2型糖尿病の治療薬「カナグル錠100mg」について少々注意点を書きたいと思います。
医師でも薬剤師でもないただの患者の私の個人的な感想ですので、詳しくは医師や薬剤師と相談してみてください。
(カナグル錠100mgの図)
カナグルは「血液中の糖をおしっこで出す」という薬。
2型糖尿病の人は血液中の糖が多すぎるため、余分な糖は腎臓の働きを変えておしっこで出しちゃおう、というのがこの薬の狙いです。
- 「低血糖」に注意
- 車やバイク、自転車など「運転」に注意
- 「頻尿」や「脱水」に注意
- 「便秘」に注意
- 「薬の飲み合わせ」に注意
- 「背中や筋肉などの痛み」に注意
この薬を飲むと血液中の糖がおしっこで排出されます。当然、血糖値が下がってきます。人によるのでしょうが、私の場合「薬が効きすぎて」低血糖を起こしていました。
具体的には「頭がふらふらする」「めまいがする」など等です(他にもたくさんあるそうです)。
対策としては低血糖の症状が出たら直ぐに「甘いもの(糖が入ったもの/人口甘味料は糖ではないのでダメ)を食べたり飲んだり」しましょう。
おすすめはアクエリアスやポカリスエット等のスポーツドリンクです(0Kcalみたいなカロリーが低いのはダメ)。すばやく吸収されて糖が補えます。飴は消化吸収に時間がかかるのでおすすめしません。私はコーヒーが好きなのでいつもより少しだけ砂糖を少なくして飲んでいます。
血液中の糖を薬でわざわざ下げるのに糖を取るなんておかしい!!
と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが低血糖にならないくらいに微妙に糖を取ってバランスを取るという感じでしょうか。
私は間食はほとんどしないし和食中心の食生活なので、もともと糖が少なめなのです(どうして糖尿病になったのかは謎。たぶん運動不足が原因と思われ)。
前述で書いた通り「低血糖というリスク」があるので、なるべく控えるようにしています。
どうしても運転しなくてはいけない時は、あらかじめアイスクリーム等で糖をしっかり取っておき、運転中もスポーツドリンクや砂糖入りコーヒー等でこまめに取るようにしています。
もともと口がよく乾くので(別の薬の副作用だと思われる)水分をこまめに取る生活をしているため、あまり考えたことは無かったのですが、この薬を服用すると確かにトイレの回数が増えた気がします(利尿作用があるらしい)。
突然トイレに行きたくなることもあるので、時間に余裕を持ったスケジュール(要するに予め"トイレ時間"というのを考えておく)が大切だと思います。
トイレの回数が増えるということは脱水にもつながるので水分補給も大切だと思います。幸い私はこの薬に関しての脱水はなったことがありませんが。
私はもともと下痢気味だったので、この薬を服用し始めてからというもの「少し便が硬くなってきたかな?」という感じがします。
ただ、今まで普通の人だったら便秘になるかもしれません。あまりにもひどいようなら医師と相談することをおすすめします。
私は抗うつ薬や睡眠薬等を長年服用しています。
私は服用する薬の種類が多いためか、この薬と相性の悪い薬「ジプレキサ」がありました。
薬剤師が即座に見つけてくれたので事なきを得て安心したのですが、医師は薬剤師ほど薬に詳しいとは限りません。この薬で体調がおかしくなったり変に思ったりしたら、迷わず医師や薬剤師と相談することをおすすめします。
この症状は私だけかもしれませんが、この薬を服用し始めてからというもの、背中が痛くなったり右足のひざ辺りが痛くなったりしています。マッサージやストレッチなどをしても痛みが取れません。痛みの箇所は日によって変わったりします。
一日だけこの薬を断薬してみたものの効果なし・・・
医師に相談したのですが「聞いたことの無い症状」と言われました。
ただ「血糖値を下げる」のは「体にとって大きな変化をもたらす」のかなと思っています。
運動をしていないので、もしかしたら運動を続けると治るのかもしれません。
他にも「体重が減った」「血圧が低下した」なんかもありますが「注意」じゃないので割愛します。
つづく