＜本日の一言＞
棋聖戦Bリーグは、芝野虎丸名人(20)が六浦雄太七段(21)とのプレーオフを制してて優勝しました。
棋聖挑戦も視野に入ってきましたね。
不調ではないかと言ったばかりですが、やはり強いです。
皆様こんばんは。
本日は幽玄の間選手権予選から、「ロッキー」淡路修三九段(71)と仲邑菫初段(11)の対局をご紹介します。
最年長と最年少の対決ですね。
1図(実戦)
淡路九段の黒番です。
白×が弱い状況ですが、白1の動き出しから全力で戦ったのは仲邑初段らしいですね。
黒×と刺し違えても構わないという気迫を見せています。
2図(実戦)
黒1に対して、白×を捨てて地合で勝負する道もありました。
しかし、そのような逃げ腰の打ち方は仲邑初段の辞書には無いようで、白2から堂々と動き出していきました。
3図(実戦)
激しい鍔迫り合いの中、本局初めてのコウ争いが起こりました。
ここはすぐに解決しましたが、この後何度もコウ争いが起こっています。
4図(実戦)
ここで白Aと打てば攻め合いはセキ、白Bと打てばコウになります。
白Aと打てば碁は白勝ちでしたが、仲邑初段はここでも最強手の白Bを選びました。
ただ、結果的にはそれが裏目に出てしまいましたね。
この後は闇試合の様相となりましたが、最後は黒8目半勝ちとなりました。
結果は残念でしたが、淡路九段と互角以上に戦っていたと思います。
仲邑初段はますます力強くなってきましたね。
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