アイデアリズム idealism daydream

刑事・鳴沢了 「東京テロ史上最悪の24時間」 2010年05月29日 05月30日

2010年05月29日

 久々にテレビドラマを観てみたのです。題して「刑事・鳴沢了 "東京テロ史上最悪の24時間"」。原作は堂場瞬一で、刑事・鳴沢了シリーズの中の「讐雨」をテレビドラマ化したもの。
 原作を読んでいないので何とも言えないのですが、

うーん、これ、どうなんだろう・・・

 そんな感じで。キャストはともかく、演出とか展開が「結構ガチャガチャしている」「アメリカかどっかのTVドラマみたいなのを日本で低予算でやっててチャチに見える」的なものを感じました。
 こういうのはどちらかと言うと「アニメでやった方が良い」かなぁと思いました。

 ただ、1つだけ私の琴線に触れたのは、冒頭に連続殺人犯が逮捕され連行される時に被害者の一人が犯人に詰め寄り、警官に取り押さえられてしまうシーン。鳴沢刑事の上司の刑事が、

よく見ておけ! これが被害者なんだ! 理屈じゃねぇンだよ!

 と皆に言い放ったところです。

 皆さんはどうなのか分からないのですが、私は過去に何度か犯罪被害や生命の危機に遭っているので「他人事ではない」「作り話ではない」んです。
 今でも毎日のように悪夢やらフラッシュバックになったりして、悩まされています。ニュースもなるべく見ないようにしています。胸に突き刺さるからです。

 「時は過去を美化し洗い流してくれる」みたいなメルヘンチックな事は現実じゃないと思います。それこそ、

理屈じゃ無い

 と。私はいつになったら、これらを乗り越えられる日が来るのでしょうか。何年経ったら「心底笑える日が来る」のでしょうか。
 努力して物理的に笑う事は出来ますが、心の中ではそうじゃ無いのです。
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