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思うまま

考え中。

箱根旅行その2(岡田美術館喜多川歌麿深川の雪)

2014年05月29日 | 旅行

2日目

岡田美術館の喜多川歌麿の深川の雪を観に出掛けます。

長いこと行方が分からずにいて66年ぶりに見つかったという

肉筆画の大公開があるという特集をTVでみてからずっと

行ってみたいと思っていたのが実現できることになりました。

たまたま箱根行きが決まっていたので我が儘を言ってコースに入れてもらうことにしたのです。

何しろ入館料が2800円とお高いものですからチョット躊躇しました。

高いなりの価値はきっとあるはずと期待を込めます。

宿舎がある強羅から施設めぐりバスで小涌園まで10分足らずで到着。

混雑を予想して早めに着きました。9時開館で10時ごろ着きましたが

予想が空振り、空いています。団体客が到着してないせいもあります。

箱根ホテル小涌園、ユネッサン森の湯の真ん前にあります。

ここから先は写真が撮れません。入場券を買って入ると物々しい係りのチェックがあります。

カメラ、携帯一切駄目、私のバックの中のアリナミンが引っかかりました。空港の検査みたいです。

疲労回復のために用意していたのですがその場で飲んでOK。

なんとも物々しいセキュリティーです。

5階建になっており各階に作品が展示されています。

先ずは目的の深川の雪を観に行きます。

人の頭越しに見るかもと思っていましたが広い室内暗い照明の中ゆっくりと見ることができました。

その画の大きさに圧倒されます。縦199センチ、横341センチのなか一杯に総勢27名の人物が

生き生きと描かれています。遊女たちの物腰、着物の柄の細かさ、歌麿晩年の作と言われていますが

それを感じさせない力強さが伝わってきます。本物を観たの実感が湧いてきました。

もっと見ていたいの思いを持ちながら各階を回ります。

その他はおまけかと思っていたのですがとんでもない、絵画、陶磁器、工芸、彫刻などそれ一つ一つでも美術館を張れるほどの

作品の数々です。美術には疎い私でも知っている作者の作品がこれでもかこれでもかと展示されています。

なんでも鑑定団だったら何と価値づけるのでしょうか?(下世話の言い方ですね。)

広いフロアを丁寧に回ると知らないうちに足がパンパンになってきます。さりげなくベンチが置いてあり休みながら

全館みてまわりました。丁寧に見たら半日以上は掛かるといわれています。私たちはそうもしていられないので

曳かれながらも後にしました。

出口のところに大きなスペースをとった足湯の設備がありました。

これにも納得。疲れた足をこれで癒してくださいということですね。残念ながらお腹が空いてきているのでこれは

パスです。食事をとる設備がないことが不満かな?これだけの満足感を貰ったのですから入館料の不満は消えていました。

新たに私設美術館のオーナーの岡田和生の生き方に興味が湧いてきます。

パチンコ王、スロットマシンで財をなしたということですが、どれほどの財産があるのでしょう。小市民の我々には

予想もつかない話です。

昼食を済ませて最後の楽しみ旧街道を通って甘酒茶屋に寄ろうというのです。

元箱根から乗る時に運転手さんが相当揺れますから気をつけるようにのアドバイスをもらいます。

なるほど急カーブの連続です。バス停の名に猿も滑るほどというさるすべり坂とあります。笑ってしまいます。

甘酒茶屋は途中下車します。

当時を物語るような建物と昔から引き継いでいる素朴な力餅、甘酒を薄暗い土間でいただきます。

私も夫とかつてドライブで寄った店です。箱根は2人とも好きでよく来た昔を懐かしく思い出します。

さあこれで後は帰るだけです。

年に何回か声を掛け合って出かける仲間です。

ツツジとシャクナゲを愛でて名画に感動して内容盛り沢山な楽しい旅でした。

富士山は残念ながら見られなかったけれど一つぐらい悔しさはまっ良いかです。

気心合う仲間に感謝。

 


箱根旅行(山のホテルのツツジと岡田美術館の歌麿の深川の雪)

2014年05月27日 | 旅行

楽しみにしていた箱根に行ってきました。

前日までお天気が危ぶまれていましたが五月晴れになって幸先の良いスタートです。

湘南ラインを使って小田原まで。その先は箱根フリーパスを使います。

2日間乗り降り自由で4000円、上手に使えば結構お得です。

最初は山のホテルのツツジを見に行きます。

いつもは箱根登山電車で小田原から箱根湯本まで行きそこで元箱根行きの

箱根登山バスに乗り換えるのですが、メンバーのK子さんが小田原始発元箱根港

直通のバスがあるからそれで行きましょう、確実に座って行けるからとのこと。

(湘南在住の彼女は箱根に詳しくて心強い。)途中箱根湯本からの乗客で満席状態、

正しい選択でした。

深緑が増した街道を気持ちよく走ります。私の大好きな正月の箱根駅伝のコースを

まじかに見ながらかんれい同門、大平台、恵明学園と馴染みの地名で嬉しくなります。

箱根港に到着。ここから山のホテルまでシャトルバスが出ています。

お馴染の景色です。バス停にこんなお知らせがありました。

ラッキーと言っていいのか、花の状況が気になります。

5分ほどでホテルに到着。残念ながら富士山が見えません。

芦ノ湖を下に見ながら階段を下りていきます。

数日前に降った強い雨でツツジにダメージがでたそうで無料になったそうです。

時折雲が出て不安定な天候になりましたがそれでもホテルの建物とツツジの対比が素晴らしく

大満足です。

丘の中腹から芦ノ湖の遊覧船が見えました。

一本の木でこんなに沢山咲いています。圧倒されました。

ツツジをバックにパチリ。

沢山のシャクナゲが咲き乱れています。

アップで見るとこんな素敵なフリルになっています。

見上げるほどの大木になっているシャクナゲのその先に知らない花が咲いています。私は始めてみます。

K子さんが教えてくれました。エゴの花です。花の名前にとても詳しいのです。

お昼を過ぎすっかりお腹も空いてきました。

ホテルで予約をするつもりでしたが時間の制約がありそうで取り止めました。

同じ敷地内にあるレストランに向かいます。

 

芦ノ湖を見ながらの素晴らしいロケーションです。風が冷たくなってきたので部屋から芦ノ湖をみます。

ランチメニューをとりました。

しっかり焼かれたフランスパンをくり抜いた中にエビとホタテのクリームシチューがぎっしり詰まっていて濃厚美味しい。

パンもシチューを全部食べきるまでカリッと感が残っていてすご業です。

デザートのグレープフルーツのムースもこれまた美味しい。ここにして大成功でした。

お腹が一杯になって次に向かうのは、箱根港に戻り芦ノ湖の遊覧船に乗ります。

この頃になると雲が厚く掛かってきて富士山は期待できません。こればかりは仕方ありません。

桃源台よりロープウェーで大涌谷に向かいます。

硫黄のにおいに包まれた景色ご覧くださいね。

遊歩道で行き交う人達、日本人より外国人に多く出会いました。台湾、中国の人たちが多いようです。

若い人のバックパッカーも多くみられました。富士山の世界遺産登録の影響大ですね。

私たちも延命効果を期待して食しました。1個で7年、2個はチョットね。

ロープウェーから下を見る景色は少々足がすくみました。

これで一日目のコースはお終いです。

大涌谷から早雲山までロープウェー、早雲山から強羅まで箱根登山ケーブルカーで

今日の宿に向かいます。

ここはかつて勤めていた会社の保養所です。4人は年齢はそれぞれ違いますが同僚というわけです。

内容満載な一日でした。ゆっくり休んで明日に備えます。 

 

 


月見草

2014年05月15日 | 

ここのところ毎日夕方に楽しみがあります。

次々に咲く月見草です。

正真正銘の月見草です。

前にもブログに載せたのですが世間一般に思われている

黄色いやはり夕方に咲き始める月見草と思われている花、

それは宵待ち草(まつよいぐさ)です。

この名前の方が情緒がありますが月見草はもっと儚げで好きです。

短い時間に次々と花の変化があります。 

一夜花です。

昨年芝生にしがみつく様に生えているのをひと株見つけて芝刈りの時刈り込まないように気をつけていたら

今年はしっかりと3株になっていました。雑草のように強い花です。

人が皆家の中に入る頃に咲き始めてそれが勿体なくて夕方になると花の数を数えるのが

日課になっています。私見守っているよ、そんな気持ち届くかな。


母の日の嬉しいプレゼント。

2014年05月11日 | 歳時記

宅配便で大きな箱の届け物がありました。

開けてみるとアジサイの花の贈り物でした。

お母さんいつもありがとうと、息子とお嫁さんの名前が書かれています。

早速お礼の電話をすると、届ければよかったのですが予定が入ってしまっていたので送らせてもらいました。

いつも気にかけてくれてありがとう。孫のAちゃんと選んだとのこと、色が変わっていく楽しみがあるからと

これに決めたそうです。花が好きな私のことを良く判ってくれているねAちゃんもありがとう。多分息子は添え物でしょうね。

初夏に相応しく爽やかな色合いが障子をバックに映えます。

花の変化を楽しんだら地植えにして毎年楽しむようにするからね。

気持ちがホワッとする嬉しいプレゼントでした。


旧古河庭園 バラ園

2014年05月10日 | お出かけ

友人4人と東京の旧古河庭園のバラを観に出掛けてきました。

この季節、あちこちでバラの開花を知らせる便りを目にします。

以前にも出かけたことがありますがあの西洋館をバックにした

バラの景色をもう一度見たくて古くからの友人を誘いました。

この古河邸の見学をするには予約が必要です。

前にはラッキーにも人数に余裕があり入れたのですが今回初めての

友人がいるので確実な予約をとるため申し込んでおきました。

爽やかな天候なのですが予報では午後には荒れ模様ということですが

外れてくれるのを願い到着しました。

入口にはこんな知らせの看板が立っていました。私たちはフェスティバルの一日前でした。

でも考えようで混雑を避けるにも今日で良かったかもしれません。

園内に入るとバラたちが迎えてくれます。

開花状況は7分咲き程度でしょうか、なかには満開のバラも見られます。

先ずは西洋館の見学からこの中は撮影禁止でお見せできませんが旧古河庭園としてリンクしましたので見てくださいね。

係員の説明で1時間ほどじっくりと見学できました。外観は洋館ですが2階には和室が違和感なく設けられています。

財を成し遂げた古河財閥により贅を尽くして建てられた洋館も大正から昭和にわたり数奇な運命をくぐり抜けてきた

という説明を聞くと感慨深いものがあります。

見学の後この落ち着いた居間でティータイムがとれます。

アールグレイの紅茶とフルーツケーキ、カップはウエッジウッドでした。暫し優雅な気分を味わって満足。

さあ今度は庭園巡りです。

5月の空に鮮やかなバラが映えます。

丘陵を利用した西洋式庭園を下がっていくと今度はがらりと雰囲気を変えた日本式庭園が広がります。

フィトンチットを一杯浴びて気分もリフレッシュ、友人もとても喜んでくれました。

 

この4人は遠い昔に職場をともにした大切な友人。

毎年2泊3日の旅行を楽しむ友でもあります。

今年は岡山、倉敷を予定しています。また楽しみが繋がります。

お互いに身体のあちこちに支障が出てきていますがそれも自然のことと受け止めて

元気で再会することを約束して家路に向かいました。 


バーべキューパーティー

2014年05月05日 | 家族

ゴールデンウィークも後半になりました。

連休には関係のない私ですがここのところ毎年息子家族が

バーベキューを計画していて声がかかります。

人混みを避けて遠出はしないのだそうです。

準備はすべて用意してくれるので私は参加をするだけ。

2人の孫との会話を楽しみます。

五月晴れというか夏を思わせる天気です。

いつも設置する場所がカーポートが雪のため撤去してしまったので

少々狭いけれどベランダにテーブルを用意しました。

夏を控えて我が家の庭も青々とした緑一色です。

猫の額ほどの場所にジャガイモを植えて上手く収穫できれば

今度はジャガイモ掘りの楽しみが待っています。

ママとAちゃんは材料を手際よく準備します。

パパが大好きなT君はあれこれとお手伝いの真似をしています。

缶ビールを飲みながら手際よく次々とパパが焼いてくれます。

本当に私は何もせず飲んだり食べたりと気楽なご身分です。

昨夜から仕込んだというエビとホタテを上手に串にさして焼いたのが美味しかった。

野菜ばかりのように見えますが牛も豚も鶏肉もタップリでした。(メインを撮らなくてはいけませんでしたね。)

缶ビールも美味しかったけれどこのグレープサワーも美味。

ただ今この2人はまっているそうです。グレープフルーツを絞ってサワーで割ったお味がお奨めとのことでした。

お腹一杯、一休みしている親子2人がおんなじポーズでいるのには笑ってしまいます。

何年か前までは私が仕切っていた筈、すっかりご隠居さんにさせられてなんともはや嬉しいのやらほろ苦いやら

複雑なバアバです。


初夏のマイガーデン

2014年05月03日 | 

満開になって充分楽しませてくれたはなみずきが散り始めました。

暫くは、花弁の片づけに追われます。

それを待つかのように初夏の訪れを教えてくれる花たちが咲き始めました。

白、紫と好きな色が庭を彩っています。

一番咲きのバラも咲いています。

このバラはとても元気がよくて大きく育ちすぎるので昨年に強制剪定した

のですが逆にそれが良かったのかまた沢山蕾を持っています。

ここのコーナーはあの大雪でカーポートが無くなってしまったのでだだっ広くなってしまった

場所に花を埋めていってます。

道沿いにありますので通る皆さんと花談義を交わす時間が多くなっています。

鉢植えは夏の水やりに大変な思いをするのですが増えていきますね。

自分の思うような花壇にするのには中々上手くいきません。