こんにちは。
井上病院看護部長室内事務班のアカフチ(仮名)です
なんとか降らずにもちました。。。
看護部教育委員会主催のトピックス勉強会を行いました。
題して「認知症の患者・家族とどう向き合うか」。
・・・もう半月ほど前のことですが
講師は、同じ法人内の介護老人保健施設の施設長であるI先生。
「認知症治療が主目的でない井上病院で
認知症の患者さまとどう関わっていくか?」
がテーマです。
事務部スタッフの姿も見えますね~。
同じ老健で勤めている介護福祉士のNさんが
対応の実際について話してくれました。
認知症の症状として中核症状のほかに
BPSD(周辺症状)がみられることがありますが、
その行動には必ず理由があるので
なぜ→なぜ→なぜ・・・と原因を突き詰めていくことで
様々なそれらの症状を軽減することができます。
なるほど~~。
でも、考えてみれば当たり前のことですよね。
たとえどんな行動であったにせよ
理由もなく ただ闇雲に・・・とは考えられないですもん
厚生労働省公表の、平成22年の国民生活基礎調査結果によると
介護が必要となった主な原因は
「脳血管疾患(脳卒中)」が24.1%で最も多く、
次いで「認知症」の20.5%となっています。
また、全認知症の有病率も年齢とともに上昇しており
認知症というのはもう、高齢者においては
今や ありふれた病気といえるようです。
将来自分が 認知症で介護を必要とする身になる可能性も
当然ながらあるわけで・・・
それを思うと、日頃の自分の考えや行動についても
大いに考えさせられました
接する時には温かく、やさしく。
なじみの関係になるように。
自尊心を傷つけない。
本人のペースに合せて。
孤独を感じさせないように。
認知症であるなしに関わらず、人同士の繋がりにおいて
大切なことが多いように思えます
「認知症の人は、知性面の抑制が小さくなっている分
感受性がより豊かになっているのです。」
アカフチにとって、この日最も印象に残ったI先生の言葉です
それでは、また~