手動でRSSファイルを作ってみた

　近頃キンキンな事ばかりしているので、タマには違う事をして気分転換を・・・と。

　最近ではRSSっていうのがフツーになってきています。RSSは「Webページを更新した時によく"更新履歴"って言うのを作ったりしますが、その更新履歴をリンクにして見せちゃおう!」というものです。
　更新する事が多いブログやニュースサイト等によくこの機能が付いていて、記事を書く度、自動的にRSSが作成されます。もちろんこのページもRSS配信されています。RSS対応のブラウザ(FirefoxやSafari等で閲覧可能です。残念ながらInternet Explorer 6は今のところ非対応)で見る事が出来ます。

　ブログみたいにサーバー上のプログラムが自動生成、自動配信するところは良いけれど、例えば「自分の作ったWebページ/ホームページ(正しくは静的なページ)でRSS配信をしたい場合はどうすればいいの?」っていう疑問が出てきました。

　ということで、RSSファイル作成に挑戦してみる事にしました。図はAdobe GoLive CS2及びFirefox 1.5です。

　注意:私自身XMLをあまりよく分かっていない・・・というのはこの際置いておいてください。

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1.まずは何も書いていないファイル(エンコードはUTF-8にしておく)を作成して保存し、"rss.xml"とリネームします。
　Webページのフォルダ(ディレクトリ)の好きなところに保存してもOKですが、まぁトップページ(普通はindex.htmlとかindex.htmというファイル名です。私の場合はindex.html)と同じところに保存しておく方が「あー、そういえばどこにいったっけ?」と探しまわるハメにならないので良いでしょう(私だけかも知れませんが)。

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2.トップページを開き、ヘッダーに先ほどのrssファイルへのリンクを加え保存します。
　図では12行の部分です。値はrel="alternate"、type="application/rss+xml"、title="何でもOK"、href="先ほどのrss.xmlの場所(パス)"を書きます。「1.」でindex.htmlと同じところに作成した人は図の通りの記述(rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS" href="rss.xml")でOKです。

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3.いよいよ「rss.xml」を開き、編集に入ります。
　ソースを表示させてギャンギャン書いていきます。図では分かりやすくするために色分けしています。

　まずは赤い部分の1行目から6行目。これはDTDと呼ばれ「この文章は何々で何々のルールで書いていますよ～」という意味です。丸写しで書いてOKです。

　次に青い部分の8行目から12行目。ホームページの紹介を書いていきます。タグは図と同じように記述してください。

　変更するところは
・8行目はabout="自分のホームページ(トップページ)のURL"
・9行目はホームページのタイトル
・10行目はまたまた「自分のホームページ(トップページ)のURL」
・11行目は自分のホームページの紹介の文章
・12行目は「ja」(ja=Japanese 日本語ですよという意味)

　緑の部分の14行目から21行目。更新したページのURLを記述していきます。

　変更するところは16行目から18行目のresource="更新したページのURL"の部分です。私は3つ更新したので16行目から18行目の3行ですが、この部分を5つや6つにしてもOKです。
　ただ、あまり増やしすぎると見苦しくなってきますのでテキトーに行は調節してみてください。

　黄色の部分の23行目から42行目は、先ほどの16行目から18行目の「詳細」をitemタグでひとまとめにして記述していきます。
　具体的には16行目の詳細は23行目から28行目、17行目の詳細は30行目から35行目、18行目の詳細は37行目から42行目です。

　変更するところは、titleタグには「題名」を、descriptionタグには「あらすじ」を(私は面倒くさかったので全部一緒くたにしちゃっていますが・・・)、dc:dateタグには「更新日時」を書きます。もちろんrdf:about=やlinkには対応するURLをイチイチ書かなきゃエラーとなります。なんか面倒くさいンですがへこたれないように。
　ひとつ注意点。dc:dateタグです。2005年12月17日午前0時20分00秒の場合は「2005-12-17T00:20:00+09:00」と特別な書き方をします。Tは24時間表記、+09:00は時差でしょう・・・多分。

　最後に44行目の/rdf:RDFとシメて完成です。お疲れさまでした。

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　「3.」でRSSのファイルを作ったけれど、ちゃんと記述があっているのかな・・・とお悩みの方はValidate an RSS or Atom Feedで確認してみてください。
　文法上の間違いがあると上の図のように「Sorry」と、全てあっていると下の図のように「Congratulations!」と出ます。Safariは「Sorry」でもある程度表示されますが、Firefoxでは「Congratulations!」にならないと表示されませんので頑張ってみてください。
　まぁ、あらすじ等の内容まではこのプログラムでは確認出来ませんので、結局最終的なテストは「人間様がやる」ことになりますが・・・。

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　まぁ、それにしても、RSSのファイルを作るのって手動だと「面倒くさいの一言に尽きる」と思うのは私だけでしょうか・・・。いくら暇人のわたしでもさすがに疲れてきて「二度とやらんぞ」と感想を述べつつ。