県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

収穫の秋!稲刈交流会を開催します!

2009-08-31 10:23:57 | 県南筑波農産センター
 
「顔が見える」産地と消費者の皆さんとの交流も16年目。農家と顔を合わせ、米の話しを通して心の交流する場として今年も稲刈交流会を開催します。5月の「田植え交流会」が降雨で行われなかったぶん、ぜひ子供、孫、家族、友人などお誘いあわせの上お出かけ下さい。農家の手作り料理で、生産者一同お会いできるのを楽しみにお待ちしています。

【開催日】  
2009年9月13日(日) 【雨天中止】
【プログラム】
10:00 県南筑波農産センター事務所集合
(常磐線佐貫駅西口下車、徒歩10分)
10:15 稲刈り →「新川の田んぼ」 
12:00 昼食・交流
13:30 新米景品もあたるクイズ大会!
14:30 解散
【持ち物】
お椀・皿・箸(昼食の容器として)
軍手・タオル・帽子・など
※汚れてもいいような服装で(着替えなども)
【参加費】
大人500円 子ども(小学生以下)無料

米屋さんと産地の交流会(東京会場)が開催されました!

2009-08-25 18:06:47 | 県南筑波農産センター

8月23日文京区民センターにおいて関東地区の米屋さんと産地の意見交流会が開催され、米業界関係者など74名、産地側は北海道から東北、関東、北陸地区など各産地から90名ほどが参加しました。
 産地からは今年の稲の状況を現物を手に報告。作柄は日照不足の影響からやや不良という意見が多く、参加したお米屋さんはそれぞれ産地の出来具合を確認していました。

「米価暴落!このまま秋は迎えられない!」米学習会を開催!

2009-08-19 09:12:30 | 県南筑波農産センター
   
8月18日(火)新川集会所にて「米価暴落!このまま秋は迎えられない!」と題し、講師に茨城農民連産直ネットワークいばらき事務局長の奥貫氏を招き、米価対策の学習会を開催しました。
 奥貫氏はこの間の米価の暴落の原因について資料を基に説明。政府の備蓄ルールが守られていないことから市場価格に歯止めがかからず、大手量販店で10キロ2980円で販売され、農家手取りで9400円になってしまう実情やアメリカ1国のMA米輸入量が茨城県全体の米生産量より上回るという過剰な輸入米について話しました。
 参加した生産者からは「こんな現状で今年の米価はどうなるのか」と質問が相次ぎました。今年の市場米価は天候の影響からなかなか定まらず、ある米卸業者より「勤続30年以上になるがこんな出来秋を迎えるのは初めて」との話を報告。輸入米を規制し、市場流通を引き締めるため政府に働きかける運動をすすめようと語りました。

横浜港・輸入食品実態見学ツアーに参加して

2009-08-17 10:01:18 | 県南農民組合
横浜港の輸入食品の実態見学ツアーに参加しました。
 倉庫は緑色のビニール製ドーム型テントで、木箱や、ダンボール箱にキュウリやナス・ダイコン・野沢菜・なた豆などが入ってそれぞれ積み上げて保管されていました。野菜類は長くて三年保管されるということ。約13%の塩付け状態だとそれぐらい持つのだそうです。塩出しして漂白の後、味付けして漬物などになるのだそうです。2年保管されたものは古漬けに、3年物はたまり付けという具合です。肝心なのは、それらの野菜が、漬物として商品化された場合、原産地はどの国かということ。タイ産のキュウリが漬物になった時点で袋に「原産国 タイ」と表記されていたら良心的で、たいていは、「販売者 **商店」等と記されていて、国産であるかのように表示しているケースが多いのです。長ナスは仙台に送られ、そこで加工されて、いかにも仙台産漬物として売られるのです。案内してくれたのは、税関職員の方でしたが、食品の検査の実態も説明してくれました。食品衛生監視員は全国で340人、31ヶ所の税関で検査(たいていは午前中)している実態で、一人1日22件、検査率は約10%。とても充分な検査体制ではないそうです。 
 このところ、日米FTA(自由貿易協定)の締結あるいは促進などと、新聞に書かれていますが、ますます輸入食品が増えたら、食の安心・安全について、さらに不安になってしまいます。 (記  岡沢清)

米屋さんと産地の交流会(大阪会場)に参加!

2009-08-12 16:56:19 | 県南筑波農産センター

 8月9日大阪市港臨海センターにおいて産地と米屋さんとの意見交流会が開催され、米業界関係者など57名、産地側は北は秋田、南は鹿児島まで17府県から48名、合計105名が参加しました。
 大阪の米屋さんの組合(大米商1045名)を代表として道満理事長が挨拶、「店売りで説明しながら、いい米ならば売れる。美味しいとリピートがくる。その取り組みを大切にしている」と話しました。
その後産地からの作柄報告。各産地とも日照不足の影響から、生育不良が心配される報告が相次ぎ、今後の天候に期待する声が多かった。
 交流会では当産地のこだわり米を資料を手に積極的にアピール。興味を示す米屋さんもたくさんいました。茨城米は関西ではまだまだほとんど流通されていないのが現状。新たな市場開拓をすすめる上でもとても意義のある交流会でした。

8・5米価下落対策要求怒りの中央統一行動に350人!

2009-08-06 15:34:48 | 県南農民組合

8月5日(木)日比谷公園霞門より「米価下落対策要求8・5怒りの中央統一行動 農林水産省包囲パレード」が食健連、農民連主催により開催され、全国各地から350名、茨城からは20名ほどの参加者が集いました。「YES」「NO」と書かれたプレートを各々持ち「米価の下落NO~!」「MA米の廃止YES!」「備蓄米の買い上げYES!」といった活気溢れるアピールが行われました。
すでに、宮崎県、鹿児島県、高知県などで09年産超早場米の流通が始まり、超早場米のJA仮渡価格が前年比1600円安の12400円、高知県が2500円安の11400円となっており、この間の流通段階での下落が、新米の価格暴落に波及しかねない事態にあります。農民連は日本共産党、自民党、民主党に対し政府米の適正備蓄とする水準まで14万tの買い上げを要請し、共産党は「買い入れは当然。農業が続けられる政治を変えるために頑張りましょう」と参加者を激励。自民党は買い入れ次期の先延ばし、民主党は買い入れ拒否の態度をとっていました。
これをうけ全国連笹渡事務局長は「草の根の運動が世論を作り上げてきている。総選挙で米価保障の政治に変えよう」と全体の報告をまとめました。 

直売所説明会を開催!気軽に参加できる産直を!

2009-08-02 13:11:49 | 直売所

 7月31日(金)新川集会所にて第1回目の直売所説明会が開かれました。参加者は何ヶ所もの直売所にだしている専業農家から菜種を栽培し油を作る人、食べる位しか野菜を作っていない人や庭の周りでいろいろつくる家庭菜園の人まで30名ほどの生産者が集まりました。
 市川代表より「自分たちが『自家用』として栽培する野菜でもおすそわけの感覚で持ち込み、消費者も気軽に利用できる直売所にしたい」と説明。系列の阿見産直センター元代表を務めた大塚氏も「阿見センターも最初はスイカ販売のための小さな小屋から始まり、直売用にといろいろ野菜を生産して、いま20品目ほどを栽培している。少量他品目が大切」と話してくれました。
 折込チラシをみてはじめて参加した女性は「私は家庭菜園。少し場違いな会議に参加してしまった感じがしたけど、話を聞いて少しだけでも出荷してみようかな」と語りました。
 地域の生産者と消費者がお互い気軽に利用し、食と農を交流できる産直を目指して今後とも仲間づくりを進めていきます。