アレクサンドル・デュマ作 山内義雄訳 「モンテ・クリスト伯〔四〕」

モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)

アレクサンドル デュマ

岩波書店

発売日：1956-01

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暑い日が続きます。本の方もなかなか開く気がせず、ペースがガックリ落ちた。
旅行には4巻、5巻と2冊を持ち込んだけど車中でもほとんど開かなかった。

復讐へ向けて着々とお膳立てが出来ていく部分なので、小さな山が次々に現れる感じで、読み出すと面白い。
人物を見失ったら「巌窟王」に戻って確認。

マクシミリアンとヴァランティーヌの逢引。
ガバルカンティ少佐とアンドレアの偽造親子。
ノワルティエの潜水服は蝶の夢を見る。
信号士の桃をかじる山鼠から園芸家を守る方法。
そしてオートイュでの晩餐。
ダングラール夫妻の不仲。

正義であるダンテス、モンテクリスト伯の宝の金を使ってのピカレスクな匂いが堪りません。

自：7月28日
至：8月27日

モンテ・クリスト伯〔三〕

モンテ・クリスト伯〔ニ〕

モンテ・クリスト伯〔一〕