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アイデアリズム idealism daydream

被害者は反故される刑事裁判 その2

その1から

 仕事が終わった後(私の現在の仕事は朝が早いのでその分終わりも早い)、早速、検察庁のT林さんへ電話をかけました。

略式命令請求という処分になっています」
「"りゃくしきめいれいせいきゅう"?」
「要するに罰金の請求です」
「それでどうなったのですか?」
「これ以上の事はM田(副検事で私の担当)とお話しください」

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2008年08月20日

 仕事の休憩中、再び検察庁へ電話をかけました。今回はスムーズにM田さんへとつながりました。

「先日T林と色々とやり取りされていたようですが・・・」
「それよりも結局事件はどうなったのですか?」
「平成19年(2007年)11月01日に簡易裁判所へ略式命令請求を出しまして、平成19年11月16日に判決が確定しています」
「もう既に・・・」
「そうです。確定しています」

 おいおい、去年の事じゃん・・・被害者の私には何の連絡も無く、私が今回このようにアクションを起こさなければ永久に知る由もなく・・・何か間違っている気がする・・・。

・っつーか、連絡ぐらいしろよ
・アンタにとって私は紙切れでしか無いかも知れないが、私は"自身は生身の人間で心を持っている"と思っている
・実質的に捜査をしたのは労基署私人である私自身でありアンタではない
・捜査は私人の私にとって制約があまりにも多く、かなりの苦痛を伴ったものだった

 などなど怒り心頭でしたが、そもそも怒りをぶつける相手は被告人O氏であり、この人(M田さん)に八つ当たりしてもしようがない・・・と必死に自分自身をセーブしつつ。

「それでどうなったのですか?」
「略式命令で罰金20万円が確定し、平成20年(2008年)03月26日に収納されています」
「要するに被告人は罰金を支払った・・・と」
「そうです」
「そうですか。それでいつ私の手元に判決が届くのですか?」
「届きません。刑が確定し罰金を支払ったのでこの事件は終わったのです」
「なんですか、それは!!」
「申し訳ないのですが、刑が確定した時点でこの事件は私の手から離れてしまったのです」

勝手に終わらして手放すなよ・・・

「ただ、判決は○○さん(私の名前)は当事者・被害者ということもあり閲覧できます」

なんじゃそれは・・・民事訴訟の場合はちゃんと届けられたぞ、判決が

 話によると刑事訴訟の判決を閲覧する場合、身分証明と印鑑と150円の収入印紙(100円+50円)がいるそうです。しかも、何枚か書類(申請書)を書いて検察庁の許可をとらなければいけないそうです。

あのー、当事者は結局蚊帳の外ですか

 なんだか反故されたような気持ちになりました。

その3

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