


以前にも、ネタにしたでしょうが、昨年、25年ぶりにアナログ・オーディオに戻ってきた。当初は、レコード再生の「感」を取り戻すべく、現行機も含め4台ほど安価な製品を使ってみた。「まあ、こんなもんかね?」という印象で、もうちょっと上を考えていたところ、大昔に「これも、いいね~!」と思っていた製品「PL-50L」の中古(動作保証付)に出会ってしまった。保証期間が、えらく長いので、「これは、自信を持って手直ししているな!」という「直観」の元に、納得の値段で入手。それ以来、とっくに保証期間は切れているが、全く問題なく愛用している。逆に、当時の技術者の「意気込み」が、よ~く伝わると関心しているこの頃。以前の愛機、「マイクロBL-91+MA808」は、ベルトドライブ・シンクロナスモーター方式で、優れたトレース能力のあるトーン・アームを1.2Kgもある、マウント・ベースで固定する重量級。シュアのV-15MkIIIやデノンDL-103などで、大好きなフュージョン音楽を楽しんだもの。しかし、このパイオニアも、重量15Kgと、なかなかの重さで、単なる「箱」ではない、積層板のキャビネットが、がっちりと回転系とトーン・アームを支える。アームのデザインも、この製品に惚れた要因のひとつだ。ダイレクト・ドライブでは、「FGサーボモーター」しか使ったことがなく、「PLLクオーツロック」ってどうなんだろう?と。でも、使ってみると、その正確な回転と停止の速さに驚く。早いところ、しっかりしたラックに、全ての機器を収納したいのだが、その準備はなかなか進まない、、、
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