＜本日の一言＞
昨日のニュースですが、将棋の羽生善治九段(49)が竜王挑戦権を獲得しましたね。
羽生九段は囲碁棋士からも尊敬される存在です。
100期目のタイトル獲得が成るか、注目したいと思います。
皆様こんばんは。
本日は9/19に行われた幽玄の間選手権予選から、鶴田和志六段(25)－酒井佑規二段(16)戦をご紹介します。
1図(実戦)
黒1と打って黒一団を補強し、一段落とみるのが普通の感覚でしょう。
しかし、酒井二段は白2とさらに圧力をかけました。
そして黒3の手抜きを見て、すかさず白4と攻撃！
黒9に対して白Aなら、黒B以下治まるのに苦労しませんが・・・。
2図(実戦)
白1と黒の眼を奪いにいきました！
黒2から自身も分断されますが、何が何でもパンチを浴びせるつもりです。
3図(実戦)
黒2の2眼生きを余儀なくさせ、白がポイントを上げました。
しかし、これで満足しないのが酒井二段です。
白11と切り、戦いを継続させました。
4図(実戦)
戦いの中で要石の黒×をもぎ取り、リードを拡大しています。
結局、最後まで戦い抜いて白中押し勝ちとなりました。
酒井二段の暴れっぷりは、山下敬吾九段(42)の若い頃に匹敵しますね。
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