金山のボストン美術館のあとは白川公園内の名古屋市美術館『だまし絵 II』。
公式サイト:だまし絵Ⅱ 公式サイト | 名古屋市美術館
「古今東西のだまし絵の名品を集め、その歴史と技法を紹介した「視覚の魔術―だまし絵」展(2009年)。
その続編となる本展覧会は、主に20世紀以降に登場した「だまし絵の進化形」とも言うべき、
見る者の目をあざむくような仕掛けをもつ美術作品を、絵画の領域のみにとどまらず、彫刻や写真、映像にも範囲を広げて紹介します。」
ということで、ワタシの好きなジャンル。
ワタシも知っている有名どころでは、ダリ、エッシャー、マグリット、ホックニー、福田繁雄。
いずれも大学時代に美術展で見ていたので、ある意味なつかしさを感じました。
ワタシ的に面白かったのは、パトリック・ヒューズ 『広重とヒューズ』、ヴィクトル・ヴァザルリ『KEZDI』、
エッシャー『メタモルフォーシス II』といったところでしょうか。
名古屋ボストン美術館で『華麗なるジャポニスム展』を観た後の昼食は
同じビル内にあるホテルグランコート名古屋30階にある『スターゲイト』でリッチなおフランス料理。
『華麗なるジャポニスム展』とのタイアップ企画料理「ボストンランチ」(3,000円)があるということで。
まずは昼間からグラスワイン(笑)。ジャパンプレミアム 津軽PNブランドノワール(1,200円)。
喉が渇いていたので頼んだのですが・・・
「ボストンランチ」の最初はボストンオリジナル ノンアルコールカクテル
着物をまとうカミーユ・モネをイメージして
ワイン頼まなくても良かった・・・。
ノンアルコール梅酒にレモンが入っているようです。
さらに赤いスティック状のものは茎ショウガ!
これはまた凄いカクテルです(笑)。
赤い液体と緑の傘がジャポニスムな感じです。
氷がたくさん入っており、デザートを食べ終えるまで
飲み干すことができませんでした(笑)。
次は蟹と彩り野菜のレクタングル仕立て
“クロード・モネ”の睡蓮見立て
フキの葉(だったっけ?)の天ぷらとバジルソースで『睡蓮』を表現。
天ぷらはサクサクで美味。
隣は蟹の身のパテ。下にはナスやパプリカなどラタトゥユの具材を細かく刻んだような具材と味付け。
イクラと葉っぱでトッピング。こちらもなかなか美味。凝った料理です。
パン。本当はもう1つあったのですが、写真を撮る前に食べてしまいました(笑)。
すべて違うタイプで、硬めのもの、柔らかいもの、砂糖かなにかで甘い味付けのもの。
オリーブオイルでいただきましたが、ワタシは硬めのもの(写真なし)が好みでした。
メインディッシュは牛ヒレ肉のグリル ソース ジャポネーズ
ソース ジャポネーズは何かと思ったら、醤油に大根おろしだそーで(笑)。
確かに日本のソースですな。名前に期待した割には当たり前のソースでガッカリ(笑)。
左上はベーコンと小ジャガイモのソテー、ブロッコリー、白インゲン豆とトマトを煮込んだもの。
コーヒー(写真なし)とボストンデザート
ほうじ茶のクリームを閉じ込めたアプリコットのムース
右の紫色はぶどうのアイスクリーム。イチゴとキウイに乗っているニョロニョロはチョコレート。
アプリコットのムースの上にはビスケットのようなものが乗っています。
アイスクリームほど冷たくなくて、美味。
美術展の絵をモチーフにした料理というのはなかなか楽しいものです。
腹を満たすには高額でしたが、満足のランチでした。
久しぶりの名古屋。美術館のハシゴが今日の目的。
まずは金山駅すぐの名古屋ボストン美術館で『華麗なるジャポニスム展』。
公式サイト:ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展
日本の文化(とりわけ浮世絵)が19世紀末から20世紀初頭の欧米の芸術に影響を与えたのは有名な話で、
それをどのように展示するかを期待して観に行きました。
実際は元絵(浮世絵など)とそれを参考にした絵のどちらかしかないケースが多く、ちょっと残念。
ただ、本展の看板作品『ラ・ジャポネーズ』(クロード・モネ)は思ったよりもデカく、
また着物の刺繍部分の質感が非常に上手く表現されていて素晴らしかったデス。