県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

3・30国会行動!TPP批准許すな!

2016-03-31 18:20:16 | 県南農民組合
 3月30日(水)国会周辺において、農民連も構成団体の一つとなっている「TPP批准阻止アクション実行委員会」が主催して国会前の座り込み、議員要請、決起集会、国会請願キャンドルデモを行いました。全国から700名を超える参加者が集まり、茨城農民連からも30名ほどが集いました。

 
 座り込み行動の前に、TPP特別委員の国会議員に批准阻止の申し入れ行動。衆議院議員宿舎にて茨城選出自民党議員や公明党所属議員に要請書を届け、懇談しました。ひとまず秘書が話を聞くだけの対応に憤りを覚えました。

 
 
 議員会会館前において、座り込み行動。各団体からの決意表明や野党国会議員の皆さんの必死の訴えが繰り返されました。

 
   
 夕方から憲政記念館において決起集会が行われました。民進党、共産党、社民党、生活の党など多くの国会議員が駆けつけてTPP批准阻止のための決意を訴えていました。医療関係、生協関係、遺伝子組み換えキャンペーン、ママの会など団体個人からも訴え。農民連白石会長も農業分野からの問題点を改めて発言し「国会決議と公約違反して農業つぶしをする安倍内閣の暴走を止めよう」と訴えました。

 
 
 決起集会の後は国会周辺をキャンドルデモ更新。ママデモの声やドラム隊のリズムに合わせて「命を壊すTPPはいらない!」「食の安全壊すTPPはいらない!」と声を上げて行進。国会前では共産党社民党の議員が要請にこたえてくれました。


 夜ライトアップされた国会議事堂。我々の「TPP批准するな!」の声が届いていることでしょう。

阿見産直センター第14回通常総会が開かれました!

2016-03-28 16:50:59 | 阿見センター

 3月26日(土)午後1時半より阿見町本郷ふれあいセンターにおいて通常総会を行いました。組合員総数:43名のうち18名が出席し、13名から委任状の提出がありました。


 第一部の特別講演は、茨城ふるさと産直ネットワーク事務局長奥貫定男氏から「新たな生協産直と今後の農業を考える」でお話をいただきました。質疑応答では、「主食よりも菓子の支出が多い現状に驚いた」「家族経営の農家が減少している。世界的な視点では家族経営がまだ主流だと思うが、高齢者の雇用も必要ではないか」「担い手不足は話題にはなるが、いない・いないというよりは産直や直売所などの多様な受け皿が広がることが重要だと思う」「私は新規就農10年目になり、生協への卸販売が自分の経営の柱になってきた。昨年から生協向けのにんじんの品種統一栽培に挑戦しているが、このような新たな取り組みが今後のセンターと生産者を支えるようになると思う」などの意見がありました。

 続いて第二部の総会に移り、今年度の事業と決算報告では、原発事故の影響で低迷していた売上高が5年を経て事故前のレベルに回復したことが報告されました。事業の柱である直売所での販売が110%と大きく前進したことが要因です。産直野菜ボックスは予想通り92%と若干の低迷を続けています。それを補う形で生協・学校給食への卸販売が128%増加しました。その結果全体では昨年実績対比110%の伸長となりました。

 また次年度の計画と予算案では、全体で販売高前年比104%伸長の予算が承認されました。この中には直売所の混雑緩和のためのレジの増設、売り場パート職員の休日稼働増などの改善策が盛り込まれています。質疑応答では出資金の一部返還ができるように定款を改正してほしいとの要望が出ました。創設以来の減資のできない定款を今年度中に改正できるよう前向きに検討をいたします。事務局体制ついては荻島事務局長兼常務理事が常務理事職務に専念することになり、これまで卸販売を担当してきた田中が新事務局長への就任が承認されました。

 今総会のサブタイトルである「組合員の協同と職員の創造性を武器に新時代に挑む」ということが、私たちの使命であると実感する総会となりました。今後とも皆様のご協力・ご指導をよろしくお願い申し上げます。
【阿見産直センター 事務局長 田中宣之】


3・11重税反対全国統一行動。400人を超える人が声を上げデモ行進!

2016-03-14 13:00:20 | 県南農民組合

 今年で47回目をむかえる「重税反対全国統一行動」が3月11日(金)全国約550カ所で実施され、県南地域では民商とあわせて龍ヶ崎160名(組合80名)と土浦280名(組合190名)で開催されました。この行動は1970年に始まり平和で安心して働き生きることを願う団体、個人が重税反対の一点で団結し「納税者の権利を守れ」「庶民の生活費に課税するな」「税金の使い方をただせ」と訴えながら自分の手で確定申告を提出する全国統一行動です。

 
龍ヶ崎会場では、県南農民組合渋谷組合長が「一昨年の4月、消費税を5%から8%に引き上げてから個人消費はずっと落ち込んだまま、その一方で大企業などは過去最高の利益を上げている、そして来年4月からさらに消費税を引き上げ、同時に法人税は引き下げるという、こういう無茶苦茶なことをやろうとしているのが今の安倍政権。今日こうして統一行動が行われていることの重要性を強く感じる。かつての農民一揆は、年貢や夫役の軽減を求めて命がけの闘いが行われ、当時の農民闘争はごく限られた地域限定の闘いであったために組織化された権力には太刀打ちできず、ことごとく鎮圧され、敗北の連続でしたが、今では全国の人達と統一した運動をするまでに発展しました。大企業優遇、庶民泣かせの税制をあらためさせ、軍事費を減らして、福祉・社会保障の充実を実現させようではありませんか。ともに頑張りましょう。」と訴えました。

 
 土浦会場では、土浦民商高橋会長が全国統一メッセージを読み上げ、「いのち・暮らし、平和を守るため、戦争法を廃止し、消費税増税中止、重税反対民主的税制、税務行政の実現へ全国民が声をあげよう!」と挨拶しました。集会後には、街中を横断幕やプラカードなどでアピールし税務署までデモ行進を行いました。

【案内】フクシマを忘れない!3・11取手駅前行動

2016-03-01 11:59:40 | 県南農民組合

あの福島原発事故からまもなく5年。収束の見通しも立っていない。避難者は10万人超。それでも川内、高浜と再稼働させた政府と電力会社。なぜ?どうして?取手では一昨年5月から駅前「金曜行動」を毎日行い、この春4月15日で100回目を迎えます。チェルノブイリ原発事故から28年経過、いまだに放射能の影響が子どもたちに・・・。あらためて原発ゼロについて確認しあいませんか?

【日時】3月11日(金) 18時~19時
【場所】取手駅東口前広場
【内容】・メッセージ
    ・リレートーク
    ・音楽(アコーディオン、ギター・みんなで歌おう)

どなたでも参加OK!!

【主催】暮らしと平和を守るネットワーク取手・金曜行動委員会】