思うまま

考え中。

町の映画館

2010年04月30日 | お出かけ
古い酒蔵の跡地をリニューアルオープンした映画館に行ってきました。

元々あった深谷シネマが移転したものなのですが、中仙道に溶け込んだような親しみのある

映画館になりました。

今あちこちにお洒落な、一箇所でいろいろな映画を観る施設がありますがここ深谷シネマは

フラット普段着で行けるような親しみのある映画館です。



封切り映画をお洒落してゆったりしたシートで観たあとは素敵なディナーをなあんていう

のも良いんでしょうがそんなものは私にとっては遠い昔の事。

ここは封切館ではないのですが、見損なってしまった映画を気楽に観るにはそれこそ

もってこいの所です。豪華な箱ものばかり増やさないでこのように町の中に根付いてくれる

娯楽施設が増えてくれると良いなと思います。



昭和20~30年代テレビも無かった子供の頃、近くのお風呂屋さんの2階がお芝居が出来る

舞台があって、大衆演劇の巡業芝居を祖母に連れられて見に行っていた事がありました。

深谷シネマさんには申し訳ないけれどそんな昔を彷彿させてくれるものがありました。

いいえ、けちを付けているのではありません、そう言う存在であって欲しいという願い

なのです。


因みに観た映画は「おとうと」でした。こんな想いになったのは映画のせいかもしれませ

ん。山田洋次監督らしい人の心にジンとくるものを残してくれました。






常備菜3品

2010年04月29日 | 料理
毎年春になると楽しみに作っていたわが庭自生の蕗の保存食。

ところが今年はふきのとうを楽しんだ後他の雑草と一緒刈って痛めてしまったので伸びが

いまいちでした。諦めていたのですが、araさんから活き活きとした立派な蕗をいただきま

した。といってもaraさんのブログに載っていたのをおねだりした様なものですが。

一緒に切干だいこんもいただきました。蕗の葉も柔らかそうで嬉しくなってしまいます。

この通り3品も出来上がりました。






炊き立てのごはんと蕪のお味噌汁で美味しい夕食になりました。



蕗の葉の佃煮ときゃらぶきは4等分ぐらいづつにして冷凍しておきます。

きゃらぶきは少し味を濃い目にしてあります。もうすぐ出回る新じゃがを茹でて、細かく刻

んだきゃらぶきを和えていただくとチョット美味しいお酒のつまみになります。

蕗の葉の佃煮は醤油とお酒とタップリのかつを節だけで炊きます。これをおむすびの具に

しても良いし、炊き立てのご飯にまぶしてむすんでいただくのも良しで私の大好物です。

切り干し大根の煮物はいろいろな具が入っていますので美味しくてすぐ食べて無くなってし

まいます。araさんどうもありがとうございました。


一人暮らしには常備菜はとても便利です。これにお魚を付けたり、大豆製品を添えたりすれ

ば立派な食生活ですよね。カロリーだってそんなに高い物ではないし、なのに何故太る?

そうなんです、このおかずは白いご飯に合うのでついお代わりをしてしまうのです。









街路樹は花ざかり

2010年04月26日 | 
ようやく、暖かくなってきた陽気に、庭いじりがしたい気持ちがおきて来ました。

花フェスタのお庭のようにはいきませんが我が家の小さな庭にも開花スタンバイの花達が

あります。手入れをしてあげるための準備に大田のホームセンターに出掛けてきました。

これが春よと思わせる30分程の気持ちの良いドライブになります。

桜の次は私達とばかりに一気に咲き始めた街路樹の花や新緑が目を楽しませてくれました。






四季がある日本って素晴らしいと感じる一番好きな季節です。

春夏秋冬それぞれの良さはありますが、春の芽吹きは元気をもらえるような気がして。



さあ明日から花と語らいながらの、庭いじりを始めます。

語らうなんて文章にすると格好良いのですがブツブツとばあばのひとり言です。


まもなく端午の節句

2010年04月21日 | Weblog
今年の春は何となく気ぜわしくて、気候の変化も追い討ちをかけるようで、ユックリと自分

の時間を送る日が少ないような気がします。

人様に言わせると、当てにされているうちが華よといわれますが、それも程々でないとね、

やらなければならない事が皆後回し、性分としては家の中でゴソゴソしているのが好きなの

ですが儘ならないものです。なあんて愚痴をいっても一日24時間は過ぎて行ってしまいま

す。時季っぱずれになってしまった3月飾りを片付けて4月を飛び越して端午の節句飾りを

しました。玄関先にしているミニ飾りです。





一人暮らしの単調さを少しでもなくそうと、12ヶ月それぞれに、時季を感じさせる習わしを

家の中に飾ってみようと始めたことなのですが、忙しさをいい訳にしておりました。

忙しくても時間はいくらでも創り出せるものです。気持ちのもちようです。



可愛い人形の表情を見ていると気分がスッキリしてきました。五月晴れを期待して頑張る

ぞ。それにしても、こう書いてみると私は単純ですねー。

孫の入院

2010年04月15日 | 家族
今年の気候の変化はどうなっているのでしょうか?

大人でも体調の管理にとまどってしまいます。孫のT君風邪の治りがいまいちで何となく

元気がありませんと、お嫁さんからのTEL。

かかりつけのお医者様に紹介状を書いていただいて検査をしていただきました。

RSウイルスによる肺炎と診断、即入院になってしましました。

子供の病気は待ったなしです。24時間点滴のためママは付きっ切りです。

元気印のT君もさすがにぐったり、でも点滴を2度も外してしまう騒ぎです。





留守番部隊のパパ、孫娘のAちゃん、私と丁度昨年のT君誕生の時のような体制になりまし

た。そう言えば昨年も桜の時期だったなーと思い出しました。

お蔭様で早期の治療とT君の頑張りで(?)一週間の入院でお家に帰ることが出来ました。

交代の付き添いでママと私はぐったり、でも元気になったT君をみて安心しました。

退院しても一週間は様子を見るため安静にとお医者様に言われました。

ママも職場に復帰しなければなりません。そこで又、ばーばの出番です。ニコニコして我が

家にやって来ました。





子供の回復力は目覚しくご覧の通りの活躍ぶりです。一週間分の動きを取り戻すかのよう

に、もうもう私は元気ならば良いやと決め込み家をT君に開放しました。

子供は元気が一番。


でもねー、ばーばの深くなった皴と、肩こりはいつ回復するのでしょうね。










詩暗唱

2010年04月04日 | 家族
春休みになっている孫娘のAちゃん度々遊びに来てくれます。

ばーばこれ知っている?国語で暗記した詩を2作品教えてくれました。

聞いていてね、掛け算の九九を言うように早口で言うのでよくわかりません。

もう少しゆっくり聞かせて2,3回繰り返してくれました。

夢七訓、希望と言う詩だと分かりました。良く聞いて見ると内容が良いのでばーばも憶えた

いので書いて欲しいと言うと張り切ってメモ用紙に書いてくれました。

これがまた、全部ひらがな、孫の名誉のためにいっておきますがメモ書きだから、このよう

になったそうです。清書ならもっと綺麗に書けると申しておりました。(後でですが)



多分このようになるだろうと思います。



60歳の年齢差何回繰り返しても憶えられません。大きな声で得意になって教えてくれます。

今度来るときまでに憶えておくからねと、約束をしてチャンチャンになりました。



二つともとても心に届いて小さな感動を覚えます。小学校の国語の教科書を、大人が読むと

心洗われる想いをすると何かに書いてありましたが、本当にその通りと実感しました。

夢七訓などは、Aちゃんに言っても九九の暗記と同じ感覚でしょうがこれが、本人の

心に届くのはいつの事だろうと想いを馳せます。

Aチャン、とっても良い詩を教えてくれてありがとう。






桜三昧

2010年04月01日 | お出かけ
地元より一足早く咲きだした東京の桜を愛でに友人と出掛けました。

東京に明るいOさんにコースを作ってもらい私はおのぼりさんです。

東京の桜の名所と言えば靖国神社、千鳥が淵、皇居が代表されますよね。今日はこのコース
 
に決まりました。

乗りはじめた車窓より見る桜はまだまだ蕾がかたく、それが東京に近づくにつれてだんだん

開いていくのがわかります。一時間ちょっとの差なのにこんなにも違うなんて、桜前線

の足並みが楽しめます。

九段下で降りてさあここからスタート、人並みに押されながらぞろぞろと進みます。

ここから先は桜オンパレード。あれもこれもと撮るもとったり何枚になるでしょうか?

同じ構図とわかっても撮ってしまうんですねー。桜されど桜です。







如何でしょうかこの桜、目にしっかりと焼き付けて凝縮したのを載せてみました。



桜は開花から一週間が命と言います。一年間この日のためにひたすら蓄えて一気に咲き

潔く散って行く。この潔さが日本人が桜を愛する原点なのかななんて、華やかな花とは

対照的な年輪を重ねた古木の幹を見ながら思ってしまいました。