県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

河内町モンサント農場を見学。遺伝子組み換え技術は安全なのか?

2014-09-02 14:12:15 | 県南農民組合
8月28日(木)河内町にあるモンサント社の遺伝子組換え(GM)作物の圃場見学会に東京の新婦人の方々と20名ほどで参加しました。

はじめに広報部の担当者からモンサント社の紹介やGM作物の利用状況、GM技術等について1時間ほどの説明を受けました。日本は毎年、米生産量の2倍以上(約1600万トン)のGM作物を利用し、コーンスターチや家畜のエサ、食用油、衣類などの原料にしています。
その後、隔離圃場(青いネットで囲まれているだけ)へと移動。大豆(品種:エンレイ)の除草剤(ラウンドアップ)の耐性を導入したGM大豆とNON-GMO大豆、害虫抵抗性トウモロコシ(デントコーン)とNON-GMOトウモロコシが対比され栽培されていました。


除草剤耐性大豆①。除草剤使用せず。草が生え放題。


除草剤耐性大豆② 除草剤「ラウンドアップ」使用。草が全く生えていない。


同じ大豆畑で除草剤まをくかまかないかでこれだけの差が出る。


除草剤非耐性大豆エンレイ。ラウンドアップ使用して枯れてしまう。


害虫抵抗性トウモロコシ。虫の食害はない。


その隣には非遺伝子組み換えトウモロコシ。食害跡が目立つ。

モンサント社の見学会に参加してみて、日頃より安全・安心を心がけて手間暇かけて農業をされる生産者の方々に感謝の気持ちが生まれました。また、GM食品の表示の問題や食料自給率を上げる運動を広げていかなければならないと感じました。


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