思うまま

考え中。

なべくら高原へバスツアー

2017年10月29日 | お出かけ

今回のバスツアーは友人が8月頃の新聞に載っていた

なべくら高原「大人の休日倶楽部(ジパング)編集」のポスターを見て

是非紅葉の時期に行きたいと思っていて、偶々チラシで見つけて

申し込んでくれたものです。

段取りをしてくださるなら、忙しくても喜んで参加、調子の良い私です。

因みにこれがポスターです。モデルは吉永小百合さんです。

深緑のブナ林の中でヨガのポーズをとっています。

天候は生憎、曇りのち雨それでも楽しく出発です。

日帰りながら(群馬、新潟、長野)と、バス、列車を使いながら内容満載です。

深谷、本庄→飯山線の越後田沢駅に向かいます。

車窓の景色は陽が差さないので紅葉を見るのはチョット無理。

えちご田沢駅に到着。周辺には何もないローカル線です。

この飯山線は何十年も昔、スキーで何度か出掛けた処です。

戸狩野沢温泉、黒岩(現在は信濃平)と、当時はスキーを担いで

長野で乗り換え時間をかけて出かけました。懐かしくチラッと

思い出に一人耽ります。

2駅先の津南駅までローカル線で紅葉を楽しむと言われますが

雨に煙って眺められません。

ここから行く津南見玉にある津南グランドキャニオンに期待。

時間があれば利用したい温泉の駅です。

ここから待機していてくれたバスで見玉公園に向かいます。

やっぱり雨はやみません。傘をさして見玉公園に入っていきます。

ここを津南グランドキャニオンといわれる説明の板がありました。

ここの展望台より見た津南の町です。川は中津川です。

陽が差せば素晴らしい紅葉でしょうがそれでもこの霧にかかった景色は格別です。

雨でも元気なメンバーです。

バスの中でいただくお弁当です。

途中休憩石打インターで購入して配られたものですが、(魚野の郷)

ご飯が魚沼産コシヒカリだけあって美味。完食です。

本命のなべくら高原、森の家に向かいます。

散策時間40分。美味しいコーヒーが飲めますと言われたけれど時間が

足りなさそう。配布された、てくてくマップを見ながら出発です。

コースに敷かれたチップの感触が優しい。雨も小降りになって来ました。

途中にある古池。静かな水面に景色が映ります。

標識を辿りながらブナ林に入っていきます。

 

ポスターの場所を見つけました。

 

樹液の流れる音は聞こえませんでしたね。

駆け足散策なので楽しみなコーヒータイムは取れませんでした。

次の場所、希望湖に向かいます。添乗員の説明によるとここも

お勧め場所とのことです。

この景色の先に突然現れた湖です。

 

 

本当に神秘的でした。

細い道路をくねくねと下がっていく途中に見た天空の峰です。

このような天候でこそ見る事の出来た景色です。(負け惜しみではなく

雨の中のツアーでしたがどこもかしこも素晴らしかった。

特になべくら高原森の家季節を変えて泊まってゆっくり散策したい

所です。是非実現したいねー。また誘ってくださいね。 


京都姉妹旅行(2017.10)3日目

2017年10月21日 | 旅行

3日目

旅行記も感動が薄れないうちにと思うのですが、帰ってからも

色々と用事に追われてあっという間に一週間経ってしまいました。

写真を整理しながら思い出しながら3日目を纏めてみました。

3日目のコースは、清水寺→2年坂→産寧坂→高台寺を廻ります。

行く前の下調べで清水寺は平成の大改装であの清水の大舞台は

見られないらしいのですがまっ仕方ないですね。

このコースも修学旅行生、外国観光客が一杯。

バスを降りてから清水焼のお店が並ぶ茶碗坂をダラダラと

登っていきます。京都の旅は坂、階段の連続です。

登りきったところが朱色も鮮やかな仁王門、三重塔が

迎えてくれます。

あちこち、木枠で囲まれてその上をシートに覆われた本堂に向かいます。

一部見られますという係員の案内で進みますが、全くの期待外れです。

舞台の一部分の狭いところで人に押されて撮った景色です。

混雑してゆっくり出来ません、早々に下に降ります。

奥の院のがけ下からこぼれる名水が3本の滝になっています。

音羽の滝です。3本其々いわれがあるそうです。

説明を知ってか知らずか恋愛成就と延命成就の滝の水を受けている

小学生に笑ってしまいます。君達は学問成就でしょ。

学問成就だれも受けていませんね。

こちらは清水寺の裏側になります。清水の舞台の高さが伺われます。

次は二年坂、産寧坂に向かいます。

産寧坂とは清水寺にある子安観音へお産が寧か(やすらか)でありますようにと

願いながら登る坂だったという説があるそうです。

私たちは逆に行っている訳です。

情緒ある石畳が続くを想像していたのですが人の群れで大変。 

それでも寄り道をしたくなるようなお店が両側に並びます。

この一角に清龍苑と呼ばれる東山を借景にした美しい庭園がありその中に美味しい

コーヒー店のイノダコーヒーを見つけました。疲れてきたのでこちらで休憩。

外側は和風の作りですが内部はローズウッドを基調にした高級感ある洋風です。

窓から見る庭の風景もとても素敵です。

外の混雑を忘れるくらい静かでホットひとごこち着きました。

さあ次は高台寺に向かいます。

途中の高台から町並みに東寺の五重塔が見えます。雨も止んできました。

高台寺は秀吉の菩提を弔うために正室ねねが建立。東山を借景した庭園が素晴らしいと書かれています。

紅葉の名所なのだそうですが時期的に少々早くて残念。

高台寺です。重みのある落ち着いた建物です。

囲むような庭園が素晴らしい。ライトアップの準備をしていました。

その時期に来てみたいです。

開山堂と霊屋(おたまや、秀吉と寧々を祀ってある)を廊下が

龍が登っていくような様子を表して臥龍廊と呼ばれています。

木の間に見える建物が霊屋です。

秀吉と寧々をお祀りしている所で厨子左右に秀吉と寧々の

木像を安置してあります。地下には寧々の遺体が眠っていると

云われています。外から見るだけでしたが豪華な蒔絵が施されていますが

寧々の人柄が伺えそうな品の良い蒔絵文様でした。

霊屋をみて順路を辿っていくと小説などで取り上げられている茶室、傘亭と時雨亭が

あります。この時雨亭より大阪城の落城の様子を寧々が見ていたとの説明が

ありました。

茶室を侘び寂びと例えますがそれを通り越して杣屋に見えました。

次に向かうのは寧々が余生を送り終焉の地になった圓徳院です。

 

ここで嬉しい襖絵に出会いました。長谷川等伯です。

ここにエピソードが書かれていました。桐門を散らした唐紙には絵は描かない

のが通例だがそれを破って書き上げた等伯の作品。上野美術館にある冬の松林

を思わせる冬の絵、やはり故郷の七尾の景色を想像されると書かれています。

それがこちらです。

思わぬ心の収穫になりました。

 

さあこれですべての行程は終わりました。

写真を撮りすぎて絞るのに苦労しました。天候のせいもありますが景色の色が

綺麗に映らなくて残念なのですが素晴らしい庭園巡りが出来て妹とも

大満足の旅でした。

一人旅をしてみたいと言いながらやはり妹に頼ってしまう姉です。

また機会があったらのんびりした姉妹旅をしてみたいなと思いました。

京都は歴史が深いのでもっともっと行きたい所があります。

後期高齢になっても頑張らなくっちゃね。bellsunowありがとう。

因みに3日目の歩行数13392歩、キロ数8.9キロでした。


京都姉妹旅行(2017.10)2日目

2017年10月15日 | 旅行

2日目

今日の行程は京都駅より市バスを使って

白沙村荘橋本関雪記念館→銀閣寺→哲学の道→法然院

ツアーでないのでこの通りでなくても気任せ、足任せです。

シーズンのせいもあるのでしょうが、修学旅行、外国人観光客

の多いこと、お店も外国人観光客向けが増えてきてなんとなく

情緒、風情が代わっていくようで寂しい気もします。

ホテルの朝食をしっかり食べて出発します。

何度か来ているので見慣れた街景色を見ながら銀閣寺道で下車。

少し歩くと哲学の道の標識を目にします。

若王子神社から銀閣寺まで続く疎水沿いに哲学の道が続きます。

これはほんの一部です。

この通り沿いに白沙村荘橋本関雪記念館があります。

日本画家、橋本関雪が夫妻で植えた関雪桜が春には見事に咲くと

書かれています。この庭園が素晴らしいと案内にありましたので

寄ってみることにします。

大文字山を借景にした一万平方メートルの池泉回遊式庭園(資料による)。

所々に見つけた山野草が控えめながら引き立てています。

次に銀閣寺に向かいます。

この時期銀閣寺秋の特別公開で国宝の東求堂、本堂が見られるのでラッキーです。

修学旅行の団体が通り過ぎるのを待って総門をくぐります。

立派な総門をくぐると5メートル近くある背の高い生垣が迎えてくれます。

ヤブツバキを中心にカシ、サザンカ、サカキ,ツゲ、シキビ、クチナシなどが

複雑にからみあっています。(資料による)

 仲良し姉妹です。

見えてきました。

観音殿(いわゆる銀閣のこと)人物を入れずに撮るのが大変。

向月台

銀閣寺庭園内の砂をプリン型に盛り固めたもの。少々の雨水にはビクともしない。

人が一人上に乗ることができるそうです。

 是非見たかった銀沙灘(ぎんしゃだん)

高さ40センチ程の盛り砂の平台を作り、その上に斜めの縞模様を

描いている。逆光を浴びると平らに固めた部分は白く、灘を描く

部分は黒く浮かび上がり銀色に輝く。(砂に含まれる石英などによる。)

当時としては照明の代わりになったという。(資料による)

日本庭園には珍しい幾何学的造形美。なるほど納得がいきます。

次に特別公開の東求堂、本堂ですが撮影禁止。予約を取って一回20人。

池大雅、与謝蕪村、奥田元宗の襖絵が公開されています。

花頭窓から見た額絵のような銀沙灘。

庭を眺めながら展望台を目指します。結構きつい上り坂です。

このような景色が待っていてくれました。

紅葉はイマイチです。あとひと月かな。

再び哲学の道を歩きながら法然院に向かいます。

疲れが出てきたところの急坂、きつーい。

侘び寂びを感じる景色に心が洗われます。

頑張って歩いた甲斐がありました。

TVで見たお店に寄ってみました。お土産に小さなショルダーを買いました。

これで今日の行程は終わり。歩きに歩いたり。歩数18366歩、距離12.3キロ。

ゆっくり休んで明日に備えましょう。 


京都姉妹旅行(2017.10)

2017年10月15日 | 旅行

母方の叔母が一人暮らしで大阪に居りますが最近

施設に入居したとの知らせを受けたので訪問を兼ねながら

妹と京都旅行を計画しました。

10歳ほど離れていますが子供の頃より可愛がってもらい

憧れの存在でした。前向きな生き方にも惹かれていました。

施設に入ったということも気になっていました。

昨年は姉妹3人で行ったのですが今回は下の妹との二人旅です。

新横浜で妹と合流、おしゃべりをしながらの新幹線の旅は快適、

あっという間に京都到着。早々にホテルに荷物を預けて大阪に

向かいます。予約は妹、コース決めは私と連携プレーです。

施設までの道順に手間取ったけれど予定より早めに着いて、にこやかに

出迎えてくれました。表情も昨年よりもふっくらとして安心。

個室で色々制約もあり慣れるのに大変だったけれど自分で決めた

終の棲家だからね、子供に迷惑を掛けないが叔母のモットー。

それを通していることに改めて見直します。

近い将来私も辿る道かもしれないと心に刻みました。

懐かしい話に話が弾みやっぱり来て良かったと名残惜しみながらも

叔母の処を後にしました。

さすがに早朝よりの行程は疲れが出てきました。

大阪名物料理と思いながらも入ったところはカロリー多めの中華料理。

ビールがキュッと喉を潤してくれます。

さあ明日は京都巡りを楽しみましょう。本日の歩行数、9242歩。6.1キロ。