JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

坂口孝則 「会社の電気はいちいち消すな」

2009-04-09 | BOOK
皆様、100年に一度の大不況、いかがお過ごしでしょうか。
企業では今やこの不況を前向きに捉え、コスト削減、改善に勤しんでいることでしょう。
そんな折、またしてもタイムリーなタイトルで釣ろうとする新書がベストセラーの兆し。まんまとその商法に乗っかって読んでみたあるよ。



著者の坂口孝則氏は現役バイヤーかつ調達業務研究化。300社のメンバーが集まる調達・購買業界で日本最大の組織「購買ネットワーク会」の幹事。

変動費と固定費。外注のものを内作に。
作業のカイゼン、効率化では利益は上がらない・・・など、当たり前ではあるものの読めばなるほど。
さあ、大変。100年に一度の大不況。どの企業さんも躍起になってこの方策を取れば、ますます売上は前年比大幅割れのスパイラル現象になりそう。

だいたい、意味もない無駄な事が大好きな私までもが会社の電気を消すことの快感を感じ始めている。こんな本読もうとする。ってまるでバカみたいですが・・・

節約術100連発。100個もよく並べました。
もうやっている事、やっても意味無い事、実現不可能な事いろいろありましょうが、何かしらヒントになる事が1つや2つはありそうですよ。

会社の経費削減を真剣に考えているあなた。「一番の方法はあなたが辞表を出す事です。」なんていう落ちはついていませんのでご安心を・・・
しかし、サラリーマンの場合、「俺がいなけりゃ」「あいつがいなけりゃ」なんていうのはほとんどの場合幻想でしかない。つくづく強く感じる今日この頃・・・

今後ももう少し新書を読んでいこうかなと・・・
小説を読む気力が無いのです。今んところ。

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