3月5日の夜に東京で用事があったので朝6時半ごろ自宅を出て上京。どうせならと思いつきで東京駅からそのまま東北新幹線に乗り仙台へ。目的は仙台市博物館『東日本大震災復興支援 若冲が来てくれましたープライスコレクション 江戸絵画の美と生命ー』。
公式サイト:若冲が来てくれましたープライスコレクション 江戸絵画の美と生命ー
仙台駅からタクシーに乗り、現地に到着したのが12時半。早速拝見。
プライス氏のコレクションは今回の目玉『鳥獣花木図屏風』を始めとして伊藤若冲の絵画が充実していて、たくさんの作品を見ることができました。ワタシ的に気に入ったのは、『鶴図屏風』『虎図』『伏見人形図』。それぞれタッチが違っていて、若冲の才能がうかがえます。
また、曾我蕭白の作品もいくつかあり、繊細な描写の『鶴図』に対して金屏風に大胆な筆致の『野馬図屏風』もすごい迫力でした。
森狙仙『梅花猿猴図』はTV『なんでも鑑定団』でニセモノが出ていたように記憶(笑)。
あと、作品1点1点についている解説は子供にもわかりやすい平易な文章で書かれており、楽しめました。
特別展を見終わったあとは2階のレストランで食事。メニューはたくさんあったのですが、仙台市博物館のサイトで紹介されていた「もち豚のボローニャ風カツレツ(1,000円)」をチョイス。ボリュームたっぷりのカツレツも美味しかったですが、薄味のスープも美味でした。 |
その後、常設展も見ました。こちらは仙台市の歴史を紹介していて、古くは縄文・弥生時代から、江戸・明治時代まで土器や鎧兜などが展示されていました。
一通り見終わったあとはタクシーで仙台駅へ。そして東京へ戻りました。1つの美術展を観るためだけに新幹線で往復したのは今回が初めて。ずいぶん贅沢なことをしてしまいました。でも、それだけの内容のものだったので満足でした。
なお、仙台駅で購入した日本酒『日高見』((株)平孝酒造/宮城県石巻市)387円を購入。ちびちび飲んでほろ酔い気分で東京に戻りました。 |