「東京かわら版」とも随分長い付き合いだが、巻末のスケジュール以外の記事はほとんど読めずに終わってしまう。
平成19年3月号の表紙に家元の凄い写真が掲載されていたので
「かわら版に家元とは珍しいな」と読んでみました。
インタビュー中でも家元は
「だから『かわら版』を含めて、俺の記事なんて一発もねぇし。俺の存在は落語を語る上にはタブーだろ」なんて発言していましたね。
相変わらずの理論とテレとしゃれの . . . 本文を読む
25日地元で自治会主催の観梅会に行ってきました。
子供は抹茶がもらえなくて、代わりにお菓子(かっぱえびせん)でHero-Nも少し不満気味?
今年は既に見頃はやや過ぎた感じで、地面に花びらが落ちていました・・・
桜がもうすぐ後から迫ってきているようです。
今年は入学式まで桜が持ちそうにありませんね。
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なかなか都合が付かなかった「ユメ十夜」もレイトショー公開に切替り、漸く観に行きました。
夏目漱石の原作「夢十夜」を実相寺昭雄、市川崑とともに新進気鋭の映像作家が挑戦。10分足らずで締めて10話のオムニバス作品。
若い監督が夏目漱石の原作をモチーフに自由に作り上げちゃいました。
ある意味、夏目文学の冒涜とも捉えられかねない物ですが、私としては良いと思いますよ。ただ、ジャパニーズ・ホラー全盛で、魑 . . . 本文を読む
もう一度観たい映画シリーズ(そんな企画はありません)としていづれ取上げようと思っていた「フィッシング・ウィズ・ジョン」がついにDVD化されるそうです。
ビデオ化はされていて発売当初は近所のレンタル・ショップにも置いてあったけど、今はもう見当たりません。
DVD化を記念してAプログラム、Bプログラムがジム・ジャームッシュ作品とともに上映されます。
3月24日から渋谷UPLINK X
ジム・ジャーム . . . 本文を読む
小説「人間の証明」を読んでいる間は当然あの
「マ・マァ~、ドゥ・ユー・リメンバー」が頭の中を渦巻いていた。
西条八十の詩を英語で歌うジョー山中の歌は哀愁に溢れる傑作。
しかし、我々世代にはジョー山中はあくまでフラワー・トラベリンのジョー。
このフラワー・トラベリン・バンドでのヴォーカルに痺れるのよ。
内田裕也プロデュースですね。
日本ロック夜明け前。
英語詩で歌う日本のロックバンド。何やらオリ . . . 本文を読む
今さらながらに森村誠一の「人間の証明」を読んでみた。心配には及ばない。この森村作品の中でも代表作でもっとも多くの読者を獲得した小説は映画化され、何度もドラマ化されているにもかかわらず、一切見たことがないのですから。
そりゃ、あれだけ大ヒットしました角川映画、ジョー山中の歌くらいは知っていましたけれど、まったくどのような話なのか知らなかったんですから。
それどころか、森村誠一も初体験です。
いや、 . . . 本文を読む
前回βのビデオ整理時に特別救済扱いさせていただいた物の中にマルクス兄弟の「我輩はカモである」があった。
映画のビデオはあっさり廃棄のふんぎりが付いた物が多いけれど、これは捨てられんかった。
ボードヴィル出身のマルクス兄弟は映画がトーキーに入ってから本領を発揮。輝かしいパラマウント時代の初期5部作と戦後MGMに移ってからの作品とに大きく分けられるようだ。
もともと、チコ、ハーポ、グラウチョ、ガモ、 . . . 本文を読む
昨年公開されたマキノ雅彦監督(津川雅彦)の「寝ずの番」評判も上々のようで見に行きたかったけれど逃してしまったので原作を読んでみました。
中島らもという人はよく分かりません。
ずいぶん以前に「あんたならこれ好きなんじゃない」と友人から「今夜、すべてのバーで」をいただいたんだが、今一気乗りがせずに(ごめんなさい)積読のまま・・・
今回初めて読んだわけです。
いや、なんなのでしょうか。この軽さ・・・ . . . 本文を読む
おじいちゃんからいただいたお年玉で1体だけ怪獣を買っても良いという許可が降りて池袋のデパートでHero-Nが選んだのがこいつ。
ウルトラマンネクサス第9話、第10話に登場のラフレイア。
視聴率もグッズ販売も低迷だったウルトラマンネクサスの怪獣が置いてある(要するに売れ残り)店は珍しい。
今回、Hero-Nは何を買うか決めて行かず、その場で選ぶ事にしていたようだ。
ネクサス登場怪獣(ビーストと言い . . . 本文を読む
今更ながらなんですけど、DVD「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」を購入しました。
モンティ・パイソンのソフトはビデオでVol.1(J・クリーズのシリー・ウォーク収録)を持っているのですが、例によってベータのため、現在鑑賞できません。
その後DVDシリーズもどんどんリリースされて垂涎ものだったのですが当時自宅にDVDプレイヤーを持っていなかったので我慢する事ができました。
好きだからと言ってすぐに . . . 本文を読む
仮面ライダーの新シリーズ・・・すでに3話まで終わりました。
こちとら仮面ライダー世代ではないので(例のライダースナックが社会問題になった時、既に中学生で冷ややかに最近の若い者はといいつつ新聞記事をスクラップしておりました。)
人気が出始めた頃、確か小6くらい。夕方の番組を見ていましたけどね。
番組に対する思い入れがほとんど無い。
従って、最近のライダーシリーズも、面白そうだと思っても最後まで息が続 . . . 本文を読む
と言うわけで、ついにマイネタ帳に志ん朝登場。
しかし、落語会に熱心に通ったのが学生時代の僅かな期間。就職してからかなり行かなくなってしまっていたのが悔やまれますなぁ。ま、忙しかったしね・・・
生で聴けたネタは29席だけでした。
(2回以上聴いたネタの記録は残っていない)
お化け長屋 昭和54年7月17日 紀伊国屋精鋭落語会
鰻の幇間 昭和54年8月19日 鈴本サマー寄席
強情 . . . 本文を読む
落語ブームはまだまだしぶといようで、近所の書店の落語コーナーはいまだ撤収されていない。文庫になっていたのなら読んでみましょうという事で・・・
でも、河出文庫相変わらず高いぞ。
世の中に「惜しい人を亡くした」と思う人々は多々ありますが、その言葉が一番似合ってしまう(残念な事です)のが2001年10月1日に亡くなられた志ん朝師匠。
没後5年以上経ってしまったのに、未だに惜しくって、香盤や高座に師の姿 . . . 本文を読む
人間ドッグ終了後、バリウムを腹にかかえたまま末広亭へ
昼の部途中から夜の部中入りまで
昼の部
松旭斉美智 奇術
三升家小勝 (刑務所慰問)
柳亭小燕枝 小言念仏
近藤しげる アコーディオン
川柳川柳 ガーコン
中入り
入船亭扇好 のめる
大空遊平
かほり 漫才
柳家小さん 長短
春風亭一朝 牛ほめ
柳家とし松 曲ごま
入船亭扇橋 文七元結
夜の部
三遊亭き . . . 本文を読む
日本映画のベスト10を選べと言われたら、今後どんなに素晴らしい邦画に巡り合っても、この作品は必ず10本の中に入れておきたい。そんな作品が森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」
今回、あっさり廃棄を決めたβビデオの映画群の中で「の・ようなもの」は救済措置を取らせて頂いた。
昨年10月には晴れてDVDもリリース。こっそり購入も企てたが、グッと我慢。
なかなか古典落語がうまくならない二つ目の落語 . . . 本文を読む