Rー50人生100年時代の私のライフデザイン。定年後の定年のない人生。終身フリーランス。

Rー50、50歳未満入場禁止。年金に頼らず楽しく仕事を続けていくためには、しっかりしたライフデザインが必要です。

ビル設備管理業界の人手不足が深刻化 → 仕事は当分ある

2020年02月29日 14時11分08秒 | ビル管理業界の実態
先日、大阪に出張した際、大阪駅北口に1000室のホテルが完成していました。

一方、テレビではホテルの清掃員(ベッドメイキング係)不足が深刻であると報道していました。
私が宿泊した新大阪の東横インは、人手不足もあり、3泊の間、室内の掃除はなしとのことでした(交換用のタオル至急のみ)。
以前の契約先も目白や東京の駅前の五つ星ホテルや大阪のビジネスホテルの清掃も行っていたので実情は聞きかじっています。

ビジネスホテルの場合は、一部屋一人で約30分かけて床・風呂・トイレ等の清掃、ベッドメーキング、備品の補充等を行います。
慣れた人であれば、およそ一日10室担当するそうです。
高級ホテルは二人一組でほぼ同じ時間で、より丁寧に作業を行います。

さて、先ほどの大阪のホテル、1000室だと慣れた人で一日100人必要になります。
週五日だけ働くとすると140人必要。
新人が半分いるとすると作業効率が落ちるので、さらに40人くらい必要。
さらに「思ったよりも大変」、筋肉痛、腰痛になるなどで辞めるひとも出るので、もう一段増して200名。

ホテル建設ラッシュの中、集まるかな!

つまり仕事はあるということ。設備管理も同様です。

ホテルも含め、ビルが増えれば、電気や空調、水回りなどの設備を管理するエンジニアが必要になるのです。
先日、中堅のビル管理サービス会社の方と昼食を食べましたが、かなりの数、エンジニアが引き抜かれているそうです。

でも、一流会社で過ごしてきた人は、手を出さないのでしょうね。家でぼんやりすごすかボランティア。。。

余談ですが、好奇心旺盛の私は、葬儀社の仕事も夜勤のみでやってみました。
エンディングビジネス業界の仕組みや課題がよく分かりました。

ビル管理業界も人手不足が深刻化して来ており、大手でさえ週末の作業スケジュールが組めない状況が散見されます。

つまり仕事はあるということ。3年我慢してやってみましょう。

体が続く限り仕事をするか、それとも、楽隠居するか。

私は前者を選択しました。

頭を使わないと、体も弱る気がしますが、どうでしょう。思い込み?


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コロナウイルス対策を進める中、さらに気になるニュースが!?

2020年02月19日 23時30分53秒 | 60歳過ぎての独立
わずか10日前の2月8日の時点では、「中国での感染者は3万人、死者は800人にせまる勢い」でしたが、現在は「感染者は7万4千人、死者は2004人」となり、私が予想した患者数12万人は時間の問題であろう。

私の職場では、建物や事務室の出入口でのアルコール消毒の励行、受付スタッフのマスクの使用、ドアノブのアルコール消毒、訪問者や出入りの協力会社の方々の渡航履歴の確認や健康状態の申告、テレワークの推進などを始めている。マスクの購入も進めているが、ようやく最初のロットが入ってきたところだ。海外への出張はもちろんのこと国内出張も制限。顧客も含めたパーティなどはキャンセル。

そんな中、先月末から先週にかけて、名古屋、大阪と出張し(誰も止めてくれなかった)、年次のビル停電保守作業を行ってきた。使い捨て人材はつらいのぅ。

ところで、コロナウイルスに比べると報道量は1000分の1にも満たないが、大変気になるニュースが一つ。

外務省の海外安全ホームページ に、2月10日付のスポット情報として「米国におけるインフルエンザの流行」が掲載されている。

それによると「現在,米国でインフルエンザが流行しており,アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は,今シーズンにおいてこれまでに少なくとも症例2,200万例,入院21万例,死亡1万2,000例があったと推定しています。」とある。これって、コロナより凄くないですか。

何故、マスコミも政治家も問題にしないの?

設備管理というよりもビルを管理するものとしてはしばらく大変な時期が続く。


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ビル管理:資格取得と三年間の修行

2020年02月09日 21時55分06秒 | ビル管理業界の実態
1月から2月にかけ、私の顧客が入居しているビルでは、ビル停電保守作業があります。これは法律で定められているもので、年に1回、ビル全体の電気を落としての電気設備の点検作業を行います。先週は支店が入っている名古屋のビル、そしてこの週末は、本社が入っている大手町のビルでした。



ビルのまとめ役となるのが、電気主任技術者です。大きなビルだと1000スッテプ前後ある作業の計画書を作成します。我々はビル側の方々と調整して、自分たちの設備の点検計画書を作成し実施します。

ビル管理業界の資格はたくさんありますが、新聞広告等を見ていると、重要視されているのは第三種電気主任技術者(以下、電検三種)や電気工事士の資格であることが分かります。

第三種電気主任技術者の勉強は、電気関係のバックグラウンドのある人でも、最低半年の勉強が必要です。私も旧制度のもとですが、7か月間、みっちり勉強しました。工業高校の電気科出身なので、全科目一通り勉強していたはずですが、そのくらいはかかりました。受験資格に電気のバックグラウンドは必要とされていませんので、誰でも受験できます。政治経済学部を出て電検をとった知人もいます。その人も65歳ですが、英語・ロシア語ができ、電検も取り、実務経験も積んでいるので、外資系を中心にひっぱりだこです。

合格率も20%以下なので取る価値は大いにあります。逆に、合格率20%以上の資格は、それほど高く評価されません。

この業界の技術者が目指すべきもう一つの資格はビル管理士です。環境に関わる行政や建築物の環境衛生、空気調和、清掃などの幅広い知識が必要とされる資格で勉強になります。年度によってばらつきますが、平均合格率20%以下の資格です。

通常はこの二つの資格を取れば、資格手当がもらえます。

この二つの資格を取って、同じ会社で3年頑張れば、「経験あり」とみなされて転職もしやすくなります。

人生100年時代、これから15年働くと思えば、初心に帰って3年、修行を積むのも良いではないでしょうか。

私もそうでしたが、覚えることがたくさんあったので3年などあっという間でした。

まだまだ続く人生を年金と貯金の取り崩しで趣味のために生きていくだけで楽しいでしょうか。


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