県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

それぞれの苗の生育状況を確認しました!~2017田んぼ現地検討会実施

2017-06-19 11:46:53 | 県南筑波農産センター


夏空の6月17日(土)毎年実施している田んぼの現地検討会を開催しました。朝一番に阿見地区をスタートして県南地域5市町地域20圃場ほど会員の田んぼの生育確認にのべ30名ほどの生産者が参加しました。

 

基肥肥料販売でお世話になっている(株)柏屋肥料店市毛社長に今年の生育概況の資料を用意していただき、さらに今年は茨城県で発生してきている「雑草イネ「イネ縞葉枯れ病」についての情報、対策なども詳しく説明していただきました。栽培については今年も多木化学肥料(株)より橘技師を講師にお招きして、現在の葉色の状態からみた肥培管理や水管理などを苗を抜き白根の伸び具合など比較しながら説明していただきました。

それぞれの田んぼごとに「特別栽培生産圃場」の看板を掲げてあり、生産者本人の写真が栽培計画書の参考資料となります。


今年も甘いメロンが収穫されました!~阿見産直センターメロン目揃い会

2017-06-14 17:09:05 | 阿見センター

阿見産直センター直売所での看板商品「阿見グリーンメロン」の出荷が近づき、6/14午後からメロン生産者による目揃い会を実施。今年は天候にも恵まれ品質も上々、収穫されたメロンを切って糖度をはかると17度を超えるものが多く、皆で試食してもとても甘いと好評!今週末から出荷が始まります!


こんな農政だからこそ農民連の出番!学習し仲間に語って運動を広げよう!~役職員学習研修会を開催

2017-06-06 09:15:03 | 県南農民組合

6月5日(月)土浦市内において茨城農民連・産直ネットワークいばらき主催の「役職員学習研修会」が開催され、県内の農民センターや産直組織から30名ほどが集まって学習しました。

 最初は全国農民連副会長、千葉県農民連副会長の小倉毅氏を講師に、情勢の特徴と「農民連行動綱領」について講演していただきました。食料・農業をめぐる情勢と当面のたたかいとして①国連が訴える「家族経営こそがの業の主流である」こと②TPP破たん後の危険な策動③安倍農政改革の猛攻④財界主導のアベノミクス農政⑤食料主権・家族経営を基本にした農政への転換する推進役は農民連であるということを5月に編集されたばかりの「ストップ!日米FTAと安倍農政改革」農民連ブックレットを資料にしながら詳しく解説。小倉氏自身も成田市で13haを耕作する農民であり、その経験に基づいた運動について「生産費を支える政策を政府がつくらないと自立できる農家が育たない。農民連の運動を盛り上げて社会を変えていこう!」と熱く語ってくれました。

 続いてふるさとネットワークいばらき事務局長の奥貫定男氏より役職員の役割などについて講演をいただきました。組織について、役員とは、事務局とは、それぞれの基本姿勢と役割と責任、留意点など組織運営に携わる実務の項目整理について再確認しました。奥貫氏は「役員と事務局は組織運営の車の両輪である。情報を共有し、互いに理解を深め、力を合わせてこそ前に進む。大志をもった取り組みが必要である」と語りました。初めて参加した役員は、「改めて役員の役割が分かってよかった。理事という立場で責任を果たし、事務局任せにせずに、運営に協力できれば。」と感想を語りました。