JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「イングロリアス・バスターズ」 DVD

2019-04-14 | 映画(DVD)
「イングロリアス・バスターズ」2009年 米 監督;クエンティン・タランティーノ

1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。

タランティーノ見逃し作品回収。やっぱり面白い。
緊張感ある会話劇と身の毛のよだつ残虐シーン。




ランス大佐と酪農ラパディット、ショシャナ、アルド・レイン中尉、女優ハマーシュマルクとのシンデレラ劇。クリストフ・ヴァルツ!





他にも地下バーの会話シーンと面白さ目白押し。
ユダヤ娘ショシャナによるナチ復讐劇。復讐のアイデアが痛快にして秀逸。
登場人物キャラが総じて狂っていて最高です。
セルロースフィルムはよく燃える。








舞台が映画館。どこか寂れた小屋で鑑賞したかったね。

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「イングロリアス・バスターズ」 (風早真希)
2023-06-07 09:44:21
タランティーノらしくブラッド・ピットたちが、殺したドイツ兵の頭の皮を剥ぐシーンが、ちょっとグロで自分としては嫌だったが、あとは最高に面白かった。

しかし、この映画、意外と低予算ではないだろうか?
アリステア・マクリーン原作の特攻作戦ばりのアウトラインなのだが、肝心のブラッド・ピットはあまり活躍しない。
その辺がちょっとはずすタランティーノらしさかもしれない。

それにしてもこの映画は、実にねちっこい。
第1章でショシャナの家族が殺されるエピソード。
ナチハンターのドイツ将校がやってきて、彼らをかくまっているフランス人農夫を、ネチネチと言葉は柔らかにいたぶる、いたぶる。

そして究極は、フランスに潜入した連合軍兵士は、バスターズとともにドイツの協力者である女優と打ち合わせをするシーン。

誰もドイツ兵がいないはずだったのに、今夜に限ってドイツ兵が数人。
潜入した連合軍兵士のドイツ語を怪しいと感じたドイツ兵やゲシュタポを、なんとかのらりくらりとかわそうとするのだが、なかなか立ち去ってくれない
ドイツ兵。
こちらの緊張感はピークに達する。もう、凄い!!

そしてラストの映画館爆破作戦。
こちらも肝心な時に邪魔が入る、入る。
もうクルーゾーの「悪魔のような女」や「恐怖の報酬」のようなネチネチしたサスペンスだ。

「さあ爆破!」という時に、映写室にドイツ兵が入ってきたり、肝心な時に捕まってしまうブラッド・ピットたち。

ヒットラーも死ぬけど、歴史的に違うじゃないかという批判もあるかも知れないけど、「実は影武者だった」などという説明はなし。
でも、映画はそれでいいと思う。

俳優では、ナチハンターのランダ大佐役、クリストフ・ヴァルツが、実に印象的だ。
とにかく、この俳優はうますぎて、他の俳優を全てくってしまうのだ。
そして、ラストのブラッド・ピットが彼にすることも最高ですね。

それにしても、映画館で映画フィルムを使ってナチを殲滅させるとは、やっぱり、これはタランティーノの「ニューシネマパラダイス」なんでしょうね。

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