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古民家レストラン 和ぐるみ

2013年06月25日 | お出かけ

学生時代からずっと続いている友人2人が我が家を訪れてくれました。

折に付けてはお互いに声を掛け会って会う事にしています。

同い年だからこそ出来る共通の話題で尽きる事がありません。

いつもは我が家に泊まって夜が更けるまでだったのですが、今回は

お互い割り切ってビジネスホテルに泊まろうという事になりました。(友人2人)

私を気遣っての事なのですが、前に違う友人の時も同じように駅前のビジネスホテルに

泊まってもらい、好評を得たのを思い出して決めました。

用事を済ませてから来るので夕方になります。何しろ我が家に来るまで3時間はかかります。

最寄駅まで迎えにでてそのまま我が家に直行。

夕食は私の手料理です。何しろ明日は楽しみな食事を控えていますので

本当にあり合わせの料理です。そこは主婦ですからこういうほうが良いわといってくれました。

araさんにいただいた山菜のわらびご飯好評でした。デザートにはこれもokeiさんからいただいた

台湾マンゴー、頂きものばかりでお恥ずかしい限りなのですがワイワイと賑やかな食事タイムがとれました。

食卓を載せたかったのですが例の如く食べ始めてから気が付きは、カットです。

araさん、okeiさん有難うございました。2人とても喜んでくれました。

また、車でホテルまで送り、明日を楽しみにお休みなさーい。

 

翌朝迎えにいくと快適だったと言ってくれました。年齢を重ねるとこういうホテルの利用もグッドですね。

さあ、随分前より予約をしてあるお食事処に出かけます。

前に2度ほど行ったのですが自分の運転でははじめてです。でも地図をたよりにスムースに到着。

はじめて友人に連れてきてもらったときの興奮を思い出して友人の反応が楽しみ。

茶寮 和ぐるみです。一日一組限定。

 

自然のままの庭を通って玄関に向かいます。紫陽花が咲き始めていました。

お香を焚いてある玄関の暖簾をくぐるとお福さんが迎えてくれます。

この暖簾は半纏を利用して作ったとか、和物をつくる友人がすぐに気が付き聞いていました。

この家の女主人が集めた骨董と代々使われてきた年代を重ねた家具に圧倒されます。

夏を迎えるに相応しく簾越しに見える庭がとても涼やかです。

このお部屋でお食事をいただきます。

膝が痛い2人のために座椅子も用意されてありました。

食事前にお部屋もいろいろ見せていただきました。明治の頃から続いて住んでいるとの事ですが

手入れが行き届いているのでしょう、居心地の良いお家です。

ご家族が使っているお部屋も古さとモダンが溶け合っていてとても良い感じです。

お店でお食事をするのではなく来宅した方を御もてなしするそんな気分にさせて貰います。

すっかり気分をリラックスさせていただいてお食事です。

10年ほど前まではお一人でもてなしをされていたそうですが今は娘さんとお二人でしているとか。

お母様とは又雰囲気は違いますが手際の良い動きです。きっと後を継がれるのでしょうね。

 

先ずはこちらから。

この家の名前の由来になっているクルミを使ったおはぎとお抹茶です。

このお抹茶は娘さんが食事の部屋の隣のコーナーで点ててくれます。

織部焼きの皿に盛られた漬物。ご主人の作っている有機野菜のセロリの粕漬けときゅうりの鉄砲漬け。

全て女主人の手作りです。因みに出てくる料理は全てそうです。

口の中に酒かすの香りが広がります。採れたてのきゅうりの歯ざわりがまた美味しい。

前菜です。赤い鉢はこのような可愛いウサギのお重になっています。

これはここの定番の生姜を千切りにして揚げたものと新じゃがと茄子を揚げたものです。

ピリッとした生姜が味を引き締めます。前に来た時はジャガイモの変わりに里芋でした。

ガラスの器を冷たくして鮪と蛸のお刺身です。ハランの上にわさびが綺麗に並んでいます

醤油をかけて漬風にしてもどうぞといわれました。織部の器の中は新牛蒡の煮たのと細かい牛蒡を紫蘇で巻いています。

運転しなければワインでも日本酒でも飲みたい気分です。他の2人は全然お酒は駄目です。

これはやはり、定番の花豆と大豆を炊き込んだおこわです。ここですでにお腹が一杯に

なってきました。料理と器と程よいもてなしの会話でお腹も気持ちも満たされていきます。

友人もとても満足そうです。

お腹一杯のところに更に出てきたのは

打ち立てですよといって地粉を使った手打ちうどん、お腹は一杯でもつい箸が出てしまいます。

お帰りにはお包みしますからとのこと、ホットします。残したら申し訳ありませんものね。

一日一組限定なので他の席を気にせずゆっくり寛がせていただけます。

この可愛いセットは多分娘さんのセッテイングなのでしょうね。フォアグラチョコが乗っています。

飲み物は紅茶にしました。私の好きなアールグレイも嬉しかった。

これで終わりかと思っていましたら冷たいデザートが出てきました。

アイスの上にのっているのはブラックベリーとクランベリーです。そういえば庭に完熟していましたね。

このアイスクリームスプーン洒落ています。

 

すっかり寛がせていただきました。12時少し前から時計を見たら2時半はとうに廻っていました。

お2人の穏やかな話しぶりと適度な料理の説明、美味しかったのは勿論ですが、

人のもてなしの心得までも教えていただいた思いです。

遠いところからお出でいただいて有難うございましたとお礼の言葉をもらいました。

思っていた以上の大満足よ、嬉しい感想を言ってくれました。

又良い所を探しましょうね、一泊二日の楽しいお出かけでした。 

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
メグさんへ (ara)
2013-06-26 11:42:39
一日一組限定 何と贅沢なお食事でしょう。

部屋の雰囲気といい器に込められたおもてなしのお料理の数々美味しそうです。
話も弾み楽しい思い出深いお食事になったことでしょう。

私も機会が有りましたら行って見たいと思いました。
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Unknown (okei)
2013-06-26 17:05:22
ご年配の(ゴメンナサイ~)女性には喜んで頂ける雰囲気のお店ですね。
一組限定とは贅沢な気分が味わえますね。
どのお料理も一工夫あって。
生姜の千切りを揚げたのは昨日の新聞にも出ていたので
私も作ってみようと思っていました。
いつか予約して連れて行って下さいね~
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Unknown (araさんへメグ)
2013-06-28 00:00:58
一日一組限定なので予約をとるのが大変と思っていたのですが大分前に友人がとっておいてくれました。
口コミで広がっていって結構遠方よりの予約もあるそうです。たまにはこんな贅沢もいいかななんてほっこりとした気分を味わってきました。
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Unknown (okeiさんへメグ)
2013-06-28 00:06:13
年齢的にも量よりも雰囲気的なものに満足感を味わいたいそんな風になって来ました。
それでもユックリいただくので満腹感もありましたよ。
 
季節が変わった頃に行ってみましょうね。
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