イベント名にふさわしい好天気青空に恵まれた11/21日(日)、あみ・自然再生ネットワーク主催「第5回あみ・大好き青空市」が今年も大盛況で行われました。
私たちの「あみ・ネット」(略称)は、阿見町で活動する里山保全団体や農業団体、それに茨城大学農学部等5団体と、趣旨に賛同する町民個人会員で構成。
「地産地消活動で地域の元気な農業をつくる。そして農がある豊かな阿見町を目指す」ことを目的として、「自然環境・農業・暮らし」の3つの柱をテーマに、勉強会、講師を招いての講演会やシンポジュウム等、必要な活動を行っております。
そうした諸活動の中で地産地消推進の象徴的なイベントとして、年に1回行っているのが「あみ・大好き青空市」です。
私たちの「阿見町型青空市」は、いくつかの特徴があります。
その一つ目は 農水産物とその加工品に限定せず、広く一般町民に呼びかけ民芸品、工芸品など、様々な町民手づくりの物品出店の場であり、二つ目は、趣旨に沿った諸団体の活動の展示報告の場、三つ目は売ることだけでなく、売り手と買い手とのコミニ―ケイーションをつくる場としていることです。
今年は特に体験コーナー(わら細工・しめ縄、竹細工による子供の遊び道具、凧作り、どんぐりの実遊び、里山リース作り教室等)が増え充実しました。この体験コーナーは子供だけでなく大人にも大好評でした。
「あみ・ネット」の中で阿見産直センターは事務局団体として活動しておりますが、阿見町の農業を元気にすることがこの「あみ・青空市」の目的なので、町内の各種農業団体、農協や、阿見町農業後継者の会、他産直組織に呼び掛け出店参加を広げてきました。
加えて行政機関、阿見町農業振興課、農業委員会、今年から商工観光課の出店も得、今年の出店店舗総数は37店となりました。
運営をする為の会場やテント、テーブル、椅子等の備品については、立ち上げ当初から後援団体になっていただいている阿見町と茨城大学農学部に無料借用しております。
運営費は、テント面積割や売上額の7%、また町内の会社・企業等の協賛金で賄っております。
活動の展示や体験型等非営利の出店については無料としています。
ここに来ると、阿見町行政や町商工会が行っているイベントとは、内容も雰囲気も違う特別な時間と空間、趣を感じます。また来年も楽しみにしております。と笑顔で声をかけて頂きました。
年々リピーターも増え参加者約2.500人に、阿見型地産地消推進イベントとしてすっかり定着しました。
(阿見産直センター事務局長 荻島光明)