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思うまま

考え中。

目下のお気に入り

2013年06月30日 | 料理

うっとおしい梅雨が続きますが朝食を楽しませてくれている

目下のお気に入りをお見せしますね。

この左側の杏のシロップ煮は先日友人と出かけた茶寮 和ぐるみの女将さんからいただいたものです。

帰り際に庭に実っていた完熟の杏を無雑作にもいで簡単ですから作って見てください、といって

友人にもいただいた貴重なものです。

早速作って見たのがこれなのです。朝食で毎度食べているヨーグルトにとても合って大切に味わっています。

右側のピクルスは超簡単なピクルスです。

今出回っている新玉葱を薄くスライスして、パプリカも同じようにして酢に漬けたものです。

身体に良いといわれている酢、お店に行くといろいろな種類の酢が出回っています。

もう直ぐにでも使える味付けのした酢は余り使うのが好きではないのですが便利さをとって使いはじめました。

リンゴ酢を主としたものと穀物酢をブレンドして液を作ります。煮立たせる必要はありません。

黒胡椒と月桂樹の葉を入れます。

コツといえばスライスした玉葱を最低でも30分おいてから使う事(血液サラサラにする成分が出来るため)、

彩りにしたパプリカは、焼いて皮を剥いてから使うと味がしみて美味しくいただけます。

一晩たってからが食べ時です。

両方使った今朝の朝食がこれです。目下のお気に入りです。

 


古民家レストラン 和ぐるみ

2013年06月25日 | お出かけ

学生時代からずっと続いている友人2人が我が家を訪れてくれました。

折に付けてはお互いに声を掛け会って会う事にしています。

同い年だからこそ出来る共通の話題で尽きる事がありません。

いつもは我が家に泊まって夜が更けるまでだったのですが、今回は

お互い割り切ってビジネスホテルに泊まろうという事になりました。(友人2人)

私を気遣っての事なのですが、前に違う友人の時も同じように駅前のビジネスホテルに

泊まってもらい、好評を得たのを思い出して決めました。

用事を済ませてから来るので夕方になります。何しろ我が家に来るまで3時間はかかります。

最寄駅まで迎えにでてそのまま我が家に直行。

夕食は私の手料理です。何しろ明日は楽しみな食事を控えていますので

本当にあり合わせの料理です。そこは主婦ですからこういうほうが良いわといってくれました。

araさんにいただいた山菜のわらびご飯好評でした。デザートにはこれもokeiさんからいただいた

台湾マンゴー、頂きものばかりでお恥ずかしい限りなのですがワイワイと賑やかな食事タイムがとれました。

食卓を載せたかったのですが例の如く食べ始めてから気が付きは、カットです。

araさん、okeiさん有難うございました。2人とても喜んでくれました。

また、車でホテルまで送り、明日を楽しみにお休みなさーい。

 

翌朝迎えにいくと快適だったと言ってくれました。年齢を重ねるとこういうホテルの利用もグッドですね。

さあ、随分前より予約をしてあるお食事処に出かけます。

前に2度ほど行ったのですが自分の運転でははじめてです。でも地図をたよりにスムースに到着。

はじめて友人に連れてきてもらったときの興奮を思い出して友人の反応が楽しみ。

茶寮 和ぐるみです。一日一組限定。

 

自然のままの庭を通って玄関に向かいます。紫陽花が咲き始めていました。

お香を焚いてある玄関の暖簾をくぐるとお福さんが迎えてくれます。

この暖簾は半纏を利用して作ったとか、和物をつくる友人がすぐに気が付き聞いていました。

この家の女主人が集めた骨董と代々使われてきた年代を重ねた家具に圧倒されます。

夏を迎えるに相応しく簾越しに見える庭がとても涼やかです。

このお部屋でお食事をいただきます。

膝が痛い2人のために座椅子も用意されてありました。

食事前にお部屋もいろいろ見せていただきました。明治の頃から続いて住んでいるとの事ですが

手入れが行き届いているのでしょう、居心地の良いお家です。

ご家族が使っているお部屋も古さとモダンが溶け合っていてとても良い感じです。

お店でお食事をするのではなく来宅した方を御もてなしするそんな気分にさせて貰います。

すっかり気分をリラックスさせていただいてお食事です。

10年ほど前まではお一人でもてなしをされていたそうですが今は娘さんとお二人でしているとか。

お母様とは又雰囲気は違いますが手際の良い動きです。きっと後を継がれるのでしょうね。

 

先ずはこちらから。

この家の名前の由来になっているクルミを使ったおはぎとお抹茶です。

このお抹茶は娘さんが食事の部屋の隣のコーナーで点ててくれます。

織部焼きの皿に盛られた漬物。ご主人の作っている有機野菜のセロリの粕漬けときゅうりの鉄砲漬け。

全て女主人の手作りです。因みに出てくる料理は全てそうです。

口の中に酒かすの香りが広がります。採れたてのきゅうりの歯ざわりがまた美味しい。

前菜です。赤い鉢はこのような可愛いウサギのお重になっています。

これはここの定番の生姜を千切りにして揚げたものと新じゃがと茄子を揚げたものです。

ピリッとした生姜が味を引き締めます。前に来た時はジャガイモの変わりに里芋でした。

ガラスの器を冷たくして鮪と蛸のお刺身です。ハランの上にわさびが綺麗に並んでいます

醤油をかけて漬風にしてもどうぞといわれました。織部の器の中は新牛蒡の煮たのと細かい牛蒡を紫蘇で巻いています。

運転しなければワインでも日本酒でも飲みたい気分です。他の2人は全然お酒は駄目です。

これはやはり、定番の花豆と大豆を炊き込んだおこわです。ここですでにお腹が一杯に

なってきました。料理と器と程よいもてなしの会話でお腹も気持ちも満たされていきます。

友人もとても満足そうです。

お腹一杯のところに更に出てきたのは

打ち立てですよといって地粉を使った手打ちうどん、お腹は一杯でもつい箸が出てしまいます。

お帰りにはお包みしますからとのこと、ホットします。残したら申し訳ありませんものね。

一日一組限定なので他の席を気にせずゆっくり寛がせていただけます。

この可愛いセットは多分娘さんのセッテイングなのでしょうね。フォアグラチョコが乗っています。

飲み物は紅茶にしました。私の好きなアールグレイも嬉しかった。

これで終わりかと思っていましたら冷たいデザートが出てきました。

アイスの上にのっているのはブラックベリーとクランベリーです。そういえば庭に完熟していましたね。

このアイスクリームスプーン洒落ています。

 

すっかり寛がせていただきました。12時少し前から時計を見たら2時半はとうに廻っていました。

お2人の穏やかな話しぶりと適度な料理の説明、美味しかったのは勿論ですが、

人のもてなしの心得までも教えていただいた思いです。

遠いところからお出でいただいて有難うございましたとお礼の言葉をもらいました。

思っていた以上の大満足よ、嬉しい感想を言ってくれました。

又良い所を探しましょうね、一泊二日の楽しいお出かけでした。 

 

 

 

 

 


夏が来る前に。

2013年06月21日 | 

雨が少ない梅雨ながらも庭にはソコソコのお湿りになっています。

体調の悪いのをいい訳にホッポラカシにしていた庭の雑草が気になって来ました。

ということは元気が出てきた事かもと腰を上げる事にしました。

朝5時起きしてしての雑草取りです。陽射しが出てきたら止めるそのためにも

夜も早めにやすみます。すこぶる健康的な日課です。

3日目にしてどうやらさっぱりとしてきました。

何しろ雑草で覆われていたところの土が出てきたのですから我ながら嬉しくなってきました。

最後の仕上げに頑張って芝刈りもしました。

暑い夏が来るまでにここまでしておくと少しは楽になります。

鉢植えを止めて地植えにしていこうと少しずつですが庭のイメージを変えていこうと思います。

花達も自分の居場所が決まれば元気に育ってくれます。

そう思いながらも花屋さんに行くとついつい可愛い花に手が伸びてしまうんですよね。

困ったものです。

 

 

 

 

 

 


これが本物の月見草

2013年06月13日 | 

梅雨入りしてようやくそんな気配になってきた我が家のガーデンに

密やかに一輪咲き始めました。

夕方6時頃に写した月見草です。少しづつ増えてきては私が何気なく草取りの時に摘んでしまって

それでも健気に咲いてくれるのです。一夜花。翌朝には隣にあるようにピンク色に萎んでいきます。

 

世間で言われる月見草はこの花ではありません。

待宵草といいます。竹久夢二が浪漫的に名付けて宵待ち草ともいいますが。

作家の太宰治が富嶽百景で富士には月見草がよく似合うと書かれてから

(それが本当かは不明ですが)そう呼ばれて一般的になっているように思います。

詩人や作家の影響力って大きいですね。

私もずっとそう思っていました。何かの雑学本でそうではないと知ってから

一つ知識を得た気分でした。

日中の暑さが治まった頃にひっそりと咲き始めます。

なんとも涼やかな白です。

 

 


上高地に行ってきました。(4)

2013年06月02日 | お出かけ

2泊目の帝国ホテルに向かいます。

普通なら想定外のところなのですが今回幹事を受けてくれた友人が

上高地帝国ホテル開業80周年を記念しての限定申し込みを

見つけてくれてインターネットと電話の予約でゲットしてくれました。

これが2つ目のサプライズです。(協力してくださったご主人にも感謝です。)

雨模様になってきた中ホテル到着です。ここまで持ってくれた天候ついているね。

本来ならメンバーの写真入れるのはばかるのですが敢えて記念に載せます。

緑の木立に建物の赤い色彩がとても映えます。

そしてさらに迎えてくれたフロントの男性思わずおばさんを発揮してしまいました。

小栗旬くんに似ている、にこやか、にさりげなく、嫌見なく何人かのお客様に

言っていただいています。恥ずかしそうに答えてくれました。

おばさんはこれだから困り者です。気取ろうとした空気がガラッと崩れてしまいました。

コチコチになってもねー、いい訳をしてしまいました。

ガイドブックで見る暖炉、クラシックな部屋見晴らしは前夜と違いますが(当たり前)

落ち着いた室内です。

食事前に汗を落としさっぱりしてメインの食事にでかけます。少々おめかしもして。

照明も柔らかく落ち着いた雰囲気の部屋です。

ユックリ美味しくいただきました。

 

ウーン、至福の時間でした。古希の記念に相応しいディナーでした。

帰りがけにチーフらしき係りの方に友人がいい古希の記念になりましたとお礼を述べたら

思い出にお使いくださいとフォトフレームを皆にいただきました。

4人感激して素敵な写真を入れましょうね、これも小さなサプライズです。

 

翌朝は天気も雨模様なので近くを散策してホテルで出発まで寛ぐ事にしました。

これはホテルお薦めのチーズケーキセット、見た目は小さいけれどしっかりしたお味でした。

いよいよ2泊3日の旅も終わりです。あっという間でしたが充実感溢れる時間でした。

回を重ねるごとに気心知れた仲間との旅の大切さを感じます。

身体に気をつけて細く長く続けていこうね。4人共通の思いです。

 

 

 


上高地に行ってきました。(3)

2013年06月02日 | お出かけ

友人の朝陽が昇るわよの声で目が覚めました。

瞬間に変わっていきます。これが部屋に居ながらにして見られるのです。

腕の下手さを棚に上げて良いカメラが欲しいなーんて思ってしまいます。

朝食前に描いてくるといって絵の道具を持って出かけていきました。

眠い目をこすりながら私も遅れて出かけます。

人家のない河童橋を独り占め。

梓川の流れも素晴らしい。

もう何人かキャンバスを立てかけている人を見かけます。

友人もその一人。

再び穂高をアップしてみました。

朝食を済ませ今日の予定コース、明神池へと向かいます。

心配していた天気も快晴、でも昨日の事もあり雨の準備はバッチリと。

梓川を挟んで右岸、左岸2つありますが私達は右岸コースを選びました。

この散策コースも又快適なのです。

 はじめに載せた大木はイチイの木というのだそうです。途中で会ったガイドの人が教えてくれました。

途中に何度もこの木に出会いました。飛騨の一刀彫で用いられているそうです。

お昼には少々早いのですが、混雑するのを計算に入れて嘉門次小屋に寄る事にします。

上高地を世に紹介したウェストンを案内した名ガイドの上条嘉門次ゆかりの小屋で今は

ひ孫の方が受け継いで守っていると案内に出ていました。

その場で焼いてくれる岩魚が食べられるそうです。

昼食をすませて直ぐの所が穂高神社奥宮があり、明神池はその境内地にあります。

社務所で入観料を払って奥に入ります。

一の池、二の池とあって静かな佇まいを見せています。チョットした日本庭園の趣があります。

奥の方に明神岳がみえます。

行き止まりになっているので引き返して今度は明神橋を渡り反対側の左岸コースを行きます。

明神岳を見ながら橋を渡ります。

 

そんなに厳しいコースではなくてもどうにか歩け通せたのも所々で見せてくれる植物や鳥のさえずりに

力をもらえました。

根気勝負でした。姿はいまいちでも声は素晴らしかったよ。

トイレを占領していたおサルさん、余り人を恐れずあちこちで見かけました。

さあ、スタートの河童橋まであと一息です。