「ソヴィエト映画の世界」
「怒りのキューバ」
革命前の抑圧された人々の物語をオムニバス形式で綴った。キューバ・ソ連合作による革命記念国策映画。ソ連のスタッフと予算を存分に生かした驚くべきシーンやカメラワーク。息をのむ美しさのモノクロ映像によって伝説となった傑作。
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「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年記念スペシャル」
「誘惑」
銀座で画廊を営む父娘と、彼等を取り巻く個性的な面々が繰り広げる恋の鞘当て。中平の最高傑作との呼び声高い、スタイリッシュの恋愛コメディ。物語の鍵を握る美少女役の芦川が鮮烈な印象を残す。 . . . 本文を読む
20XX年。都内大手電力会社に勤める男はある晩会社にかかってきた電話をとる。 電話口からは「ひとごろし」という声がした。幻聴か、現実か。 神経衰弱に陥った男の日常が徐々に揺らぎ始める。救いを求めて彷徨い歩く男は、やがて得体の知れない巨大な影を見る。その正体は何なのか。
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「日本ヌーヴェルヴァーグとは何だったのか」
「悪人志願」
真夏の太陽がギラつく鉱山の飯場を舞台に、心中未遂の女とヤクザ」が繰り広げる青春残酷物語。「太陽の墓場」「乾いた湖」に続きヌーヴェルヴァーグのミューズ炎加世子がヒロインを演じた。田村孟唯一の監督作で、当時の田村や大島らの松竹での違和感を反映したかのような作品。
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「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年記念スペシャル」
「霧笛が俺を呼んでいる」
夭折のスター・赤木圭一郎の代表作。横浜に寄港した航海士は親友の死を知り、その真相を探り始める。ヒロイン役・芦川の翳のある美しさが、港町の風景の中、ひと際生える。
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東洋大、2季ぶり20度目V 東都大学野球 東都大学野球リーグ最終週第2日は23日、神宮球場で2回戦が行われ、東洋大が2季ぶり20度目のリーグ制覇を勝ち点5の完全優勝で飾った。
先に国学院大が中大に6-10で連敗して勝ち点を落とし、優勝が決定。東洋大は亜大に延長十一回、7-6でサヨナラ勝ちして連勝した。 . . . 本文を読む
「愛がなんだ」
マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。
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