市民意見広告運動事務局だより

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安倍政権に抗議の座り込み 長崎で。

2013年12月31日 14時44分25秒 | 新聞から
安倍政権に抗議の座り込み
安倍政権に抗議し、シュプレヒコールを上げる参加者=長崎市、JR長崎駅前高架広場


 特定秘密保護法、武器輸出三原則の形骸化、靖国神社参拝-。発足から1年となり強い保守色を打ち出す安倍政権に対し、抗議の声を上げる緊急座り込みが28日、長崎市内であった。被爆者や市民ら約100人が参加し、「安倍晋三首相の暴走を食い止めろ」などと訴えた。

 現政権下では今月に限っても、同保護法成立、軍事力増強を打ち出した国家安全保障戦略と防衛計画大綱などの閣議決定、国連平和維持活動(PKO)の韓国軍への銃弾1万発提供、前政権「原発ゼロ目標」に決別したエネルギー基本計画案提示、安倍首相の靖国神社参拝、米軍普天間飛行場移設に向けた沖縄県知事の辺野古埋め立て承認など、重大な動きが相次いでいる。

 これを受け、県平和運動センターと長崎地区労が主催。小雪が時折舞う厳しい寒さの中、横断幕を掲げて座り込んだ。同センターの川原重信議長(60)は「安倍政権は一線を越えた。退陣に追い込みたい」、長崎地区労の平野忠司議長(58)は「年末にごっそりやってしまう姑息(こそく)なやり方」と強調。自民党と連立を組む公明党にも批判の矛先を向けた。社民党県連の泉原正行幹事長(67)は改憲への危機感をにじませ、佐世保地区労の山口原由事務局長(44)は「数年後に後悔しないよう、今闘うべきだ」と呼び掛けた。

 9団体でつくる県靖国法案阻止共闘会議の小田誠議長(60)は、首相の靖国神社参拝について「国家が先の戦争を美化し肯定することを意味する」と抗議文を読み上げ、I女性会議ながさきの岡本良子議長(72)は「台所で辺野古のニュースを知って腹が立った。個々の行動が大事」と訴えた。最後は、「団結がんばろう」のシュプレヒコールで気勢を上げた。

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