昨年12月に転職の記事を載せました。新型コロナ騒動の今も、転職希望者は後を断ちません。
この業界で転職が多い理由は、12月の記事に書きましたが、今回は転職先の候補のお話です。
この業界の人が選択できるキャリアパスとして、以前説明した給与体系とは異なる体系の仕事が二つあります。
一つは、設備管理を委託する側の総務への転職です。設備を自前で持っている中堅以上の会社の総務と考えてください。
総務の仕事の中には、受付や清掃、事務用品の調達、名刺の作成、雑誌の購読、書類の管理・破棄などを行うソフトサービスと設備管理、家具の調達・交換・廃棄、レイアウト変更などを行うハードサービスがあります。
このハードサービスの業務は、設備管理関係者のキャリアパスになります。設備管理員として経験を積み総務に採用してもらい、設備管理担当として協力会社を管理する、といったケースです。ある程度の年功序列賃金を期待できます。
もう一つが外資系設備管理会社です。
(少し英語ができる)現場の設備員の場合で月収30万円、所長クラスで月収最低50万円(場合によっては100万円)となります。
給与の階層は存在しますが、階段の高さが高くなります。
給与が高くなるのは語学力によるものです。英語の資料が読める、英語で報告書が作成できる、英語でコミュニケーションが取れる、英語で会議を仕切れるなどの能力が求められます。
この業界にはそもそも英語が得意な人は少なく、本当に希少価値。
外資系管理会社の人に言わせると、「(本当に英語ができる技術系は)今は年収800万円だしてもこない」そうです。
このような話をしても、多くの設備管理技術者は多くを望まず現状維持を好みます。それもこの業界の特徴。
私自身は、「外資系証券会社」の総務管理一式を請け負う「外資系ビル管理会社」から設備管理業務を請け負っています。
私の年齢ではかなり美味しい仕事です。
この業界で転職が多い理由は、12月の記事に書きましたが、今回は転職先の候補のお話です。
この業界の人が選択できるキャリアパスとして、以前説明した給与体系とは異なる体系の仕事が二つあります。
一つは、設備管理を委託する側の総務への転職です。設備を自前で持っている中堅以上の会社の総務と考えてください。
総務の仕事の中には、受付や清掃、事務用品の調達、名刺の作成、雑誌の購読、書類の管理・破棄などを行うソフトサービスと設備管理、家具の調達・交換・廃棄、レイアウト変更などを行うハードサービスがあります。
このハードサービスの業務は、設備管理関係者のキャリアパスになります。設備管理員として経験を積み総務に採用してもらい、設備管理担当として協力会社を管理する、といったケースです。ある程度の年功序列賃金を期待できます。
もう一つが外資系設備管理会社です。
(少し英語ができる)現場の設備員の場合で月収30万円、所長クラスで月収最低50万円(場合によっては100万円)となります。
給与の階層は存在しますが、階段の高さが高くなります。
給与が高くなるのは語学力によるものです。英語の資料が読める、英語で報告書が作成できる、英語でコミュニケーションが取れる、英語で会議を仕切れるなどの能力が求められます。
この業界にはそもそも英語が得意な人は少なく、本当に希少価値。
外資系管理会社の人に言わせると、「(本当に英語ができる技術系は)今は年収800万円だしてもこない」そうです。
このような話をしても、多くの設備管理技術者は多くを望まず現状維持を好みます。それもこの業界の特徴。
私自身は、「外資系証券会社」の総務管理一式を請け負う「外資系ビル管理会社」から設備管理業務を請け負っています。
私の年齢ではかなり美味しい仕事です。