今回の旅行も今日が最終日です。
最も金沢らしい、コースを廻ります。
まずはじめは武家屋敷跡です。
落ち着いた佇まいを見せる町並みに歴史を守っている金沢気質を感じます。
電線がないのも良いですね。何軒かあるうちの野村家を見学することにしました。
樹木のあいまから陽射しが差しこんで落ち着いた庭に暫しうっとり。
時間があまりないので駆け足の見学ですが価値のありそうな品々じっくり見たかったです。
次に向かったのは東茶屋街です。
この街並みは独特な風情があります。
この一角だけ時代を遡っているような感じです。
資料にはこのように書かれています。
文政(1820)に加賀藩の政策によりこの地を浅野川茶屋町として町割りしたもので、
格子戸と二階の階高の高い建物が軒をつらねた特有の町並みは藩政時代のままに
残されており、東廓とも呼ばれていた。
見学した志摩は文政3年に創立された格式の高いお茶屋の建物で当時の
まま残っているとのことです。
ここに出入りできるのは主に上流町人や文人達だけで娯楽と社交の場として
客、芸妓とも幅広く高い教養と技能が要求されたそうです。
私は今回の旅行でここが一番印象に残った場所です。金沢文化の源になっているように
感じました。
最終コースの兼六園に向かいます。
兼六園の名前の由来は中国宋の時代の詩人、李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」
の文中から採って、広大、幽遂、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼備するという意味で
兼六園が命名されたそうです。
兼六園といえば先ずこの場所が有名です。私も撮ってきました。
徽軫灯篭(ことじとうろう)と読むそうです。琴と琴の爪を見立てているそうですが爪が見えません。
もう一枚。
これがそうです。
見るところ見るところ写真ばかり撮ってしまいます。陽射しが強くて暑さにバテテきました。
季節的には秋か冬がいいですね。雪吊も有名です。
日本最古の噴水といわれています。
さあこれで全行程終わりました。
内容盛り沢山ツァーで私の頭の中はお腹一杯です。
このほかに九谷焼きのお店や金箔のお店やらの見学とヤヤ商業ペースに乗せられたところもありましたが
そこはスルーしてしまいました。
ここからはひたすらバスに揺られて帰ります。
長いドライブを最後に楽しませてくれた車窓から見た立山連峰をお見せしますね。
久しぶりに計画した3姉妹の旅、充分に楽しんで来れました。
会えそうでいてそれぞれの日常の忙しさに追われて会うことができませんが
思い切って行けて良かったと思っています。
是非また行こうね。