<本日の一言>
少し古いニュースですが、仲邑菫初段(11)の東京本院移籍が決まりましたね。
父の仲邑信也九段(47)も6年ほど東京で武者修行をしていましたが、その間に感じるものがあったのでしょう。
私が仲邑初段と当たる可能性は低く、他人事だと思っていたのですが、覚悟しておかなければいけませんね(笑)。
皆様こんばんは。
幽玄の間選手権の棋譜は、「保存棋譜」→「大会サーバーの棋譜」と進んで頂けばご覧頂けます(PC版)。
また、「ハンドルネームで検索」の所にチェックを入れ、対局者名を入力すれば対局者毎の検索も可能です。
さて、本日は金澤秀男八段(44)-大橋拓文六段(36)戦をご紹介します。
1図(実戦)
金澤八段の黒番です。
大橋六段は幽玄の間選手権で大高目や五の五を連発していますが、今回は白番のブラックホール(?)布石!
ちなみに、当然ながらAIの評価は低く、手元のソフトでは白番の勝率が20%ぐらいまで落ちます。
大橋六段がそれを知らないはずもなく、あえての挑戦ですね。
最近は変わった布石を打つ人もめっくり少なくなりました。
しかし、いつも同じような布石になっては面白くありません。
いずれは特殊ルールで行われる棋戦やイベントが生まれてくるのではないかと思っています。
2図(実戦)
黒はほぼ4隅を占めていて地が多いです。
一方、白には厚みがあるわけでもなく、むしろ薄い・・・。
これで碁になるのかと思ってしまいます。
3図(実戦)
しかし、いつの間にか結構良い勝負になってきています。
碁は分からないものですね。
なお、結果は黒中押し勝ちでした。
☆各所で指導碁を行っています。皆様のお越しをお待ちしています。
日本棋院有楽町囲碁センター・・・JR有楽町駅前の交通会館9Fです。毎月1回、指導碁当番を担当しています。今後の担当日は8/12(水)、8/26(水)、9/11(金)です。
永代塾囲碁サロン・・・武蔵小杉駅徒歩5分です。今後の活動拠点となります。
白石囲碁教室・・・2020年6月末に閉鎖しました。現在は永代塾囲碁サロンでの指導碁情報をお知らせするページになっています。
上達の約束・・・上達の約束は、お客様の都合に合った会場を選べる回数制のレッスンを行っています。五反田会場は閉鎖しました。
☆「やさしく語る」シリーズ、好評発売中!
「やさしく語る 碁の本質」 「やさしく語る 布石の原則」 「やさしく語る 碁の大局観」 ・・・現在、「やさしく語る」シリーズを3冊出版しています。
※4作目「やさしく語る 棋譜並べ上達法」が、2019年8月13日に発売されました!