思うまま

考え中。

バスツァー(武家屋敷、東茶屋街、兼六園)3日目 その4

2014年04月29日 | 旅行

今回の旅行も今日が最終日です。

最も金沢らしい、コースを廻ります。

まずはじめは武家屋敷跡です。

落ち着いた佇まいを見せる町並みに歴史を守っている金沢気質を感じます。

電線がないのも良いですね。何軒かあるうちの野村家を見学することにしました。

樹木のあいまから陽射しが差しこんで落ち着いた庭に暫しうっとり。

時間があまりないので駆け足の見学ですが価値のありそうな品々じっくり見たかったです。

 

次に向かったのは東茶屋街です。

この街並みは独特な風情があります。

この一角だけ時代を遡っているような感じです。

資料にはこのように書かれています。

文政(1820)に加賀藩の政策によりこの地を浅野川茶屋町として町割りしたもので、

格子戸と二階の階高の高い建物が軒をつらねた特有の町並みは藩政時代のままに

残されており、東廓とも呼ばれていた。

見学した志摩は文政3年に創立された格式の高いお茶屋の建物で当時の

まま残っているとのことです。

ここに出入りできるのは主に上流町人や文人達だけで娯楽と社交の場として

客、芸妓とも幅広く高い教養と技能が要求されたそうです。

私は今回の旅行でここが一番印象に残った場所です。金沢文化の源になっているように

感じました。

 

最終コースの兼六園に向かいます。

兼六園の名前の由来は中国宋の時代の詩人、李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」

の文中から採って、広大、幽遂、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼備するという意味で

兼六園が命名されたそうです。

兼六園といえば先ずこの場所が有名です。私も撮ってきました。

徽軫灯篭(ことじとうろう)と読むそうです。琴と琴の爪を見立てているそうですが爪が見えません。

もう一枚。

これがそうです。

見るところ見るところ写真ばかり撮ってしまいます。陽射しが強くて暑さにバテテきました。

季節的には秋か冬がいいですね。雪吊も有名です。

日本最古の噴水といわれています。

さあこれで全行程終わりました。

内容盛り沢山ツァーで私の頭の中はお腹一杯です。

このほかに九谷焼きのお店や金箔のお店やらの見学とヤヤ商業ペースに乗せられたところもありましたが

そこはスルーしてしまいました。

 

ここからはひたすらバスに揺られて帰ります。

長いドライブを最後に楽しませてくれた車窓から見た立山連峰をお見せしますね。

 

久しぶりに計画した3姉妹の旅、充分に楽しんで来れました。

会えそうでいてそれぞれの日常の忙しさに追われて会うことができませんが

思い切って行けて良かったと思っています。

是非また行こうね。 

 

 


バスツァー(永平寺、丸岡城、東尋坊)2日目 (その3)

2014年04月28日 | 旅行

バスツァーの出発は、朝早いのがつきものです。

8時15分集合、即出発です。

昨夜はぐっすりと眠れました。

(妹曰くもう一人の妹といびきの合奏とのこと)早く寝つき勝ちです。

席が2人掛けなので違うツァーの方と同席になります。

2日目にもなりますとお互い顔見知りになりソコソコ話が弾みます

これもツァーの良いところです。

昨日とは打って変わって快晴です。

景色を楽しみながら休憩地の道の駅に到着です。

道の駅には生産物直売所もあり舞茸、掘りたての筍など目を引くものが沢山ありましたが

先がまだまだあるので買うのは諦めます。

隣接してこんなモニュメントもありました。

2時間ほどバスに乗って最初の観光地永平寺に着きました。

新緑の中参道を歩いて本堂に向かいます。

木々から漏れるフィトンチッド効果でしょうか清々しい気分です。

建物に入って広々とした畳の部屋で見学のための説明をお坊さんから聞きます。

この天井絵は昭和5年当時の著名な画家144名による230枚の花や鳥を中心に描かれているそうです。

修復されてはいるのでしょうが明るい色彩で目を見張る思いです。

20年以上になりますか夫と来たことがありましたがその時の印象より随分明るさを感じます。

でも周りの自然はそのままで懐かしく思い出されました。

往きには気が付きませんでしたが石垣の苔の緑が落ち着きを感じさせます。

お昼時でお腹が空いてきました。門前町で昼食をとります。

 

次は丸岡城に向かいます。

日本100名城の一つ(財団法人日本城郭協会選定)に選ばれているお城とのこと

ですがピンときませんでしたが(一筆啓上の城)でわかりました。

一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせでいっとき有名になりましたよね。

このエピソードを資料をもとに書いてみました。

徳川家康譜代第一の功臣で鬼作左の勇名をとどろかせた本多作左衛門重次が

陣中より妻あてに書き送った話。

因みにお仙とは息子の嫡子仙千代のことだそうです。始めて知りました。

知ってから見るお城はとても立派にそびえています。知識を得るとは大したものですね。

とても急こう配でこのようにロープで天守閣に登ります。

隣にある公園の八重桜が華やかでした。

今日の最後の東尋坊に向かいます。

目の前に素晴らしい景色が展開されます。

目の下の断崖を見ると足がすくんでしまいます。サスペンスドラマに出てくる景色です。

3姉妹の写真です。一枚ほどお見せしますね。

ここまで仲良く楽しんでいます。

盛り沢山のコースを廻ってきました。これから今夜の宿泊地山代温泉に向かいます。

素敵なお宿です。葉渡利(はとり)です。リンクしましたので見てくださいね。

残念ながら玄関先の良い写真が撮れませんでした。(人物が入っているので)

素晴らしい館内です。

部屋に荷物を置いて食事まで時間がありましたので、妹達を誘って温泉街を散策することにしました。

少々思い出があるのです。

もう20年近く前になりますか友人3人と毎月コツコツ貯めた費用でスリートラベルと名付けて

能登半島、山代温泉の旅をしてきました。2泊3日の費用は10万円、当時の私たちにしては

豪華旅行でした。それぞれの夫に留守を頼んで、それはそれは楽しい旅でした。

何しろ毎月のコツコツ貯めた5年半の重みが楽しさを倍増させました。

山代温泉のしろがねやに泊まりました。あの魯山人がこよなく愛したという宿です。

べんがら格子の朱赤が印象に残っています。

旅館の方の話では今は廃業したということです。タイムトラベルをするような思いです。

建物は残っていました。あのべんがら格子は見るも無残に剥げています。

でも当時の思い出は蘇ってきました。これが歳月というんでしょうね。

 

全廃するのではなく少しは面影は残して欲しいなんて一人よがりの思いをしながら後にしました。

近くには新しいホテルが林立しています。観光客を集めるにも経営的にも大変なんでしょうね。

山代温泉、少々センチメンタルなおもいで今夜は泊ります。

            (続く)  

 


バスツアー(その2)

2014年04月27日 | 旅行

飛騨高山の街散策が2時間と言われました。

平日なのに観光客にあふれています。

旅行雑誌で馴染みになっている町並みをぞろぞろと歩き始めます。

街が一之町、二之町、三之町から出来ていてそれを国道158号線

(通称国分寺通り、安川通り)で上と下に分かれています。

それぞれ特徴があって上之町の方は旧いものを大事に守り継いでいく、

それに対して下之町は旧いものを守りながらも新しいものを取り入れていく

微妙な違いがあるのだそうです。(バスガイドさんの説明による)

最初に人通りの多い上之町から散策をはじめます。

我が家の方では終わりになっている桜がまだ十分楽しめました。

この赤い橋と桜がお勧め撮影ポイントになっているので人が一杯です。

合間を縫って桜の写真を撮って見ました。桜と川は合いますね。

街の途中にこんな店を見つけました。小鳥屋と書いておどりやと読みます。

私が使っている刺し子用の糸を売っているお店です。いつもインターネットで注文をしています。

お店番の女性にそんな話をしたら優しい富山なまり(高山なまりというのかな)で応対してくれました。

ここのご隠居さんみたいです。

次に下之町に行きます。

なんとなく雰囲気が違うように思います。

これは町役場です。旧い建物をそのまま使っているのでしょうね。

お店も少なくて静かな町通りです。そのせいか観光客もあまり見当たりませんでした。

桜の咲き方も密やかさがあって私はこちらの方がお気に入りです。

散策が終わりまだ陽が落ちる前に宿舎に入ることができました。

一泊目のホテルです。

桜庵というだけあって建物の周りに沢山の桜の樹が盛りを見せてくれます。

今日の工程はこれで終わりです。

お楽しみな夕食の飛騨牛をいただいて、盛り沢山な2日目に備えてゆっくり休むことにします。

                    ( 続く )

 


E7系最新型新幹線で行く飛騨高山、越前、金沢の旅

2014年04月26日 | 旅行

久しぶりに2人の妹を誘ってのバスツアーに出掛けてきました。

新聞に掲載されていたタイトルが何とも長々とした

(新型新幹線E7系で行く!5つ星の宿と厳選の宿 高山・越前・金沢

名湯紀行3日間)最近は余りバスツアーを利用しないのですが

このタイトルに惹かれて即申し込んでしまいました。

連れて行ってもらうという気楽さもたまには良いものです。

総勢42名のご一行様です。2泊3日どんな出会いがあるのでしょうか。

東京~上田間は1時間チョットで到着です。

上田駅を降りるとすでに観光バスが待っています。

ユニークな添乗員さんと明るい雰囲気のガイドさんのコンビも楽しく最初の目的地高山に向かいます。

車窓からは、どんよりとした景色が続きます。

アルプス街道を3か所の休憩を取りながらひたすら走りづづけます。

車窓から見る景色はまだ山に雪が残っていて寒々としています。

車中で昼食を取るのでお弁当が配られます。

味もしっかりと付いていて美味しくいただきました。

ようやく高山に到着。延々上田から4時間強掛かりました。

さあこれから飛騨高山の街の自由散策です。

                         ( 続く )


よもぎもち

2014年04月20日 | 料理

友人が手作りの草餅とタケノコご飯を作って訪ねてきてくれました。

昨年同じ頃やはり持ってきてくれて私がとても喜んだのを

憶えてくれていて嬉しい到来物です。

このヨモギは家庭菜園の一画を仕切って育てているそうです。

ヨモギは土手や道端にもありますが摘むに色々心配ありますものね。

鮮やかな緑色をしていてヨモギの香りプンプンです。

私好みの黄な粉をまぶしてのおもち。

しかもタケノコご飯もです。どちらも初物です。

ちょうどもう一人の友人も居合わせていて楽しいお昼ごはんに

なりました。慌ててニラとシメジのかきたま汁を作りました。

艶やかな胡瓜と茄子のぬかみそ漬けも一緒に彼女のおもたせ。

このぬか漬けはお姑さんから受け継いだうん十年にもなるのだそうです。

浸かり具合も頃合いで深みがあるねーとこれもおしゃべりの話題になります。

何か久しぶりに懐かしいおふくろの味をいただいた気持ち。

といっても私自身十分におふくろの域に達しているのですが人様に

作っていただく家庭の味は格別です。

ああまた私の、母の懐かし病に罹ってしまいました。


春のお惣菜4品

2014年04月08日 | 料理

友人より柔らかそうな春蕗をいただきました。

それと同じく白菜の脇から伸びてきたというこれまた柔らかそうな

脇菜(青菜)をいただきました。

どちらとも今だからこそ味わえる旬の野菜です。

蕗はさっと茹でて水にさらします。

殆んど苦味がありません。筋を取ることもなくそのまま使えます。

青菜もさっと茹で上げます。

下準備をしておけばたちまち4品春の惣菜の出来上がり。

 

写真1は蕗と油揚げ、小女子のさっと煮、少しのほろ苦さが食欲を誘います。

   2は葉を刻んで削り節をタップリ入れての佃煮、冷蔵庫に残っていた

    チリメン山椒をいれました。ピリッとした味が白いご飯に合います。

   3と4は同じ青菜ですが和え物にしました。

   3のほうはこちらを使って和えました。

 つぶポン酢とねりごまです。あっという間に出来上がり。

  4は辛子醤油にマヨネーズを入れてまろやかにしました。

  その中に一夜干しのイカを切ったのが入っています。

全然違う料理になりました。

みんな簡単料理です。素材が活きていて美味しゅうございました。 


ライラックとクリスマスローズ

2014年04月06日 | 

世間はただ今桜真っ盛りですが我が家にも規模は違いますが

3年越しに待った花が咲きました。

ライラックです、またの名をリラといいます。

前から欲しかったところ友人から3年前に苗木を3本もらいました。

ホントに細い苗木だったので植え付け出来るか心配でした。

1年目何とか小さな葉が付きました。2年目葉が増えてきました。

待ち焦がれた3年目このように咲いてくれました。嬉しかったですね。

もう一つ待たされる花があります。

クリスマスローズです。

もう何年も前に白、えんじ色、ピンクの3本からスタートしました。

園芸雑誌で種から増やせることを見てから育てることを始めました。

種から花が咲くまでに3年はかかります。失敗を繰り返しましたが

花が咲いた時は感動モノです。友人にも随分もらわれていきました。

残念ながらピンクしか増えません、これが課題ですね。

 

性格的に言ったら気は決して長くはないのですが花に関しては

ジッと待つ楽しみを教えてもらっています。

目下のところ柿の木の周りに咲かせるようにしています。

来年あたり辿りつけそう、完成したらお見せしますね。

小さな庭の庭師は頑張っております。

 

 

 

 


桜満開

2014年04月02日 | お出かけ

すっかりブログをご無沙汰してしまいました。

寒い天候のせいにしてしまって怠け者の言い訳です。

 

各地から桜満開のニュースが届いてきます。

友人を誘って地元の桜を見に出掛けてきました。

道の駅 - 日本鋼管の桜道 - 唐沢堤土手 - パティオ

一応ざっとコースを決めて出発。

昨日は北風が冷たく吹きまくって散りはしないかと心配しましたが

たいしたものです、しっかりと凛とした姿を見せてくれました。

まずは道の駅から。

ここはグランドゴルフのコートが隣接されていて元気な中高年(熟年かな)の男女がゲーム中でした。

殆んど満開でしたが中にはまだまだ蕾のほうが多い樹もあり暫く楽しめそうです。

この桜は花の色がグリーンがかった白色をしています。

桜の葉は花が終わってから葉が出てくるのですがこれは花と葉が一緒ですね。

何という種類なのでしょうか。

ここはウォーキングでも来れるところなので変わり様も楽しもうと思います。

次に行くのは日本鋼管沿いの桜並木です。

ここの桜は道路のほうまで枝が伸びてそれはみごとな咲き方です。

剪定されたのでしょうか伸び方が今年は少し控え目です。

桜の下を通ると体を包み込まれるような気分にさせてくれます。

青空に映える花が見事です。なんて素敵なの言葉を失うわね。友人満足そうでした。

 

さあ次は名所になっている唐沢堤の桜に向かいます。

 

毎年同じ構図で撮っていますが年々歳々花変わらずで好きな場所です。

 

最後はパティオの桜です。

オレンジ色の建物がひと際目を引きます。この中はプールになっています。

桜のトンネルを潜り抜けると目の前に芝生広場、

ちょうど春休みなので子供を連れたママさんグループが沢山来ていました。

明るい陽を浴びて楽しそうに遊んでいます。

桜はここが一番遅れています。

反対側には次の出番を待つチューリップ畑が広がります。

チューリップの後にはユリ畑と市民の憩いの場として楽しめる所です。

 

さあこれで予定したコースは終了です。

手近で混雑もなくゆっくりと桜見物ができました。

どこででも桜は平等に四季の移り行く様を教えてくれます。

良いタイミングで来れたわね友人も満足そうでした。

ランチタイムを挟んで3時間半程のお奨めのマイドライブコースでした。