県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

農政現状を知らなかったではすまない。多くの人に知らせよう!~農民のつどいを開催!~

2015-02-27 15:57:33 | 県南農民組合

2月25日(水)午後つくばみらい市Oさん宅にて、茨城県連村田書記長を講師に農政学習会を開催しました。3haの米農家のIさんが「以前まで17ha耕作していたが、米価下がって大変で3haに減らした。しかし、昨年の米価暴落は70万円も減収してしまった。多くの農家は「困った」と言っているが、何をどうすればいいのかわからないといっている。又、政府は農協改革と言っているが、農協はどうなっちゃうのか?」など質問が会員Oさんに寄せられ、農民連からの話を聞こうと自宅に地域の農家9人ほどが集まりました。
村田書記長から、今の政府がすすめようとする「農政改革」「米価暴落」「TPP」等資料と一緒にわかりやすく解説。そして農民連が多くの人たちと『農業と食料を守る』ために全国の仲間と頑張っていることも話ししました。
 話を聞いたIさんはさっそく翌日には近所の農家を訪ね、「今の農政を知らないではすまない。農家が怒らないといけない」と聞いた話を熱く語っています。さらに多くの人に知らせなくてはと今度は集会所を借りてチラシで知らせ「集い」をしようとOさんと話し合っています。

米屋さんとの商談会に参加!茨城県南の無農薬米を紹介しました!

2015-02-24 10:01:47 | 県南筑波農産センター

 2月22日(日)東京都墨田区にて米産地と都内米屋の商談会に参加しました。お米マイスターとして登録している都内の米屋約200件が今回学習商談会として毎年開催しているもので、農民連ふるさとネットからはお湯を注いで20分で食べられる備蓄にそなえたアルファ米、大阪いっちゃんうまい米コンテスト入賞した長野県栄村のコシヒカリなどを紹介。当産地からは無農薬コシヒカリの資料と玄米サンプルおよび白米の試食を行い、訪れる米屋に試食させながら無農薬栽培の特徴、取り組み、品質などを説明しました。
 毎年参加していると、お取引させていただいているお米マイスターのお米屋さんとも多く挨拶を交わすことができて、とても意義のある商談会となりました。 今後とも生産者の栽培カルテや放射能分析値を示し、品質や安全性をさらに訴えて販路拡大に努めていきたいです。
 

美味しい野菜は土づくりから~EMボカシ肥料を共同作業でつくりました

2015-02-17 15:12:50 | 阿見センター

2月3日EM菌ボカシ肥を生産者共同で作りました。毎年作っているのですが、今年は10kg入りで170袋程作りました。EM菌、糖蜜、骨ペレ、籾殻、米ぬかを混ぜて作ります。数ヶ月袋の中で発酵させた後、畑にまいたり、堆肥の熟成を助けるのに混ぜて使ったりしています。
それ自体も有用な有機物を含んでいるのですが、土を良くしてくれる効果があるそうです。

前進するための組織づくりを目指そう!~県南農民組合第28回定期総会が開かれる!

2015-02-06 19:42:21 | 県南農民組合
 2月6日(金)龍ヶ崎市馴柴公民館にて第28回県南農民組合定期総会が行われ、約40名の会員が集まりました。
挨拶した渋谷組合長は「農業情勢が厳しくなる中、個々の農家が力を合わせて乗り切ることが大切。そのためにも農民組合が営農を支える役割を担っていかないと。」と語りました。
 
 来賓として昨年12月茨城県議会選挙で取手選挙区から県議会議員になった上野高志氏、同じく衆議院選挙で活躍した小林恭子氏、肥料でお世話になっている柏屋肥料の市毛氏がそれぞれ挨拶、そして県連の村田書記長からはTPP交渉の最新の情勢を解説しました。
 議案提案では事務局長の山口からこの1年間の活動を振り返り、安倍政権が進めるTPP交渉参加の動き、家族経営を締め出す「攻めの農政改革」の中身など情勢報告。そして昨年1年間の集会参加での取り組みや国会要請行動、さらには地域での宣伝行動や軽トラデモ、自治体訪問対話など活動報告を行いました。
今年は地域で取り組む活動を報告してもらおうと討論に時間をかけました。
 
★直売所事業での地域づくりと展望について(阿見町 荻島光明)
★地域で取り組む農業法人の取り組み(河内町 小更孝史)
★生産費を抑えた米づくりの実践(阿見町 細田正幸)
★農民連が目指す農民運動について(稲敷市 岡野忠)
それぞれ資料に基づき15分ほど報告。参加者は地元の役員が取り組んでいる内容を聞きながら今後の参考にしていました。


総会の最後には選挙が行われ、再び渋谷組合長が選出されました。今年も要求にこたえて前進する組織づくりをめざして学びあい力を合わせようと活動方針を示し、積極的に会員読者を誘う仲間づくりを提案し、参加者からは全会一致で採択されました。


TPP反対行動の写真が本に掲載されました!

2015-02-03 18:12:23 | 県南農民組合

 岩崎書店から今月発行された「和の食文化~長く伝えよう!世界に広めよう 1郷土料理に見る日本人の知恵」の中で、『日本の食料問題とTPP』というページに県南農民組合のHPにも紹介している農水省前行動での写真が掲載されました。


 この本は子供向けとあって絵や写真を多く載せてとてもわかりやすく解説されており、食料問題TPPのことだけではなく、郷土料理のひみつ、食品の安全安心について、地産地消について等、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を理解するにはとてもいい本だと思います。