秋晴れの9月10日(日)都内消費者15名ほどが稲刈り体験にやってきました。ほとんどの方は田植えで4か月前に同じ田んぼに苗を植えた人たちで、自分の植えた場所を探しながら、一生懸命に刈り取り作業を行いました。
稲束をしっかりつかんで鎌で引き切る稲刈り作業は、最初はぎこちなく刈っていても、慣れてくればあっという間に刈り取りが進みました。
子どもたちも一生懸命稲刈り作業を行いました。
稲刈りを終えた後はお楽しみの昼食交流会。今年の新米はもちろん、農家のお母ちゃんたちがつくってくれた天ぷら、煮物、サラダなど農家料理のフルコース。冷えた国産麦茶といっしょに食べ始めると皆さん箸が止まらない勢いで食べていました。普段おかわりしない子どもたちも次から次へ食べていて、ある小学生の女の子は「この赤飯は無限に食べられる!」と名言を残しました(笑)
その後は田んぼ主の大林さんから今年の生育状況と生産の思いを語っていただきました。「今年は8月の曇天で収量は少なくなっていて、農家も年々年老いている。元気がなくなってくる中で、このように消費者の皆さんが食べてくれることをみればまだまだ頑張ろうという気持ちになる。これからも美味しいお米づくりに励みたい。」と話しました。
参加された豊島支部の方からFAXにて感想いただきました。「事務所近くの田んぼの稲刈り、虫が苦手な私ですが、青ガエルやカマキリにびくびくしながらなんとかやりました。暑い中、作業をしていると農家の方々のご苦労がしのばれます。この間の悪天候でさぞかしやきもきなさったことでしょう。産地の方々との交流では、皆さんの20種類以上にもなる美味しいお料理をいただきました。他の方々にも食べさせたかったです。現地の皆様、ご多忙の中、本当にありがとうございました。産直に参加する会員をもっと広げるように頑張ります!」