチェックリスト、早速ながら
この4月の新入職の方から使っていただくことになっています。
製本作業を急がなくっちゃ




寒い寒いと思っていても、
間違いなく 春はそこまで来ています


それでは、また。


改めて、町の灯りの温かさ。

2011-03-22 | 関係ない話?

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


極めて個人的なコトから話に入ってしまいますが・・・
アカフチの自宅裏では、ちょうど今 広範囲に渡って
住宅の立て替え工事が行われています。
そのせいで、夜ベランダに出てみても周囲はほぼ真っ暗。
んん? と目を凝らしてみて初めて
大きなクレーンの影が3機4機と浮かび上がってくる感じ。

そんな真っ暗な状態が、
工事が始まるまでの数ヵ月間を含めると
もう2年以上にもなるでしょうか。
遠く視線を上げてやっとチラチラ見えるのは、
十数キロも離れた都会のビルの灯りです。

自宅裏から灯りが消えたことで
「これで多少カーテンを開けっ放していても平気かも~」
なんてお気楽な日常を送っていたのですが。。。


つい先日、夕方の6時をすぎてに出かけた時に
大きなマンションが視野に入ってきました。
しょっちゅう行き来する道で、
しょっちゅう目にするマンション。
ただ・・・日暮れ時ということで、灯りがついていました。

規則正しく並んでいたのは、玄関灯?
おそらく、住人がいちいち点けたり消したりしているのでなく
決まった時間になれば点灯と消灯が
自動的に繰り返されるような灯りだと思われます。

それにしても! 
それを見た時に感じた、そのマンションの
灯りの温かさといったら!!
今まで、通りすがりのマンションの灯りなど
気にしたこともなかったのに。。。

ニュースや新聞の連日の報道で、
もしや自分でも気づかないうちに弱気になっていたのかなぁ 
なんて・・・ふと感じてしまった一瞬でした。
いやいや、アカンアカン






井上病院では、今回の震災で被災された患者さまを
血液透析/腹膜透析問わず受け入れています。
お電話にてお問い合わせ下さい。
06-6385-8651


また、法人内では募金活動も始まっています。

地域として、組織としての支援への協力はもちろんのこと、
その時その時に応じて 自分自身のでき得る行動を
考えていきたいと思います。


それでは、また


もっと知ろう! 透析看護データベース。【看護過程勉強会】

2011-03-19 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


3月14日(月)ホワイトデーの午後、今年度最後の
看護部勉強会が行われました。
2月23日(水)のACLS研修 が今年度最後だと
いつかどこかに書いてしまったのは・・・ウソでした。(汗)


気をとりなおして。
今度こそ本当に最後! の勉強会は、教育委員会の看護過程部門主催による
「もっと知ろう! 透析看護データベース」。

井上病院看護部では透析部門における看護記録の更なる充実を目指し、
透析看護データベース(以下、透析看護DBとします)の導入を検討中です。

今回は、看護記録の意味や必要性を改めて理解し透析看護DBの必要性を
知るための第一段階・・・というか、前段階の勉強会でした。

まず、講義をふたつ。
臨床の場で今日求められている看護記録について。
透析看護ベースを取り入れることの意味について。



特にの講義は 透析看護DBの活用に関する院外セミナーを何度も
受講してきた看護師長が、非常に丁寧に説明しながら進めていきました。

講義の後は座談会形式での意見交換会。
透析看護DBの内容を確認しながら意見を出し合いましたが
現場での活用を想定した 忌憚のない様々な意見が
容赦なくビュンビュン、飛び交うこと飛び交うこと



透析看護DBを導入することは、看護記録が整備できることに加え
全国有数の透析病院として役割を果たしていくことにも繋がるのだ 
という非常に大きなテーマを抱えているだけに、
参加者側の慎重さも相当なようです。


今年度、井上病院看護部の看護記録委員会では
病棟における看護基準を全面的に見直し、
その記載基準ついても再度細かく整備してきました。
関連書類についても、内容の検討や見直しを重ねました。

同時に、教育委員会では
それらを基にした看護記録の作成と有効な監査を実践していくために
看護問題や看護診断に関する勉強会、そしてプレ監査を
何度も何度も繰り返し行ってきました。

そうして今、この二つの委員会の取り組みが一つになり
軌道に乗って実を結ぼうとしています。

来年度は、透析部門!

病棟部門では結んだ実を育てながら 透析部門では新たな種蒔き
という、まさに両輪フル稼働の大車輪ぐるぐる状態。

時代が求める法改正や内容変更に都度適応していかねばならない
ことを思うと、その道のりに終わりは見えそうにありません。
進化を続ける医療業界にあっては、看護の世界にも
足踏みが許されないのは仕方ないことなのかもしれませんが。。。






それでは、また


3月は駆け足で。

2011-03-17 | 関係ない話?
こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


年度末まで残すところ半月を切ってしまいました。
何事においても、いよいよ締めて括る時期。
ついこの間「今年度もガンバルゾ」なんて決意したとこじゃん?
って思っていたら、どうやら気のせいみたいで。。。

3月・・・本当に去っていくかのようです。
それも駆け足で。

そういえば、知り合いが
「若いコに『1月は行く』『2月は逃げる』『3月は去る』
 と言ったら通じなくてショック~」
と漏らしていました。
アカフチは「2月は逃げる」「3月は去る」は聞いたことありましたが
「1月は行く」というのは初耳。。。
えと・・・、ビミョ~なお年頃ってことで許してもらいました。(笑)

あ、財布を買うなら秋よりも春が良い 
というのも最近知りました。
 春財布=張る財布 あるいは 入る財布 
 秋財布=空き財布
に繋がるからということのようですが
ただ、秋財布については 
実りの秋に買うから◎ という真逆説もあるみたい?


あ~~もう、話がどんどん【関係なさすぎる話。】に
向かっていってしまいます。(汗)


今日のお昼は雪がえらく舞っているどころか吹雪いていて
ずいぶん驚いていたら、
夕方にはすっかり晴れ渡って日差しがまぶしいほど。
ここ数日、ワケのわからないお天気続きです。

暑さ寒さも彼岸まで(←コレは知ってました。笑)といいますが
早く早く、春よ来い。



ただ、お彼岸を過ぎたと同時に 残りの3月は
きっと猛ダッシュで行ってしまうのでしょうね。。。


それでは、また。

ブログをやってみるのも手?

2011-03-15 | 関係ない話?
こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


3日ほど前に弟が
「災害時には電話もメイルも役に立たないからiPhoneにしろ」
というようなメイルを寄こしてきたのですが、
今イチ意味がわかっていません。(汗)
災害時用/緊急時用のアプリが充実しているということ・・・?
どちらにせよ、ケータイは機種変更したばかりだったので
「考えとく」とだけ返事しておきました。。。


今回の震災でアカフチが体験したケータイメイル送受信の
タイムラグは、約12時間が最大でした。
一方、たとえばブログのコメント欄を掲示板代わりにして情報交換 
というようなことは、比較的容易だった気がします。

実際、安否が不明な人とほんの一瞬だけ連絡ついた人が
「とりあえず無事」と書き込んでくれたことで、
アカフチも数人の知り合いの無事を確認できました。

被災した人がインターネットを利用できる環境にあって、
周りが元気づけたり励ましたり といったこともありました。
(というか、進行形。)

iPhoneを持つ予定は当分ありませんが、連絡方法のひとつとして 
例えば そういう場をキープしておくのも手かなぁ 
なんて思ってみたりしています。

ただ、親にブログを見せるなんてこっ恥ずかしいことはご免なので
(どんなこと書くツモリなんだか。汗)、
利用する機会がない限りはユーレイブログに
成り下がっちゃうかな。。。

あ、ここのブログは親に見せても平気ですよ? モチのロン!




それでは、また。


このような時にこそ。

2011-03-12 | アカフチは見た |_・) 
こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です。


この写真に写っているのは、井上病院会議室の
テーブル天板に深く刻まれている傷です。
聞くところによると、16年前の阪神・淡路大震災が起こった際に
天井から照明カバーが落下し傷つけてしまったのだとか。



その時の戒めとして、その後テーブルを新調することなく
今でもずっと使い続けているということです。
もちろん、このテーブルを見るまでもなく、阪神・淡路大震災で
受けた傷が(たとえいくらか癒えて 傷痕となっていたとしても)
私たちの心から消えることはありません。



今回の東北地方太平洋沖地震の発生を受け、当然ながら
大阪府内の救命救急病院も受け入れ態勢を拡大するとのことで
その調整に井上病院も協力しています。

同時に、井上病院院内でも、今回の地震により大阪での
透析治療が必要となった患者さんを積極的に受け入れていく
というお達しがあり、態勢を整えています。

このような時にこそ、できることを分担して助け合う。
シンプルだけど一番大切なことなのだと思います。


一夜明け、太陽の下に改めて晒された被災地の様子には
本当に言葉を失います。
心よりお見舞い申し上げます。



学会発表に向けて。【第61回日本病院学会】

2011-03-10 | 看護部の日々。

こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です


今年の日本病院学会は 7月14日(木)~15日(金)の日程で
東京都京王プラザホテルにて開催されますが、
井上病院看護部からも発表申し込みすることになりました。

そしてその演題募集の締切が今日の正午。
ワケあって昨日中に登録を済ませなければならず、
それでも夕方までに抄録の方はなんとか完成
いざ登録に取りかかったのですが・・・

装飾タグの埋め込みなどを行っているうちにも
「この言い回し、もうチョイわかり易くならないかなぁ?」とか
「ココとソコはまとめてしまう方がスッキリかもねぇ?」とか
「この文章、ココに持ってくる方が良いんじゃない?」とかとかとか。。。
「いい加減、お腹空いてきたねぇ~」とか。

あっれ~? 抄録完成してたはずなのに??
なんでこんなに時間がかかるワケなワケぇ・・・

結局 あ~だこ~だと賑やかな数時間を経て、
なんとか無事に登録完了できました
あとは採否の通知を待つばかり。
どうか、どの演題も採用されますように

と、ココまで書いて日本病院学会のホームページを見てみたら・・・


       ↓


あぅ。。。


えと~、それではまた~~