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古代日本の歴史を謎解き

日本の古代史の謎に挑戦します。

日本神話 天孫降臨

2016-10-02 15:50:39 | 歴史
次の神話、天孫降臨 です。

その前に一度整理ましょう。
アマテラスとスサノオが兄弟で
誓約で生まれた 長男 天忍穂耳命(アメノオシホミミ)が次世代

アメノオシホミミは、高木神(タカミムスビ)の娘 タクハタチヂヒメノミコトと結婚

この二人の間に、天火明命(アメノホアカリ)と瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が生まれる。

そして天孫降臨の神話
アマテラスオオミカミとタカギノカミが勅命を下す。
天孫たるニニギノミコト
天児屋命(あめのこやね)・中臣(なかとみ)の上祖(とおつおや)
太玉命(ふとだま)・忌部(いむべ)の上祖
天鈿女命(あめのうずめ)・猿女(さるめ)の上祖
石凝姥命(いしこりどめ)・鏡作(かがみつくり)の上祖
玉屋命(たまのや)・玉作(たまつくり)の上祖
の五名と共に、葦原中国へ天降れ

ニニギ一行は、サルタビコノカミ(猿田毘古神)の案内で日向 高千穂の峰に降ります。
到着後、ニニギが話します。ニニギノミコトはおっしゃいました。
「ここは朝鮮と向かい合い、朝日がまっすぐ差し夕陽が照らし、まことによい土地だ」
宮崎の日向だとしたら、朝鮮と向かい合いがちょっとおかしいですよね。
山の北側斜面で、朝鮮半島に向き、東西日の出入の方向に高い山が無いことが条件です。
日本海側で、隠岐の島 とか 沖ノ島も候補地あると思います。

それは置いといて、しっかりした地盤の上に立派な宮殿を建て、お住まいになりました。
ニニギは、火照(ホデリ)海幸彦・火須勢理(ホスセリ)・火遠理(オホリ)山幸彦の
二男一女をもうけます。
山幸彦 火遠理(オホリ)の孫が初代天皇 神武天皇 です。

アマテラス=卑弥呼説が多くありますが
卑弥呼には、1000人の女性の召使と一人の弟が一緒にいた事になっています。
この弟がアメノオシホミミノミコトで、一度は倭国の男王となるがなるが国まとまらず
出雲の宮殿に住むことになる。(国譲り)
このアメノオシホミミノミコトの妻がアマテラスと一緒に天孫降臨の命令を出した
タカギノカミの娘です。タカギノカミも結構な権力者の様です。戦略結婚でしょう。

台与が九州に残り九州の宮殿に住む。(大分辺りが 豊国(トヨコク))
アメノオシホミミノミコトの子供 ニニギに大勢の家来、重鎮をつけて九州南部に呼び戻し
新たな宮殿を作る。
という流れになり、多くの面で一致するのです。
どうもアマテラスは兄弟にも問題があり、血統子孫にもあまり良い人材に恵まれず
跡継ぎ問題で苦悩した様です。二世、三世ボンボンの現在の話に似ていますね。

しかし、ニニギの孫 神武天皇 は違った様です。
次に神話は東方遠征 です。海幸彦・山幸彦の話は省略させていただきます。



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