●日時 2006年9月6日 18:00～20:00
●場所 マナハウス4階
●東海ランド株式会社 について詳細は こちら
●参加者 学生１３名、社会人２名
●栗林 由幸 氏 プロフィール
愛知県名古屋市生まれ。神奈川大学経済学部出身。
大学卒業後、商業施設の企画会社に就職。
平成8年、東海ランドに入社。
平成16年代表取締役に就任、現在に至る。
------------------------------------------------------------
◆どんな学生時代でしたか？
ずーっと遊んでいましたね。
ありとあらゆるバイトもしました。
やっていないアルバイトを言えって言われると難しいくらい（笑）
学生時代は伝説の男と呼ばれていましたねー。
単位がギリギリなのに、なぜか進級、卒業したって。。。
◆なぜ商業施設の企画会社に入社しようと思ったんですか？
まず、飲食店が好きだったんですよ。
くらーい喫茶店が特に好きで（笑）
それであるとき気づいたんです、
同じデザイナーが作った店が好きだと。
そのときですね、「ああ、こういう仕事がしたい」と思ったのは。
それで調べてみると店を企画した会社が同じ会社だったんです。
で、その会社に入社したいと思いましたね。
とんでもない。
カッコイイ～飲食店がやりたかったのに（笑）。
まったく違う仕事を３年間くらいやらされましたね。
いわゆる現場ですよ、現場。
塗装したり電気つけたり、現場の仕事を手伝いながらの現場監督が、入社してすぐの仕事です。
今考えれば、どうやって店が出来上がっていくのかを知らずして、
企画はできないんですね。
現場をやっていたことで、どうすればお客さんが喜ぶかが、だんだん分かってくる。
だからとても貴重な経験だったんです。
しかし当時は「何でこんな仕事！」って思っていましたよ。
いつも「やめてやるーっ」って思っていました。
で、ある時、更地を渡されて店を企画しろと言われました。
あんなにやりたかった企画なのに、どうしたらいいかわからない。
こういう時、先輩が何をしていたかを見ていたやつというのは、スタートダッシュが効くんです。
僕はダメでしたね（笑）
そうこうするうちに横浜に事業所を開設することになり、
29歳でそこの責任者として行くことになりました。
横浜のランドマークタワーの仕事です。
あそこに商業施設を作ろうということになったんです。
この仕事で、非常に多くの人に出会いました。
もともと自分の親父のやっていた会社を継ぐ気はなかったんです。
東海ランドは、創業当時、デパートの屋上にある遊園地の遊具の会社だったんですが、そのうち遊園地全体を管理するようになりました。
そして時代とともに、屋上から室内へと場所が変わっていきます。
業績はとても良かったですよ。
ただ、親父も年をとってきてたために、銀行が後継者を決めない限り融資をストップするといってきたんです。それで会社の役員が説得しに来ました。
一年悩みました。
ちょうどその頃、自分のしていた店舗の企画の仕事もノッていたときでしたし、次のステップに行こうとしていた時期でもありましたし、本当に悩みました。
こういうとき、人間は哲学的なことを考えるんですね。
「俺はどうして存在しているのか」
と考え始めるんです。考え抜いた挙句、東海ランドを助けようと。
まずは自分がいなくて金が借りられる会社にしよう、
そしてそのあと好きなことをすればいいじゃないか。
そう思うようになったんです。
インプレ事業ですね。インドアプレイグラウンド。室内公園です。
現在、インプレの占める割合は２０～３０％です。
これを６０～７０％にもって行きたいですですね。
少子化が問題になっていますが、いずれ止まると思います。
フランスもオランダもそうだったように、日本も今、いろいろな施策を打っていますからね。
われわれのターゲットとなるのは０歳から８歳のキッズです。
８歳というか、１２０ｃｍ以下のキッズといった方がいいですね。
現在の「キッズスマイルパーク」を中心に、いろいろな事業の可能性があるんです。
そういう事業を考え、会社としてやっていくことができる人材の確保が課題であり、現在力を入れているところです。
つまり、起業家の採用です。
この先、今採用している起業家な人財の中から次の東海ランドの社長も誕生すると思いますよ。
-----------------------------------------------
栗林社長、ありがとうございました。
栗林様とご参加いただきました
東海ランド人事責任者 中尾様から塾へのご感想を
いただきました。
人事担当になり1年半、たくさんの学生さんとお会いする機会
がありましたが、たった2時間あまりの時間でも十分に感じた
事がありました。 「変な学生達・・・只者ではないな・・」
大半がまだ1・２年生の大学生とは素直に思えませんでした。
起業を目指す志が彼等をそうしたのか、しっかり勉強してきた
結果なのか、それとも生活環境なのか。
２０歳まででもこれだけの差が付いてしまうのかと思いながら
見学させて頂いていました。
彼等のような人材を東海ランドは採用したいのでとても勉強に
なりました。
起業家育成塾の皆様、ありがとうございました。
栗林社長、そして中尾様、貴重なお時間を頂き本当にありがとう
ございました。
社長が学生の質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださった姿が
とても印象的でした。
私は就職活動で様々の企業を見てきましたが、ここまで子供の「笑顔」
にこだわった企業はめずらしいと思いました。
どうしても子供というと「教育」の発想の方が頭に浮かびやすいですよね。
それでは遊ぶ場所が限られた中であまりにも子供は可哀想で、
これからの「キッズスマイル」事業の可能性に共感しました。
また、そういった志のある社長ですが、意外と学生時代は
（失礼ながら、）今の学生と大差はなかったという点に親近感が
わきました。
お話を通じて私たち学生にエールや希望をいただいたので、私たちも
その期待に応えられるようがんばっていきたいと思います。
ありがとうございました。
起業家育成塾代表 伊藤 寛子
ございました。
社長が学生の質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださった姿が
とても印象的でした。
私は就職活動で様々の企業を見てきましたが、ここまで子供の「笑顔」
にこだわった企業はめずらしいと思いました。
どうしても子供というと「教育」の発想の方が頭に浮かびやすいですよね。
それでは遊ぶ場所が限られた中であまりにも子供は可哀想で、
これからの「キッズスマイル」事業の可能性に共感しました。
また、そういった志のある社長ですが、意外と学生時代は
（失礼ながら、）今の学生と大差はなかったという点に親近感が
わきました。
お話を通じて私たち学生にエールや希望をいただいたので、私たちも
その期待に応えられるようがんばっていきたいと思います。
ありがとうございました。
栗林社長は学生の質問の意図をつかみ、学生が今聞きたいことを明確に答えてくれました。学生はみな満足していました。
時間を割いてわざわざ来ていただくだけでなく、質問にも答えていただいて、本当にありがとうございました。
とても充実した時間を過ごせたことを、心より感謝いたします。
本当に興味深いお話で、時間が経つのもあっという間でした。
私たちの質問に対しても丁寧にお答えくださり、大変感謝しております。
“変な学生達”というのが、我々にとっては最大の褒め言葉のように思えます。
“学生なりの” “学生だからこそ”という始点から、新たなものを発信していけるよう頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
お話の中で、学生のために沢山のお気遣いをしていただき、とても聞きやすく、すてきな時間を過ごすことが出来ました。
私たち学生はまだ子供もいませんし、中々インプレで遊んだりしている子供達の“笑顔”を見る機会はありません。
しかし今回、栗林社長、中尾様に来ていただきお話が聞けたことによって、その子供達の笑顔、また東海ランド株式会社で働いていらっしゃる社員の方の姿にもとても興味を持ちました。
私も今後社会人になるにあたって、社長のように人の役に立つような、人の笑顔がたくさん見られるような仕事がしたいと強く思いました。
ありがとうございました。
今回のお話しで、社長の若いころは「どんな動きをしていたのか」
「どんなことを考えていたのか」を知ることができ
将来を起業することを目指している僕にとってはとても参考になりました。
そして自分が子供と縁がなかったので、今回お子様を対象にしたビジネスに触れたことで自分の考えられるビジネスプランの範囲が広がったことが大きな収穫でした。
この得た知識と起業家育成塾の強みや経験、知恵をふりしぼり、東海ランド様のお役に立てるようなことをぜひ提案したいと思います。
その提案した内容があまかったり、納得がいかないところはどんどんおっしゃってくださいね！
何度でもつめますので！
それでは、今回は貴重なお話しをしていただき本当にありがとうございました。
今度とも起業家育成塾をよろしくお願いします！
私は、高校三年間、保育科で保育について学んでいました。
そのため、保育実習やボランティアなどでこれまで子どもと接する機会はたくさんありました。直接子どもと触れ合って、子どもの笑顔をたくさん見て来ました。
しかし、今回東海ランド様と出逢い、栗林社長のお話を聞いて、子ども達の笑顔についてもう一度考えることが出来ました。
子どもの遊びのサポートや、子どもが自然と笑顔になるような場所作りなど、子どもの笑顔のために大切なことは思っていた以上にたくさんありました。
子どもを笑顔にするのは、直接子どもと触れ合うだけではないということ、そのために頑張っている人も保育士だけではないことを当たり前のことですが、改めて感じました。
本当に素晴らしいですね。
子どもを虐待する人が増えてきている中で、子どもの笑顔のために頑張っている人もたくさんいるのですね。
それから、栗林社長と中尾様の笑顔や、お二人のやりとりを見ていたらすごく幸せな気持ちになりました。
会社全体がその様な雰囲気なのでしょうか？
きっとそうなのだと思います。すごく素敵ですね。
そんな東海ランド様が作り出す場所やものだからこそ、子ども達は楽しく安全に今日も遊ぶことが出来ているのだと思います。
私も出来るなら東海ランド様のような会社で働きたいと思いました。
長くなってしまって申し訳ございません。
最後まで読んでいただけて光栄です。
先日は貴重なお話を本当にありがとうございました。
東海ランド様のインプレ事業にはとても感動しました。
自分のような小学生のとき公園でいつも遊んでいた人間にとっては、現在のように公園で安全に遊べなくなるということは考えられません。
もし現在自分が小学生なら、インプレはなくてはならない遊び場になっていると思います。
子供の笑顔を見たい、という考え方は、人のためになることをすることで、自分に充実感が生まれるという考え方を改めて感じさせていただきました。
栗林社長のお話を聞かせて頂き、自分の事業、仕事に対する考え方が変わりました。
先日は本当にありがとうございました。
私は、先日の企画会議には出席できなかったのですが、上記の栗林社長のお話の様子や、みんなのコメントを見ていると、本当にいい会だったのだなと、伝わります。
その場にいなかったことが残念です。
様々な転機を体験してこられた栗林社長の話は、私たち学生にとって、これからのヒントとなり、体中にしみ込んできます。
13日は栗林社長にとって、実りある時間でありますようにアイデアをどんどん出していきますね。
先日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
栗林社長の話を聞き共感できるところが多々あり、その一つに「周りみんながイキイキできる環境づくり」です。私は「真の喜びはここにある」と思っているので、耳を大きくして話を聞かさせて頂きました。
私は今年から就職活動を始めるので中尾様の働き振りを参考させて頂きました。私もやりがいのある職種を見つけイキイキやろうと再確認させて頂きました。
御社の「若い人を前面に出していく社風」やりがいを感じると思いました。
栗林社長のおっしゃっていた「男はデカイ夢は描けるが、目先のことができない」 たいへん納得して、思わず首を大きく振っていました。
目先のことも踏まえ実践を通して成長していこうと思います。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ました。本当にありがとうございました。
社長のお話を聞かせていただいたときに、
「なんて優しい方なんだ」と思いました。
子供の笑顔を見たい、とても素敵な言葉だと思います。
ビジネスでもどんな活動でも人との関わり合いの中で
大切なものがあると思います。
栗林社長のお話は私たちに言葉を超えた感動的な思いを
届けてくださいました。
また、中尾様から聞かせていただいた現場で
必要とされている人事関係のお話はとても
参考になりました。今度、塾が何かお力に
なれるように頑張ります。
素晴らしい時間をありがとうございました。