1/23日付け農業共済新聞に阿見産直センター青年部長筧田貴正さんが掲載されました。
(以下記事より)
「父が楽しそうに農業をしている姿を見ているうちに、私も自然の中で食べ物を作る仕事をやってみたいと思い就農しました」と話す、阿見町阿見の筧田貴正さん(32)は、就農して4年目。阿見産直センターの青年部長を務める等、これからの農業を背負っていく若き農業者だ。
筧田さん方では、祖父が芝を栽培していた。野菜づくりは会社員だった父が55歳で早期退職して始めた。筧田さんも大学卒業後、福島県でメーカーに勤めていた。就農するにあたり妻の梨恵さん(29)は、「まだ若いし就農するには早くないかな」と考えたが、筧田さんの熱心な説得で一緒に就農することになったという。
筧田さんは、現在、妻と両親の4人でネギ25アール、里芋20アール、大根10アール、カブ10アールなど20種類以上の野菜を作付。阿見産直センターを中心に県内5か所の店舗で直接販売をしている。
「多種の野菜をつくるのは、それぞれの野菜に合わせた栽培方法があるので大変手間がかかります」と話す筧田さんだが、昨今の異常気象で災害をうけてもリスクの分散が図れるという。
今後は、「多種少数の野菜から良い品目を選び直販だけでなく、市場にも対応できるように耕作面積を増やしていきたい」と話す。また、「昨年20人で結成した阿見産直センター青年部の部長に就任しているので、強化品目を絞り阿見町の徳さんになるような野菜をつくり、農業を盛り上げていきたい」と話している。