<本日の一言>
サロンに本棚を増設しました。
自宅から担いで歩きました(笑)。
近いと便利ですね。
本棚には私が厳選した良書を入れていく予定です。
対局相手がいない時にも、楽しく過ごして頂ければと思います。
皆様こんばんは。
名人戦の封じ手予想は、見事に外しました。
最近、正解率が落ちています・・・。
碁は芝野虎丸名人(20)が勝利目前でしたが、まさかのポカで逆転負けでしたね。
コンディションの悪さを感じてしまいますが、次局までに立て直せるでしょうか。
さて、本日はSGW杯予選11枠準決勝から、柳澤理志五段(32)-井口豊秀八段(49)戦をご紹介します。
Youtuberと詰碁作家の対決ですね。
ちなみに、今回は意図的に決勝を避けてご紹介していますが、これは囲碁用語で言うところの凝り形を避けるためです。
決勝には自戦解説が付いていますからね。
1図(実戦)
柳沢五段の黒番です。
黒1、3は、黒Aの割り込みを狙いながらの打ち回しです。
柳沢五段らしい機略ですね。
2図(実戦)
これに対して、白1~9は井口八段らしい堂々とした打ち回しでした。
黒4のハネを利かしてから黒8と囲い、上辺に20目ほど黒地が増えますが、白は左辺に展開して十分対抗できるとみています。
3図(実戦)
黒1~7は雰囲気の出た打ち回しでした。
左辺白模様を制限しつつ、下辺黒模様を拡大する構えですね。
この後、白Aと荒らしにいって戦いになりました。
4図(実戦)
白に下辺を荒らされましたが、黒も右辺に1、3と連続で打ち込んでお返しします。
乱戦模様になりました。
双方の打ち回しに勢いがあり、面白い一局だったと思います。
結果は黒1目半勝ちでした。
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