思うまま

考え中。

早々とイルミネーション見てきました。(近くの公園で)

2015年11月24日 | Weblog

近くでイルミネーションが見られるので行ってみない?

と友人に誘われたので余り期待もせずに出掛けてきました。

昼間は何の変哲もない普通の公園です。

夕暮れを待って行ってみたのがこの景色です。

正直驚きました。昼間の景色とガラリと一変です。

近くに住む方達の夜の散歩コースになっていて

東屋にご近所の女性がいて(毎日きているそうです)

訪ねてきた人たちに何度も繰り返して説明しているらしくガイドさんのようです。

公園を守る会のボランティアの方たちの3年がかりの成果でここまでなったとのこと。

集めたなかには深谷駅前のイルミネーションのお下がりもあるとのことで、

そうでしょうね、これだけ集めるには大変なことでしょうから。

入口には会社、商店の寄付の看板がでています。維持費、殆んど電気代

の支払いになるのだそうです。

都会の洗練された飾り付けではないけれど、統一されないバラバラ感も

また良いものです。

残念ながらこのカメラマンの腕前では夜景の素晴らしさがご案内出来ません。

この日は風もなく暖かくて恰好なイルミネーション見物が出来ました。


干し柿

2015年11月21日 | 歳時記

先日、通りがかりに寄った野菜の産直センターで干し柿用の

渋柿を売っているのを見かけました。ああ、この時季なんだ。

バタバタと忙しくしていてうっかり忘れてしまっていました。

これでもうお終いですと係りの人に言われて慌てて、購入しました。

良い形と色をしています。

早速、皮をむく作業にかかります。面倒な作業も仕上がりを想像

して苦になりません。紐でくくって熱湯をくぐらせます。

表面を乾かすまでの天候を願って吊るします。

毎年ながら好きな風景です。

ユズ巻きを毎年作りますが、友人が大根巻きも美味しいと教えてくれました。

大根のしんにして甘酢に浸すのだそうです、お正月のはし休めに良いかもしれない、

早速作って見るつもりです。

日毎に色が変わっていくのを見るのも楽しみ、食いしん坊ここに在りです。

 


お味噌の蔵出し

2015年11月15日 | 料理

11月の半ばに一昨年に仕込んでおいた味噌を使い切りました。

今年の2月に仕込んだ味噌が暑い夏を過ごして熟成して

いるはずなので蔵出しをしてみました。

密閉した蓋を開けると良いあんばいの味噌が

出来上がっていました。

ご近所の味噌作りの上手な方に教えていただいてから

ゆうに10年は越えています。

私の数少ない年中行事になっています。

思えば美味しいもろきゅうが食べたいとの

夫の願いが始まりです。

美味い、美味いと言って食べていた顔が浮かびます。

お得意様()へ、味見をしていただくためにお裾分けします。

ここ、何年か麹の量を増やしています。麹の力は色々と承知済みですので

応用しています。何んとなくまろやかさに違いがあるように感じます。

ここの処、ご近所から野菜を沢山いただくので、もつ煮を作ってみました。

仕上げには蔵出ししたばかりのお味噌。中々良いお味になりました。

大鍋一杯に出来上がり。息子と孫に持っていってもらいます。

美味しそうに食べてくれました。おふくろの味に一品追加かな。

 


北陸新幹線で金沢、奥能登への旅 3日目

2015年11月04日 | 旅行

ついに最後の3日目になってしまいました。

3日間行きたい所を厳選して充実した旅になりました。

昨夜は天然温泉に入り疲れも取れて最後の観光を楽しみます。

今日も昨日の運転手さんのハイヤー観光です。

先ずはここから始まります。

金沢老舗記念館

 

この建物は天正7年開業の薬舗(中屋)を移築して藩政時代の面影を今に

伝えようと記念館にしてあるそうです。2階建てになっており入ったところは

このようになっていました。

金沢の町民文化が今に生きる、と説明されているように当時の生活の息吹が

届くようです。

奥の座敷にはこのように可愛く華やかな手毬が展示されています。

絹糸を丁寧に刺した作品が処狭しと飾られています。

更にもっと華やかなものに驚かされました。

花嫁の支度には必ず添えられていた花嫁のれんが沢山飾られています。

加賀友禅、嫁がせる娘に託した親の気持ちが秘められています。

ここを案内してくれた館員の方が初御披露目の花嫁のれんがありますと

2階に案内されました。

婚礼模様の品々が見事に飾られています。豪華な水引の結納の目録、華やかです。

同じ階にこのようなものもあります。伝統産業、町民文化の品の数々です。ほんの一部を乗せます。

 

次に向かったのは武家屋敷跡です。

加賀藩千二百石の野村家の内部です。

格調高い調度品、すべて貴重な文化遺産と記されています。

 

次はがらりと趣の変わる現代アートの結集した金沢21世紀美術館です。

パンフレットによると

美術館の目指すものとして新しい文化の創造と新たな町の賑わいの創出を目的に開設されました。

ミュージアムとまちの共生により、新しい金沢の魅力と活力を創出していきます。

何か難しい説明ですね。こんな思いを持ちながら入館。

ここの有名になっているスイミングプール。

地上から見下ろすと、あたかも深く水で満たされたプールのように見える。その水面を境界とし、

地上と地下(プール内部)で人と人の出会いを創出する。

このように説明されているので確かめようとしたのですが会場が広すぎて実現しませんでした。

21世紀生きていたとしても私の頭の中では想像もできない芸術家の世界です。

これで2泊3日の旅行の日程が終わりました。紅葉のすすんだケヤキ並木を見ながら駅に向かいます。

伝統文化を大切に受け継いでいる金沢、日本海の荒々しい景色と厳しい気候のなかにいながら逞しく生きる

人々、近未来を見つめながら進んでいく芸術家を応援している町。

掛け足で、少ししか触れることが出来なかったけれど満足のいく旅でした。

来年はどこの観光地にしましょうか、今度は私とFさん担当です。

皆、健康に気をつけて全員参加といきましょうね。

 

おまけです。

来た時と反対側の鼓門とおもてなしドームが見えます。ここの位置だと何んとなく傘に見えますね。

 

 


北陸新幹線で金沢、奥能登への旅(2日目)

2015年11月03日 | 旅行

旅の2日目

7:30予約しておいたハイヤーがホテル前に迎えに来ていました。

真面目そうな運転手さんがご挨拶をしてくれました。

我々と同年輩の方みたいです。今日一日ご案内してくれます。

ハイヤー観光。

タクシーとハイヤーの違いは?素朴な質問ですがチャンとあるんですね。

降りる度ごとに先に回ってドアーを開けてくれるのもその一つです。

快適に走り始めます。繁華街を通って能登里山海道をひた走ります。

天候は予報ですと時々雨模様、友人の一人強力な晴れ女が大丈夫。

と太鼓判を押してくれます。雨も旅の中。

千里浜なぎさドライブウエイといって細かくびっしりな砂浜を走り抜けるというコース

があるのですが、生憎の天候で一部しか通れないと案内が出ていました。明日もあるということで

そこはパス。高速道から走りながら見学ということになりました。

どんよりとした雲が如何にも日本海という感じです。早くも松本清張の世界です。

能登金剛シンボルの名勝、巌門です。波の浸食で岩が切り立った荒々しい所です。

 

生憎、雨がよこなぐりに吹きつけて寒い。でも景勝地なので滑りに気をつけて降りていきます。

残念ながらここは早々に引き揚げます。

走り出したら途端にこのように晴れてきました。

運転手さんが能登はこのように雨が多いので昔から弁当忘れても傘忘れるなという

ことわざにもなっているのですと申し訳無さそうに言っていました。

そういえばチェックの時に寒さ対策はしてください、傘は当方で用意しますと言われたっけ。

車に人数分だけ常備されているんですね。

荒々しい岩の海岸線を眺めながら次は総持寺に向かいます。

曹洞宗の大本山といえば神奈川県の鶴見にあるのが総本山と思っていたのですが

こちらが本家本元ということです。工事中のため写真があまり撮れませんでしたが

紅葉の赤がとても綺麗でした。

次は輪島の朝市。

パンフレットには朝市は8:00から12:00とあったので少々心配。

輪島朝市、到着。11:20

気さくに声掛けしてくれるお店の人達とのやり取りを楽しんで一回りしました。

昨日と違って小刻みに廻るので次の目的地に向かいます。

ガラッと雰囲気が変わって海と山に挟まれた白米千枚田です。

日本海に臨む急な斜面に、1000枚以上の小さな水田が幾何学模様を描いています。

荒々しい海風に晒されて美味しい白米が出来るのでしょうね。

これは曽々木海岸です。

車の中からずっと続く波と岩の景色に歓声を上げます。

この景色がチョット途切れた処が揚げ浜塩田です。

TVで放映された”まれ”のロケ地になった所です。

運転手さんの案内によるとこの鉄鍋がミネラル分の多い塩が出来るもとに

なるのだそうです。この先に道の駅があって、塩が販売されているのですが

手作り一本の為、量的に間に合わなくて一人一個と制限されていました。

これもTVの影響で買い手が急に増えたのだそうです。何か大切にしていたものが

破壊されそうな気がします。ぜひ残しておいて欲しいものです。

 

まだまだ続きます。

空も青さが増して暖かくなってきました。

能登半島最先端の禄剛崎灯台です。

大きな看板の400m 徒歩8分 を簡単と思って登り始めましたがこの急こう配、息がゼコゼコして

しまいました。日頃の運動不足がたたりました。

でも登りつめたその先の景色に辛さが吹き飛びました。今回の旅の目的を達しました。

 

今日最後の景勝地、見附島です。

今まで見てきた荒々しい波がここだけは止まったようです。素晴らしい景色です。

別名 軍艦島と呼ばれていますが見ただけでわかります。

何んとも静かな景色、見とれてしまいます。

私観ですがこんなえんむすびモニュメントなんて邪魔に思えます。

さあこれで今夜の宿泊先に向かいます。

長い長いドライブでした。控えめな運転手さんのガイドが疲れを

忘れさせてくれました。

今夜のホテルです。天然温泉露天風呂。疲れが取れそうです。

その前に今夜の楽しみ夕食です。

夕暮れがかった輪島の街並みを見ながら探したお店です。

はじめて食べたのどくろの握り鮨、白子の活き造りを乗せた軍艦鮨

どちらも最高に美味でした。

いよいよ明日は最後です。温泉で疲れをとって楽しむことにします。

 

 


北陸新幹線で金沢と奥能登旅行

2015年11月01日 | 旅行

一年に一度、かつて職場を共にした友人との旅行も

今回で9回目になります。

きっかけは夫を見送った後、よく二人で出掛けた四万温泉の

話をした時に、是非行ってみましょうと言ってくれたのが

始めです。嬉しいですね、こんなに続けられるなんて、やはり

相性ってあるのでしょうね。二人づつ、当番を決めて今年は

開通なった北陸新幹線を使って金沢、奥能登になりました。

KさんとSさんが担当、TVの影響もあってかホテルの予約に苦労

したそうです。ツアーに参加しないことの弱い所です。

きめ細かに予定を立ててくれました。近づくワクワク感も

旅の楽しみのうちです。

友人三人は東京駅から私は大宮で合流します。

全席指定席ですが大宮ではほぼ満席。人気の程が伺えます。

楽しい会話で2時間半はあっというまでした。

金沢駅を出た途端にこの建物に目を見張ります。

ガラスと金属パイプで出来ている大屋根はおもてなしドームと名付けられていて、金沢を訪れる人に

差し出す傘をイメージしているそうです。大きすぎてカメラに上手く入りません。

その奥にはこのような木造の門が待ち受けています。

伝統芸能を重んじる金沢を象徴するように鼓を立てたような形になっています。

世界で最も美しい駅14選に選出されていると説明書きがありました。

カメラを向けている人が沢山いました。

タクシー乗り場は行列ずらりでしたがさすが観光地金沢、あまり待つことなく掃けていきます。

ここが今夜のホテル、荷物を預けて街に繰り出します。

始めは近江市場、ここで昼食をとります。

どの店も人の行列で、時間が勿体ないので取りあえず早そうなお店に入ります。

新鮮なネタの上に金箔が乗っていて金沢らしさといったところでしょうか。

安いお値段の割に美味しかった。

バスで兼六園に向かいます。

兼六園には何度か訪れていますが紅葉の時期ははじめてです。

歴史を見守ってきたであろう樹木とのご対面です。

有名なことじ灯篭です。

早くも雪吊の準備をしています。

 

これだけの広さ疲れてきたので庭園にある茶室で休憩をとることにしました。

茶室から眺める庭園。手入れをしている人が見えます。ホットする時間です。

一服のお茶で元気回復、次に向かうのは私の大好きな所です。

最も金沢らしい所と思います。東茶屋街です。

2年前に姉妹旅行で来たときとは趣が違います。

季節の違いで変わります。

外人客も多く見られます。日本文化に惹かれるのでしょうね。

国指定重要文化財のお茶屋の志摩です。

典型的なお茶屋の造りをそのまま残している建物です。

封建的制度の下、町方にわずかに残された娯楽と社交の場として上流町人や文人

達がこよなく愛したお茶屋といわれています。

前回来た時はツアーの掛け足見学だったので今回はゆっくり見学できました。

外に出ると人も少なくなって落ち着いた佇まいになっています。

今日のコースはこれでお終い。

金沢の街を見ながら今夜の夕食の場所を見つけます。

町家ごはんの看板に魅かれて入ってみます。居酒屋っぽいです。

疲れた身体に美味しくビールが入っていきます。

店主の薦めてくれた地酒の加賀鳶大吟醸すこぶる美酒です。

友人3人ともお酒はイケる口ではなく私一人申し訳なくも良い気分にしてもらいました。

これでホテルに戻ります。2日目は早朝出発、ハイヤー観光です。

日本海を眺めながらのドライブ、お天気を願って早く休みます。