県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

野良便り 2019.11.1

2019-10-31 15:19:22 | 野良便り

農を知る 孫の世代に 夢托す

 やっとやっと晴れマークが続く天気予報になりました。ホッとしています。台風が去りやれやれと思ったら、29日に弱い雨ながら一日中降り、畑はすぐにまた水浸し。晴れて温度が上昇したら、水に浸っていたホウレン草が黄色くなって収穫出来なくなってしまいました。天気が回復しても、作物が正常になるのには日にちがかかりそうです。何とか持ちこたえてくれるといいのですが…。

 つくば市内の高校1年生が、大地のめぐみの生産者宅に農業体験にやってきました。我家には2組分13名が割り当てられ、さて、何をやってもらおうか…と考えましたが、夏作のナスの片付けを実施。9月の台風でメチャメチャになったナスは、大きな実がぶら下がっているものの葉もなく枯木状態。支柱を抜き取り、木を抜くこと1時間。途中、きれいな毛虫を見つけて盛り上がり、あっさりと終わらせてくれ本当に助かりました。「二人だけでこんな作業をやっているんですか?」と聞かれ、毎日の仕事だからと答えましたが、人の力はすごい。午後からは質問攻め。楽しい時間を過ごしました。

生産者 飯野 靖子

(写真はサツマイモ農家中島圃場の生徒たち)