県南農民組合

多くの国民が安全な国内の農畜産物を求めている。こんな時代だからこそ「作ってこそ農民!」

自分で申告してこそ安心・納得! 税金取り組み始めました!

2009-01-14 11:06:15 | 県南農民組合
年があけ、税金の申告の時期も近づいてきました。先日より会員向けに「確定申告の手引き」の配布を始めました。
確定申告では、実際は赤字なのに「うちは、家族が多いからだいたいでも税金が出ない」と、収支をいい加減にすると、住民税や国保税、介護保険料、保育料など、数万円も差ができ大損することがあります。
税金の申告は「他人任せ」ではなく、自分の責任で行うものです。税金は納税者の行う申告によって決まるのが基本であり、税務署が勝手に決めるものではありません。これは「申告納税制度」(国税通則法16条)といい、自分で記帳し計算することが土台となります。自分で税額を計算してみると税金のあり方、使い道について学べ、不公平税制をただす運動の力になり、申告納税制度を守り、納税者の権利を育てることにつながります。
農民連の記帳ノートを使えば、だれでもかんたんに整理でき、正確な申告ができます。もちろん消費税の計算にも最適です。
税法では、税額は納税者の申告によって確定するのが原則です。私たち農民連は「収入はもらさず、経費はチリ一つ残さず」を合言葉に、安心・納得の集団申告を行っています。収入が300万円以下の農家の多くは、正確に計算すれば赤字の兼業農家です。給与や年金から天引きされる税金が戻ってきます。
今年も3月13日(金)を集団申告日として予定しており、1月下旬から随時各地域にて相談会を予定しています。詳しくはお問い合わせください。