県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

阿見産直まつり開催のお知らせ

2008-10-24 17:56:45 | 阿見センター
 阿見産直センターは、消費者組織(新婦人)と農民組織(農民連)がともに力を合わせ消費者家族の健康と日本の農業を守ることを目標に運動をスタートしたのが原点ですが、現在では「地産地消」を掲げ直売所販売も大きな売り上げを占めるようになりました。
そういう中で、日頃当センターをご利用・ご愛顧いただいている地元のお客様に対する「感謝祭」として感謝の気持ちを伝え、阿見産直センターを知ってもらうイベントとして今年で20年目を迎える産直祭りを下記の日程にて開催いたします。
 生産者が丹精こめて作った安全新鮮な野菜他、模擬店や毎年好評な元気汁の提供、抽選、町福祉関係へのチャリティバザーなども予定しています。ぜひお近くの方はお立ち寄りください!

日時 2008年11月1日(土) 
    午前10時から午後2時まで

場所 阿見産直センター

大学生が農業体験!~食卓にのぼる野菜の裏側に農家の苦労を見た~

2008-10-20 09:53:35 | 県南農民組合
農業体験を希望する人なら誰でもと、一度に五人で1泊2日、慶応大の大学生達を受け入れた。今時の若者がどんな思いを持って農作業をやりにくるのかと興味もあった。仕事は山ほどあったがまずはネギ畑の除草80mを一本ずつ分担、肥料袋を持って始まる。皆始めての体験で腰は痛くなり、暑いしネを上げるか?と思いきや、午後も続けて終わらせたいと意欲十分、昼食は木陰でとったが皆の食欲旺盛なこと、多めに炊いたはずのご飯がカラッポ、みそ汁もおかわり。きれいに食べ尽くしてくれた。就寝前に農業情勢や生産者の思いを話し地元の茨大農学部の学生も加わり賑やかな交流会となった。実際に農業に触れて食卓にのぼる野菜の裏側には農家の人の苦労があるのだと実感した、農作業をやってとても元気をもらった等これからの生き方に多少なりとも影響を与えたのではないだろうか。
(阿見町飯野靖子さんより)

ゆいの会総会&築地市場見学 ~築地移転で食の安心・安全はどうなるの??~

2008-10-15 15:05:34 | 県南農民組合
 10/11(土)恒年になった県女性部の移動総会は、今年は築地市場見学&移転予定地見学でした。5単組の女性部大人と子供で45名が大型バスいっぱいで出発。
午前中はバスの中で総会。飯田会長よりあいさつの後、情勢、活動報告・方針、会計報告・役員(案)が提案されました。
 市場に着いて一同びっくり、縦横無尽に、軽トラや小型運搬車(猛トラと呼ばれてる鉄の固まりの様なもの)が行き交い、少しの油断も許されない緊張感と活気に圧倒されました。1935年開設され卸・中卸小売スーパーまで入っており特に水産は全国の要。世界一の規模。にもかかわらず石原都知事は、オリンピック開催を目玉に大規模開発を進める為9割以上の反対のもかかわらず豊州に市場を移転することをきめました。移転費用(都民や中卸の負担大)はさることながら予定地は東京ガス工場跡地の為ベンゼン、水銀、シアン等環境汚染値の4万3千倍の濃度の汚染土壌。食品を扱う場所として危険きわまりないとの説明に怒り心頭。
研修の後は買い物ツアー。所狭しと並んだ、仲卸の威勢の良い掛け声に足を止め、でもしっかり鮮度と値段を見比べながらサイフの紐は緩みっぱなし。時間が足りなかったのが残念。その後移転予定地をバスから見学し怒り新たに。
早目に終了したので市場外で買い物をし、帰路へのバスで感想を述べながら交流、特上寿司のお昼が良かったとか、一にぎりの市場のトップや都知事の一声で移転が決まる事に怒り等、話はつきませんでした。


広い大地に一面の枝豆が!枝豆交流会やりました!

2008-10-05 15:59:17 | 県南筑波農産センター
10月5日秋晴れの中、河内町の大豆トラスト畑にて毎年恒例の枝豆取り交流会が開催されました。毎年茨城県内はもとより東京から電車や貸切バスで参加する人たちもおり、総勢100名ほどの交流会となりました。
 枝豆取りでは、30aの畑に広がる一面の大豆に、参加者はやる気満々で最初から畑の中まで入り、たくさんの大豆の収穫を楽しんでいました。終了時間を過ぎても持ちきれないくらいの枝豆の土産を抱えている家族もありました。子供たちは枝豆とりに飽きたころから虫取りに走り、大きなミミズやイモムシをみつけては大騒ぎ。コオロギやバッタを捕まえる虫かごも持参する子供たちも目立ってきました(笑)
 交流会では河内町の新米と大豆をミキサーで粉にして作った呉汁を昼食に煮豆に天ぷらと参加者はみな満足顔。食事後は県南農民組合の小林事務局長が国産大豆の必要性を参加者に語り、皆真剣に学習していました。その間に子供たちはやはり大豆原料のきな粉できな粉棒づくりを楽しんでいました。そしてみなさん大豆原料の味噌やしょうゆ、納豆やきな粉といったものをお土産にもってかえり、国産大豆づくしの一日となりました。
 参加した新宿区の女性は「初めて参加した。こんな楽しいことなら毎年参加したい。国産のものはやっぱり美味しい」また、毎年参加している小学生は「学校で大豆の内容の授業があり、味噌や醤油が大豆からできていることをここで教えてもらったからできた」と笑って教えてくれました。
生産者も参加者の嬉しそうな顔をみて頑張る元気が沸いてきたそうで、とても充実した交流会となりました。