Rー50人生100年時代の私のライフデザイン。定年後の定年のない人生。終身フリーランス。

Rー50、50歳未満入場禁止。年金に頼らず楽しく仕事を続けていくためには、しっかりしたライフデザインが必要です。

ビル管理:シニアな人の困った点。自慢話は、前の会社に捨てて来い!

2020年08月31日 19時59分17秒 | 60歳過ぎての転職
久しぶりに土日、しっかり働きました。よって、今日は休み。

吉祥寺で肉を食べて、カミさんが買い物をしている間に喫茶店の丸福珈琲で読書。

「Talk Back」は店名。「口答えする」の意味だが、何故、店名に?


プリンの上の「29」はどういう意味?


さて、以前、書きましたが、この業界は営業等をやらない限り出張は稀です。土日祝日の勤務は当たり前ですが。

エンジニアの場合、出かけても近くの消防署に消防点検報告書を持っていくくらいです。

その点、出かけるのが億劫になっているシニア向けの職場です。

また、IT業界や半導体業界に比べて、動きがスローです。

例えば、見積もりを依頼してから出てくるまでの時間、問題解決までの時間、私の経験上、もっともスローです。

その点でも、スピード感を失いつつあるシニアでも自信をもって対処できると思います。

逆にいろいろ提案ができるでしょう。くれぐれも嫌味にならないように。

どんどんシニアに来ていただき頑張って欲しいのですが、シニアの困った点も散見されます。

まず、前の会社での成功体験の披露。ご自分の体験を新しい会社の環境に合わせて活用し、職場を改良していただけるなら大変助かります。でも、単なる自慢話では鼻につくだけです。

もっと困るのは、前の会社の自慢です。前の会社はこんなに福利厚生が良かったとか、給与が良かったとか、設備が整っていたとか。

新しい職場に良い意味で提案をいただけるのならまだしも、単なる自慢は困りものです。しかも、ご本人の実力でもないのに。

最悪は、学歴自慢です。約40年前の学歴を自慢して何になるのでしょうか。恐らくその人にとってはそのときが人生のピークだったのでしょう。

前の会社での成功体験、会社そのものの自慢、ましてや学歴自慢は前の会社のロッカーに置いて来るか、ごみ箱に捨てて来てください。

シニアの再就職は、一から出直しなのです。新たに学ぶ姿勢、謙虚に貢献する姿勢が大事です。
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ビル管理:もし息子がこの業界に来たいと言ったら?

2020年08月25日 22時20分43秒 | ビル管理業界の実態
夏バテか、10時過ぎまでごろごろ。

ぼんやりしている頭から出てきた今日のブログのお題は、
「もし息子がこのビル管理業界に来たい」と言ったらどう回答すべきか?
でした。

今、息子はシステムエンジニアとして、IT業界の最先端ではない仕事をしています。具体的には、構築中のシステムのテストといった仕事。
将来性はあるのか。そこで将来性を見出すにはどうしたらよいか。

IT業界は、最先端の開発を除けば、ビル設備管理業界同様に下請け・孫請け、人の派遣といった構造で成り立っています。
違いは、システムエンジニアのタイトルが付けば、ビル設備管理エンジニアよりも、より技術的に最先端のように聞こえるし、世間一般の受けが良いこと。

実態は、泥臭い仕事が多く、ビル管理業界同様に構造的に低賃金・昇給なしの世界。
しかも、実労働時間はビル管理業界よりもはるかに長い。月100時間迄の残業は、本給込みなどの労働条件は普通にあり。
あの超一流企業の電通でさえ、死にたくなるほどきついのです。

では、息子はそこから逃げ出そうとしているかというとそうではない。時間をやりくりして勉強もしています。
いまのところ来たいと言ってくる可能性はないが、
もし、転職先の候補の一つとして聞かれたらビル管理業界を勧めるだろうか、それとも、絶対やめるべしと答えるだろうか?

まず資格を取らないでビル管理技術者をやるつもりなら「やめとけ」といいます。逆に言えば、転職は準備をしてからということです。
資格なしでも仕事はできますが、軽く見られて安月給のまま。現状よりも給料が低くなる可能性があります。

それと下請け、孫請けの会社ではなく元請の会社に入る戦略を持つこと。
日本の大手元請でも中途採用はあるかもしれませんが、類似の仕事の経験がないと難しいと思われます。
外資系の元請は、中途採用が基本なので、採用は英語力とどう自分のキャリアを設備管理に結び付けて説明できるかであろう。
アカウントマネージャーから始めて設備管理やソフトサービスを学んでいけば展望が見えてきます。

私の頭の中でのモデルは、現在の職場の部長K氏。
建築業界のトップ企業から設備管理業界に転職し、海外のサイトの設備管理も手掛けています。
前職では上司のパワハラに会い、苦労もしており、自分は絶対に怒らないように意識しているようです。
設備管理に関する確固とした「リスクの低減」という方針があり、このK氏のところで息子が修行できればと本当に思います。

転職の可能性は今のところないが、一生同じ会社で働くとは考えにくい時代、
「自分のキャリア設計(選択肢は複数)」をしっかり行い、その準備をする。
息子の強みである英語力を更に鍛えて外資系ビル管理会社へ行くことを選択肢の一つにする、というのが現時点での回答。

さて、オヤジも勉強するかな。

多すぎる選択肢@十条銀座

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ビル管理:設備管理は総務部の仕事なんだ?本流でない部署の悲哀。

2020年08月16日 19時25分45秒 | ビル管理業界の実態
私はサラリーマンとしてはほぼずっと製造業に携わってきました。今の仕事の設備管理とは全く縁のない部署ばかりでした。

今の顧客は外資系証券会社、窓口となっている部署は総務部。その総務部は、ハードサービスとソフトサービスの二つのグループに分かれています。

ハードサービスグループは、電気設備や空調設備などの設備管理やレイアウトチェンジ、内装の維持管理などを行うグループです。

ソフトサービスグループは、清掃業務、受付業務、社内のコーヒーメーカーや自販機の管理、機密書類等の書類の保管管理、
文房具の調達、名刺や年賀状・各種招待状の印刷、定期購読雑誌の管理、観葉植物の管理などを行っています。

この総務部の中に、設備管理部長がおり、その管理下で東京2棟、名古屋1棟、大阪1棟の設備管理を受託しているのが我が社。
わが社が設備管理のすべてを行っているわけではなく、ビル毎にNTTファシリティーズなどの設備管理会社と契約し、
これらの会社に依頼して、日常点検、定期保守点検、トラブル発生時の一時対応を行っています。私のところの仕事は、そのまとめ役。

『小さな会社の経理・人事・総務が全部自分でできる本』では、総務の事務として、印鑑の管理、印紙と切手の管理、マイナンバー制度、内容証明、書類の整理と保存、定款や登記事項証明書、株主総会・取締役会・監査役を取り上げています。私の職場の総務部とは大きくその内容が異なります。

総務部は会社の潤滑剤とも言われ、会社の柱となる部門がスムーズに仕事ができるようにサービスを提供する縁の下の力持ちです。
このことは、日本企業であろうと外資系であろうと変わらないことです。実際に、そこで働いている方々は、本当にサービス精神旺盛です。

私もサービス業に関わった以上、このサービス精神は見習わねばならないと思っています。

しかし、他部門からの要求に応えようとするサービス精神の裏には、会社の本流ではない部門の悲哀もあるようです。
先日も、そこまで要求に応えなくてもいいだろうと思う件がありましたが、
「それが原因でビジネスが取れなかったという言い訳に使われたくない」という本音もあるようです。
その辺りを理解せずに、変に突っ張ると失敗しそうですね。




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ビル管理:最近、滑舌が悪くなったことに気づいた。老化?

2020年08月10日 14時32分57秒 | ビル管理業界の実態
最近、滑舌が悪くなったことに気づきました。電話会議などで自分でも驚くほどうまく話ができない。

何故だろう。

ネットで調べると、滑舌が悪くなる原因としては、

・唾液の減少
・舌や口周辺の筋力低下 → 老化もある
・歯並びの悪さ(歯が抜けるなど)
・脳血管障害

です。うーむ、脳血管障害でないことを祈る!!

原因は舌や口周辺の筋肉が弱くなったことでしょうが、何故、弱くなったのか。

さて、思い出してみると、

・もともとメールを使うことの多い職場で電話以外の会話が極端に少ない。
・新型コロナ騒ぎ以降、バックアップ用のオフィスに移り、周りに人がいない。
・在宅勤務が半分あり、書斎にこもりほぼパソコンが友達の状態。
・他の仕事があり、休日も書斎にこもりカミさんとの会話がない。

要は老化に加え舌および口周辺の筋肉を使っていないのです。

この状態を放置すると、滑舌の問題だけでなく、食べ物や飲み物が肺に入る誤嚥(ゴエン)の問題が生じます。
結果として肺炎になり、コロナに感染して。。。。。

やばい。

という訳で、

・夕食後、21時まではカミさんと会話。
・土日はカミさんと商店街散策などのカミサンポ。
・平日、1~2回は知人と食事。
・人のいないところで歌う。主に、ムードコーラス。

をこの2週間実施。

滑舌は元に戻り、不思議と精神的にも元気になってきました。コロナばかりに気を取られていると別の問題がおきますね。




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ビル管理:新型コロナ感染拡大下でも一向に仕事は減らない慢性的人手不足の業界

2020年08月02日 09時42分00秒 | 60歳過ぎての独立
久しぶりに同じビル管理業界にいるM氏と会食。

会食と言っても高級割烹やこじゃれた店ではなくハンバーガー屋。そもそもこの業界の人間に高級割烹や気取った店は似合いません。

場所は紀尾井町の「The Burger Shop」。前回のトランプ大統領来日時にここのハンバーガーを食べたとか。



私は4回目の来店。パテの肉は、ナイフでミンチにしたような歯ごたえがあり最高。

アメリカで食べたハンバーガーと比較しても、ここのバーガーが今のところ一番。

さて、M氏とは月に1回程度、お会いして情報交換をしています。

新型コロナ感染が騒がれ始めて5か月以上になりますが、設備管理の保守契約が解除になったケースはお互いになし。

コロナの問題があってもビルが逃げ出すわけではないのであたりまえですね。

むしろ、感染対策でドアノブや事務所の机の清掃、トイレの清掃の頻度の増加、事務所内の換気などの仕事が増えています。

一方で人手不足は深刻。入ってくるのはド素人のみ。3年頑張って現場で経験を積んでくれればいいのだが。

というのがM氏との共通認識。

在職中に第三種電気主任技術者、ビル管、等の資格を取り、退職後、ビル管理会社で3年修行。

ということを実践すれば、「Withコロナの時代」を乗り切り、経済的にも多少余裕のある退職後の生活をすることができます。

コロナの影響で世界的に大きな経済危機が迫っているのは明らか。国は財政破綻しているので救ってはくれません。

ビル管理とは関係ありませんが、お金に余裕があったら「金」を買っておきましょう。スーパーインフレ対策として。





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