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カナグルは痩せ薬?! 糖尿病の治療などについて 2023年09月30日 眼科で検査 2023年09月22日

2023年09月30日

 私は現在うつ病睡眠障害過敏性腸症候群脂質異常症(高脂血症)と並行して「糖尿病(別名:ダイアベティス、消渇江戸時代には尿崩とも)の治療」も受けています。
 今回は糖尿病の治療などについて少しお話します。私はお医者さんじゃ無いので詳しいことや正確なことは先生(医師)にご相談ください


・広島市が行っている「元気じゃ健診(健康診査)」の結果票
・値がイロイロと残念な事になっているのだが今回はヘモグロビンA1c(HbA1c NGSP値)
・病院とか先生によって少し見解とか言い方が違うが一般的には「HbA1cが6.0以上になると糖尿病だと診断される

 私は2023年08月22日の健康診査ではHbA1cが7.0なので、

まごうことなき糖尿病ッ!!



 糖尿病って、

高血糖がずーっと続くこと、つまり血中で(グルコース/ブドウ糖)の濃度の高い状態がずーっと続くことらしい
・糖尿病になったからといって尿から糖が出る(検出される)とは限らないので「糖尿病」という言葉はあまり適切ではなく「高血糖症」とか、2023年09月22日に日本糖尿病学会日本糖尿病協会が示した新しい名称案「ダイアベティス」と呼んだ方が適切かもしれない
血糖値(測った時の血中の糖の濃度)とは違いHbA1cは「過去1か月から2か月くらいの平均血糖値」なので、血糖値のような「測る5分くらい前にうっかりジュースとか飲んじゃって(一時的に)血糖値が上がっちゃったー、どうしよー」みたいなごまかしはできないので安心?!

 糖尿病の何が問題なのかッて、

・高血糖がずーっと続く→糖が原因で血管を痛めたり動脈硬化(血管が固くなること)が早まったり詰まったりする体のあちこちの臓器が少しずつむしばまれていく(糖尿病慢性期合併症などを参照してみてください)

 もちろん糖(ざっくりと言えば炭水化物)って栄養の1つなのですが「血中で多すぎると高血糖になるし、少なすぎると低血糖になる」から「要はバランス」。

・糖尿病でわりと有名なのが糖尿病網膜症(目の病気)、糖尿病性神経障害(足がチクチクしたりする神経の病気)とかこむら返りで足がつる、糖尿病性腎症(腎臓の病気)らしい
・上記以外にも血管が詰まったりダメになるって事で、脳だったら脳梗塞のリスクが高まるし、心臓だったら狭心症心筋梗塞、足だったら足が壊死して切断しなくちゃいけなくなる、とか

 糖尿病デスとか脂質異常症デスって言っても、うつ病とか睡眠障害、過敏性腸症候群みたいに「何か症状が出るのか?」と問われると、

ほぼ自覚症状が無く、 痛くもかゆくも無い


・あえて言うなら「傷の治りが遅い(私の場合だったら「虫刺され(虫刺症)がナカナカ治らない」とか)」「のどが渇く」感じがするくらい

 なので、基本的には病院などで検査しないと「糖尿病」とか「脂質異常症」などは分かりません。

・痛いとかかゆい、苦しい、だるい(倦怠感/疲労感)とか「なんか不快な症状」だと気付いたり「何とかしよう」って気になるのだが…

・とりわけ検査自体は血液検査(採血)だけなので5分くらいで終了
・ポイントとしてやはり「定期的に検査を受けるのが大事」
・例えば、広島市(自治体)が実施している「元気じゃ健診」の場合、検査費は無料なのでそーゆーのを活用してもいいし、会社や学校でやってるのを利用しても良いカモねぇー

 私は病気(うつ病と睡眠障害、過敏性腸症候群)になってからイロイロと検査を勧められて「面倒くさいなぁ…」とか思いつつ定期的に受けてきたから、

・幸いにも、かなり早い段階で糖尿病とか脂質異常症だと判明して投薬による治療を開始することができた

 ただ先生(医師)は、

糖尿病はやっぱり目が怖いンで、必ず眼科で検査を受けてくださいねー」

 まー、先生も眼科に行けって仰られるし「糖尿病で視力が低下したり失明したり(糖尿病性網膜症)するのは全然珍しい事ではなく、ありふれた事」なので、

・また眼科行こうかなー
・調べてみたら前回は2016年06月24日だったッ!!
7年間もすっかり忘れていたッ!!
・まー、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)とかイロイロあったし、ねぇ…

2023年09月22日

 そんなわけで眼科で検査を受けてきました。


・結果は(糖尿病)網膜症になっていなかったッ!!
・出血も無く眼底にも異常が見られないので「結果は問題無しッ!!」
視力は裸眼(眼鏡コンタクトレンズなどをつけていない)で左0.9、右は0.8で、レンズで矯正すると左右1.5になる(自分で思うほど悪くなかった)
・眼科の先生に「あー、コレ。近視老眼!! 近視の老眼!!」「眼鏡買え」ッて言われたッ!!
・いや、先生…ストレートに「老眼」とかって何回も仰るンで「軽く傷ついちゃうぞ!! 傷ついちゃおっかなー!!」(ちなみに私はまだ四十路だし…)

 話は戻って糖尿病の治療の話なのですが、

・基本は運動療法(運動)、食事療法(食事)、経口血糖降下薬(いわゆる飲み薬)

 イメージ的に「糖尿病=自分でインスリン注射する」みたいな感じがしますが、そういう人は、

・「何かの原因で膵臓(すいぞう)インスリンが作れない人(1型糖尿病)」とか「運動療法、食事療法、お薬を頑張ってみてもかんばしい効果が得られない人」

 インスリンって何って一言で表すと、

血中の糖を各細胞へ吸収させたりするホルモン

 なので、

インスリンが少ないと血中に糖がいくらあっても細胞が糖をナカナカ吸収できなくて細胞がエネルギー不足でダメになっちゃう(要は死んじゃうって事)
・インスリンが少ないと上記の通り細胞が糖をナカナカ取り込めないので、ますます血糖値が上がる
・だから「インスリン不足の人は外からインスリンを注射して補う必要がある」

 私の場合はインスリンが極端に不足してるわけではなく、

血中の糖が多すぎる(高血糖/血糖値が高い)と判断されている(2型糖尿病)
インスリン抵抗性(インスリンの量はあるが食べすぎや運動不足で働きにくくなること)
・ちょっと太ってきちゃった(生活習慣病)

 なので治療内容としては、

運動不足・肥満なので運動してください(運動によって糖が消費されて血糖値が下がる)
甘いものや炭水化物を取りすぎているので、それらを食べたり飲んだりはひかえてください(ひかえるだけで0にするわけではなくて普段の6割くらいにする/糖分や炭水化物をひかえる=糖を食べる、取る量が減るので血糖値が下がる)
お薬でとりあえず血糖値を下げてコントロールしましょう(薬によって強制的に血糖値を下げる)

 基本的に2型糖尿病は運動と食事で少しずつ治していく感じ(生活習慣の改善)で、お薬は補助です。
 一応、私はお薬(経口血糖降下薬)が処方されているので、お話されていただくと、


カナグリフロジン(カナグル錠)…腎臓に作用して血中の糖をおしっこ(尿)として強制排出する。これを服用している時は尿から糖が検出されるようになる
テネリグリプチン(テネリア錠)…インクレチンというホルモンを長続きさせ、グルカゴンというホルモンを抑制することによって、インスリンの分泌を増加させる
メトホルミン(メトグルコ錠)…肝臓で糖を作るのを抑えたり小腸からの糖の吸収を抑えたりする

 の3種類です。
 上記の通り「お薬は補助」なのですが、

・補助ッて言うほどには「薬の効きが弱いわけではないので注意が必要」

 だと思います。

 カナグル、テネリア、メトグルコの3種類のお薬(経口血糖降下薬)は、


・1日1回朝食後に服用
・もし服用し忘れたときは「その日は服用しない(下記の通り、逆に危ないので)」
「朝食を取ってから服用する」って事を必ず守ってほしい
・逆説的な感じもするが、朝食は糖分があるものにする(パンなどの炭水化物とか)
・カナグルは「尿から糖を強制的に排出させる」ため、体から水分が抜けて脱水になりやすいので水分を多めにとって補ってほしい

 私は朝食を取り忘れて「お薬だけを服用」したことがあるのですが(この時はまだカナグルだけだった)、

・頭がフラフラで意識がもうろうとして具合がものすごく悪くなった
・朝食を取っていないことに気づいて、すぐに砂糖をたくさん入れたコーヒーを飲んだからナントカ治ったッ!!
危うく病院送りだったッ!!
・まさかお薬で低血糖症になるとは思わなかったので「ちょっとコレは怖いなぁ…」

 まとめとして、

・糖尿病や脂質異常症は検査しないと分からないので定期的に検査を受ける
・私みたいな軽い2型糖尿病の場合はほぼ生活習慣病なので「適切な運動」「適切な食事」で、補助として「お薬」で治す感じ
・今年の春や夏はすごく暑かったので先生は熱中症とかを考慮して「運動しましょうとは仰らなかった」ため、HbA1cが7.0と微妙に高くなってしまったのは「致し方ないと思う」

 蛇足として私個人的な意見は、

・上記の通り、お薬で低血糖症になった経験から「カナグルやセマグルチド(リベルサス)などのお薬で痩せましょう、ダイエットしましょう」っていう安易で甘い考え方はかなり危険で同意はできない

 私1人のデータで申し訳ないのですが、


・この手帳(糖尿病連携手帳)を書き始めてからまだ2年くらいなので、それよりも前のデータは分からない
・一番体重が軽いのは1年くらい前の2022年10月04日の体重で62.2kg、HbA1cは6.5
・最近の2023年08月22日の体重は65.5kg、HbA1cは7.0
・ずっとお薬(経口血糖降下薬)を服用しているに「全然痩せたりしてないじゃん!!」「HbA1cはコントロールできてるが(まー、それが本来の目的なので)」
・そーいえば、2023年9月は検査するの忘れてるが、また病院へお薬をもらいに行った時にでも…

 カナグルとかの経口血糖降下薬を服用すれば血中の糖が少なくなるので理論上は体重が落ちる(痩せる)ハズなのですが、

・実際にはあんまり体重が落ちないというか「ほぼ誤差の範囲
・痩せるためにカナグルとかを服用するのであれば「マイナス3.3kgとかって、ほとんどの人がガッカリしたり納得できない結果だろう…」「現状維持的な何か」
・要はお薬だけでは限定的だから「痩せたいのであればプラスαの何かが必要だねって事」

 私自身「痩せたいと思っていない」し「私の場合の標準体重は62kgから63kg」だから、こーゆー結果だったりするのですが、もし「痩せたい」って思うとしたら、

運動をして基礎代謝を上げる(私の場合だと清掃活動とかポケモンGOを頑張る)
食生活を見直す
・地味だがベーシック(基本)なので、この2つかなー。お金もかからないし、危なくないし、健康的だし…

 そんな今日この頃。
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