3月30日に本郷ふれあいセンターにて第11回通常総会が開催されました。
第一部では特別講演として茨城県農民連書記長の村田深様をお招きし
「農業・医療・くらし・主権を壊す TPP参加は必ず阻止しよう」と言うテーマで
TPPとは何かということから、農業だけにとどまらない幅広い分野における危険性について詳しい資料をもとにお話を伺いました。
日本農業と農村生活、地方を崩壊し、国民生活に重大な損失を与えるTPPは非常に重大な協定でありなんとしても阻止していかねばならないことであると改めて考えさせられました。
第2部の総会では2012年度の事業報告から会計報告、監査報告が各担当からされた後2013年度事業計画案、会計予算案についての発表がありました。
新年度は引き続き全品目複数の放射能検査の実施、あわせて複数の農薬残留検査を行う事や昨年度からスタートできたGAP(農業生産工程管理)を広げ、総合的な安全管理を推進することで農産物の品質を高めていくこと、一定期間一定数量を継続出荷できる生産体制を組織として推進していくこと等、さらなるステップアップを図る為に、取り組む課題が明確になりました。
TPPをはじめ原発から再生エネルギーへの推進など様々な問題を目の前にしての新たなスタートを迎える今年度。
理事を含め45件の組合農家、職員が今まで以上に一丸となって、安心安全で栄養豊富な魅力ある農産物を供給していく阿見産直センターにするとの気持ちを共有できた総会になりました。
(阿見産直センター 荻島光明)